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カダフィ大佐の死をめぐって

-一連の中東革命、キレイ事だけなのか?裏にドエライ企みがあるのでは?-

【カダフィ大佐死亡】君臨42年・・・最後の一日 生への執着「撃つな、撃つな」

 【カイロ=大内清】カダフィ大佐の拘束、殺害から一夜明けた21日、リビアに42年にわたり君臨した独裁者の“最後の一日”が、反カダフィ派兵士の証言などから詳しく分かってきた。大佐は最期まで生き延びることに執念を燃やしていた。

 ロイター通信などによると、20日未明、中部シルトに潜伏していた大佐と数十人の警護兵、一部の側近を乗せた車列が、反カダフィ派の包囲網を突破した。向かった先は西方だった。

 しかし数時間後、同派を支援する北大西洋条約機構(NATO)軍がシルトから約3キロの地点で車列を捕捉した。フランス軍の戦闘機が攻撃を加え車両は大破、大佐は貴重な逃走手段を失った。

 後に反カダフィ派に拘束された大佐の警護隊長が中東の衛星テレビ局アルアラビーヤに語ったところによると、大佐一行は「ここで数グループに分散した」。大佐自身は、同隊長ら5人の兵士とかつての国防相アブーバクル・ユーニス氏とともに近くの下水管に逃げ込んだ。

 すぐに反カダフィ派部隊が駆けつけ銃撃戦となった。だが、間もなく警護兵の一人が叫んだ。「ご主人様(大佐)がここにいる。負傷している!」。戦闘に加わった兵士の一人はロイターに「カダフィが(銃撃戦を)やめるように指示したのだと感じた」と話す。

 兵士らに「撃つな、撃つな」と叫び、下水管から引きずり出された大佐は「一体どうした? 何が起きている?」と語ったという。このとき大佐は、脚や背中に重傷を負っていたもようだ。

 反カダフィ派兵士が携帯電話で撮影したとみられる動画では、大佐はその後、乗せられていた車両のボンネットから兵士に髪をつかまれ、どこかに連行された。血まみれで服がはだけ、頭髪は薄く足取りは弱々しい。大佐を連行する兵士には、周囲から「生かしておくんだ! 生かしておくんだ!」との声もかかった。

 大佐が絶命したのはこの直後とみられる。別の携帯動画には、額と胸部を撃ち抜かれた大佐が救急車で救命措置を受けている様子も記録されているが、大佐が蘇生することはなかった。反カダフィ派代表組織「国民評議会」は「大佐殺害を命じてはいない」としている。

 大佐の遺体は21日に埋葬される予定だったが、国民評議会幹部は数日間延期されたと話している。

※ 『msn 産経ニュース』(2011.10.21 20:51)より転載
http://sankei.jp.msn.com/world/print/111021/mds11102120580010-c.htm

                       *
 以上報道のとおり、約42年もの長期にわたりリビアで独裁政権を敷いてきたカダフィ大佐が民兵らによって殺害されました。
 1969年カダフィはクーデターによりリビア国王体制を崩壊させ、以後国家元首として超長期政権を維持してきました。もちろん世界最長ですが、1969年といえば我が国では佐藤政権でした。近年毎年のように首相が交代している我が国にあって、それ以降も佐藤栄作が今日まで首相を務めてきた場合を考えれば、それがいかに異常な長さか分かろうというものです。

 カダフィ殺害に至るまでの今回のリビア内戦は、つまるところその圧政がもたらした当然の帰結であると一先ずはいえそうです。
 かつては中東一の反欧米の強硬派だったことや、数々の極端かつ奇怪な言動から「砂漠の狂犬」「アラブの暴れん坊」と呼ばれたカダフィ大佐の哀れな末路といえます。イラクのフセイン大統領やエジプトのムバラク大頭領などと同じ運命をたどることになったのですから。

 これでリビアに真の民主主義がもたらされ、平和で安定した同国民の生活が築かれていくのでしょうか。フセイン亡き後のイラクが未だ混乱状態であるように、カダフィという重しが取れたリビアも、国情安定までは相当の犠牲と年数が必要なのではないでしょうか。

 一連の中東革命のきっかけとなったチュニジアのジャスミン革命は、当初は純然たる民衆革命だとみられていました。しかし古くはフランス革命、我が国の明治維新、ロシア革命から、近年のソ連邦崩壊、ベルリンの壁崩壊、天安門事件などを見ても分かるとおり、純然たる民衆革命などありはしないのです。
 裏でシナリオを描き、裏からその運動なり革命なりの糸を引いている勢力が必ずあるのです。

 『「空洞地球」について語る時がきた』シリーズで引用させていただいた中丸薫女史は、ジャーナリストとして1980年代後半フセイン、カダフィとの会談に成功しています。中丸先生は、両人とも大変聡明で、暴君や悪人などにはとても思えなかったと感想を述べています。
 もちろん独裁を肯定するわけではありません。しかし私たちの彼らへのネガティブイメージは、米国発主要メディアからのバイアスがかかったものであることを弁え知らなければなりません。

 ついでですが。ムバラク追放後のエジプト情勢、我が国で報道されることはほとんどありません。エジプトといえば大ピラミッド。多分それが「彼ら」の大きな目的の一つだったと思われますが、凄まじい破壊にあっている可能性があります。
 人類にとって他人事ではないのですよ。ギザのピラミッドは、富士山、シャスタ山などと並んで地球上の12の最重要ボルテックスの一つですからね。「彼ら」はそのことをよく知っています。ピラミッド、富士山などの無事を祈らなければなりません。

 ユダヤ勢力、イルミナティ、暗黒勢力…。奥の院の実態は謎に包まれていようと、すべての国際機関が共通して目指しているのは「One World Order」、新世界秩序であり世界統一政府です。
 それこそが「彼ら」の最終目標なのです。全人類の個人情報をベルギーのブリュッセルのEU本部にある、あまりの巨大さゆえ「獣(けもの)」と呼ばれているコンピュータシステムで一元化し、人類を管理するシステムです。(獣とはもちろん、ヨハネの黙示録の「666の獣」を意味します。)
 666が暗号化されているICチップを各国民の人体に次々に埋め込む。拒否すれば物を買うことすら出来ない。家畜のような究極の人類支配の完成です。もういつでもスタンバイオーケー状態です。

 世界統一政府の完成間近にして独裁体制は邪魔なのです。近代以降次々に各国王制が倒されたのと同じ論理です。
 「じゃあ聞くけど。イギリスやデンマークなど欧州にある王室が今でも権威を保っているのはどうして?」ですって。それは、英国王室などが「彼ら」の最重要構成員だからですよ。

 (大場光太郎・記)                          

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