石川知裕氏の結婚を祝す
-有罪判決直後なのに「災い転じて福と為す」。お二人の前途に幸せあれ !-
9月26日およそ有り得ない非常識な判決を受けた陸山会3被告のうち、石川知裕衆院議員(38)のびっくりの朗報が伝えられました。
禁固2年、執行猶予3年の有罪判決を受け控訴を決めた石川氏が、近く結婚することが分かったというものです。
お相手は、日本BS放送(BS11)アナウンサーの阪中香織さん(27)。11歳の年の差婚となりますが、坂中さんは聖心女子大文学部哲学科卒業のお嬢様。父親は投資顧問会社『ソブリンアセットマネジメントジャパン』の阪中彰夫氏。
阪中香織さんは同局唯一の新卒採用のアナウンサーで、報道を中心に仕事をしながら、国会議員が出席する討論番組などでは、出演者の身の回りの世話などAD的な仕事もしていたといいます。
身長は170センチ弱と長身で、上掲写真のとおり知的な美人です。そのためか「石川にはもったいないくらいの美人キャスターだ」などと、永田町では言われているそうです。(ご存知かと思いますので、石川氏の写真は省略)
2人は5月に知り合ったばかりの“スピード婚”だといいます。2日には石川氏が地元の北海道帯広市で支援者に結婚を報告し、3日に同市に婚姻届を提出する予定とのことです。
石川衆院議員本人は、現在小沢・陸山会裁判関係で同氏の連載をしている『日刊ゲンダイ』に以下の告白をしています。
「彼女とは、マスコミ関係者との会合で知り合いました。実は、彼女の父上も東京地検特捜部に引っ張られた経験(注 昨年2月東京地裁で旧証券取締法違反罪で有罪判決)があるそうで、初対面からその話で盛り上がり、意気投合したのです。陸山会事件の裁判で一番つらい時期を支えてくれたのが彼女。当初から、結婚を前提にお付き合いさせいただいています。頃合を見て発表しようと考えていましたが、一部報道で交際が公になるため、これもタイミングかなと思い、月曜日(3日)に入籍することにしました」
思えば石川知裕(以下敬称略)にとって、昨年初頭から陸山会事件が東京地検に捜査され始めてからの1年半余は、石川の半生で最悪の時期だったといえます。事件に何の関係もない女性秘書まで突然しょっぴくような、検察の連日の過酷な取調べの上、同年1月には逮捕され、今回の悪判決につながる起訴となりました。
植草一秀氏は3被告の逮捕時「三勇士」と讃えていましたが、後に録音の存在で明らかになった前近代的な検察の取調べ、各マスコミのバッシング報道、のみならず身内であるはずの民主党内からも攻撃を受ける中、今日までよく耐えてきたものだと思います。
逮捕直前が特に精神的に追いつめられた時期で、「自殺者が出るのはスジがいい証拠」と平生うぶいていた大鶴基成ら検察幹部(当時)すら石川の自殺を懸念し、そのため逮捕を早めたと言われたものでした。(事件のキーマンに自殺されては、本ボシの小沢一郎に行き着くのは不可能になるわけですから。)
しかし石川は逮捕、民主党離党後、どこかで気分が吹っ切れた瞬間があったのではないでしょうか。師の小沢一郎ではないけれど「天命に遊ぶ」。自分には何の疚しいところがない以上、『もうどうにでもなれ』と事態を達観したような。
その精神的余裕が、既に売上げ数万部以上という『悪党 小沢一郎に仕えて』という著書の今年7月の発刊となり、今回の阪中香織さんとの運命的な出会いを呼び込んだとも考えられます。阪中さんは単に美人というだけでなく、父親の一件もあってか芯の強い正義感のある女性だといいます。
小沢・陸山会事件に関して、新聞・テレビがいかに歪曲、偏向報道を続けようと、以前の田中角栄などの時とは訳が違います。何せ今や国民は「ネット」という大きな武器を手に入れたのですから。「いくら何でもあんな判決はないだろう」と、東京地裁の登石郁郎裁判長の判決を疑問視する声が日に日に多くなってきています。それら目覚めた市民は、「これは国民に対する許しがたい冒涜だ」と受け止めているのです。
最高裁事務総局の指令によって検察救済判決を下したつもりが、逆に司法全体の地盤沈下を早める結果となりつつあるのです。
石川知裕議員。師匠の小沢一郎ともども苦難はまだまだ続くはずです。しかし「陰極まれば陽となる」。このたびは得がたい最高の伴侶を得られました。この結婚、国民は祝福こそすれ誰も非難はしませんよ。
この先まだまだ厳しい展開が予想される中、二人三脚で、晴れて「無罪」を勝ち取っていただきたいものです。
参考・引用 『日刊ゲンダイ』9月3日(3面)など
(大場光太郎・記)
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