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小沢一郎「倒閣」で腹くくった !?

 -小沢「増税反対」表明で野田は詰み。今後政界は小沢中心に動いていく?-

  久しぶりの政治記事です。
 昨年はTPPそして今年は消費税増税と、国民が望んでいることとは真逆な事に前のめりな野田首相にはとことん嫌気がさしています。対して自民党など主な野党も消費税増税は基本賛成ですから、活発な国会論戦など起こりようがありません。
 今や心ある国民には「狂ったマスコミ」としっかり認識されている新聞・テレビも、権力へのチェック機能など放擲し「増税大いに必要」論調一色ですから、まるで話しになりません。
 かと言って石原新党というロートル新党構想に期待するわけにもいくまいし、橋下新党ではファッショ的で危ないし。

 頼みの綱はやはり小沢一郎民主党元代表ただ一人です。が外野からすれば、度し難い現民主党などさっさと離党して、新党結成なり政界再編なりを仕掛けてくれればいいものを。小沢御大は「動かざること山の如し」然とデンと構えて、そのそぶりすらありませんでした。
 かくて何もかも閉塞状況。この国はこのまま「恍惚として死に行くのか」と、密かに危ぶんでおりました。

 が、ここに来て政治状況、もっと言えば財務省等官僚主導型政治状況の潮目が変わりつつあるようです。
 過日の共同通信社インタビューで、小沢元代表が「増税反対」を明言したのです。「道筋が違う。経済政策としてもおかしい」と語り、マニフェスト(政権公約)を無視して増税するのは「国民を愚弄する背信行為だ」と野田政権を厳しく批判し、消費税増税関連法案の採決に「反対する」と断言したのです。
 この発言によって党内は蜂の巣を突ついたような混乱だそうです。がいずれにしても、小沢元代表は野田政権に対して事実上の宣戦布告を出したのです。

 何度でも言います。09年総選挙で政権交代を成し遂げたのは、小沢一郎と鳩山由紀夫です。検察、マスコミ「官報複合体」による「小沢抹殺」に悪乗りし、一昨年6月2日のクーデターによって権力奪取したのが、菅直人、仙谷由人、岡田克也、前原誠司、野田佳彦らなのです。
 この反党分子たちこそ「党を出て行け」という思いが小沢にはあるのかもしれません。それが道理というものです。
 小沢一郎の腹の中にあるのは党再生なのか、あるいはそんなレベルを一気に飛び越えてガラガラポンの政界再編なのか。今後の政局、少し期待が持てそうな展開になってきました。

 以下『日刊ゲンダイ』(2月11日3面)記事の転載です。 (大場光太郎・記)

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小沢勉強会125人参加で野田は終わった

 消費税引き上げ法案に「反対」を明言した民主党の小沢一郎元代表(69)。その勉強会にきのう(9日)は100人を超える国会議員が集まった。この動きは決定的だ。いくら政権がしめつけても、増税反対の動きは止まらない。「なぜか」といえば、小沢の方に「理」があるからだ。野田政権は、もはや“詰んだ”。オシマイが見えてきた。

 「政権を任されたときの訴えを忘れた人たちと一緒にされたくない。歌を忘れたカナリアはあの人たちで、忘れた人が離党すればいい」
 小沢はきのう、出演したインターネット番組でも、消費税アップを推進する野田執行部をメッタ切りにした。歌を忘れたカナリアの野田は「必要なら(小沢を)説得したい」と言っていたが、このセリフに野田のアホさが集約されている。小沢は政治的打算や駆け引きで動いているわけではないのである。
 小沢周辺は「野田首相は、つくづく小沢さんという人間を理解していない」と声を揃えている。

 「小沢さんは国民の立場で、『最初から反対。筋道が違う』と主張している。あくまでも『国民の生活が第一』。その考えにブレはありません。小沢さんにすれば、この時期の増税は『国民のためにやってはいけないこと』です。それでも野田政権が無理やり増税法案を通そうとするのであれば、国民のために政権を潰すしかない。最初に理念があって、その後の政治的行動は理念を実現するための手段なのです。政権運営の延命を図るために『小沢懐柔』を持ち出した野田さんとは発想が違う。小沢一郎という男は、情や権力維持のために節を曲げるようなことはしない。それこそ国民への裏切り行為です。そこが野田さんは分かっていない。なぜ、政治家をやっているのか。権力欲しさか、国民のためか。そこからして根本的に違うのです」(小沢氏周辺の関係者)
 だからこそ、小沢の勉強会にはこれほどの人が集まるのだ。

次の焦点は政界再編

 現在、衆院の与党議員は296人。民主党から56人が造反すれば、消費税法案は否決される。きのうの勉強会に参加した増税反対派は議員本人101、代理出席24だ。こうなると、野田はなす術なし。消費税引き上げ法案の採決を断念するか、採決で否決されるか。どっちにしたって政治生命はオシマイだ。いくら野田が盤面を見つめようが、とうに勝負は詰んでいる、ということだ。

 だから小沢の視線は、すでに次期衆院選を見据えている。きのうのネット番組でもこう語っていた。
 「民主党政権がつぶれたっていいが、『自民党も民主党もダメ』といっても、みんなの党や大阪維新の会も過半数を取れない」「どこも過半数を取れない状況は日本にとって不幸で、何としてもそれは防ぎたい」
 つまり、政界再編を仕掛けるということだ。

 この先、小沢は表舞台に出て、積極的に持論を展開する。きょうから4日間の日程で「小沢一郎政治塾」を開催。きょう夜には「BS11」の番組にも出演。「政権交代の原点」について語る予定だ。
 野田の終焉が見えたことで、今後の政界は小沢を中心に動いていく。それがハッキリしてきた。  (転載終わり)

                             

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