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突如襲った春の嵐

  春嵐去りて常なる夜となれり   (拙句)

 3日日本列島に時ならぬ大暴風雨が吹き荒れました。これは日本海に急速に発達した低気圧の影響によるものだそうで、列島各地で台風並みの暴風雨に見舞われました。
 中でも西日本各地で最大瞬間風速40メートル前後を記録するなど、並みの台風などではなく最大級の「超大型台風」にも相当しそうな暴風が吹き荒れました。そのため高速道路で大型トラックが横倒しになったり、家屋の倒壊や歩いていて転倒して亡くなった人もいました。

 今回の大暴風をもたらした低気圧に対しては「爆弾低気圧」との呼び方もあるようです。これによって各地の鉄道や空の便にも大きな乱れが生じ、首都圏では帰宅時と暴風雨のピークが重なり、大変な混乱となったようです。
 神奈川県内の当地では暴風雨のピークはやはり午後5時から7時頃でした。その後はまず雨がおさまり、ピュー、ピュー唸りを上げていた強風も9時過ぎにはだいぶおさまりました。
 気象庁によりますと、この暴風は4日も北日本を中心に続く見通しとのことですから、該当地域の方は十分ご注意願いたいものです。

 今年は例年にない厳冬であり、ようやく春らしくなってきたのは先週頃からです。そのせいか今年に限っては、早春の風物詩である生暖かい強風が吹く「春一番」が吹いた記憶がありません。何しろその頃ではとっくに咲くはずの近所の白梅や、芽を出しているはずのふきのとうも芽を出さず、梅が咲いたのは1ヵ月遅れという状態だったのですから仕方ありません。
 例年のようにきちんとした季節の移ろいが乱れると、今回のように、予期せぬ時にドカーンととんでもない「春の嵐」に見舞われがちです。

 今頃の季節に強く吹く風としては「花散らしの風」という風流な呼び方の風があります。しかし風速40メートル/秒とけた外れで、大型トラックもひっくり返すほどに荒んで凶暴な風ではシャレにもなりません。

 それに、これはあくまで当地基準ですが、例年なら満開の時期を迎えている桜も今年はまだほんの数輪ほど咲き初(そ)めたにすぎませんし。
 ただし10日ほど前のニュースでは、高知県内ではその頃満開を迎えたそうです。と言うことは、南国土佐辺りでは、こちらで連日体感し続けたような寒さもそれほどではなかったということか?
 さすがは縦長の日本列島、と感じ入った次第です。

 (大場光太郎・記)

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