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アメシスト後日談

 「四月馬鹿」(エィプリールフール)に相応しいお話を一つ。
 他でもない、先日の「アメシスト」に関する後日談です。これについては『アメシストが我が手に』記事の直後に出すつもりでしたが、「阿修羅掲示板一時アクセス不能事件」の発生などにより、延び延びになっていたものです。

 さて同記事で私は「この石は安くてもアメシストに違いない」と結論付けました。しかしそう言ってはみたものの、実際のところはなお半信半疑だったのです。
 次の日も、例の場所に置いた“アメシスト”を時折り眺めては考え込んでいました。そんな折り、その日の深夜同記事に、「模造紫水晶」という検索フレーズでアクセスしてこられた人がいました。

 やっぱりネ。私は取るものも取りあえず、その元となったグーグルの検索ページに飛んでいき、上から2、3のサイトを開いてざっと目を通してみました。まだ本物とも模造物とも決まったわけではないものの、模造品は以下のような次第です。

アメジストのイミテーション(模造品)にはガラスや合成コランダムが用いられ、無色のロッククリスタルを紫色染色接着剤でくっつけたタブレットが作られたこともあります。
近年、合成アメジストが発達してきており、本物のアメジストとの鑑別を困難にしているといわれています。 (転載終わり)

 これを読んで、5千円という値段といい、言われてみればますますガラス細工のような気がしてきました。これはミロード店に一度問い合わせした方がいいかも知れない。幸いなことにその時の領収書が残っていて、それには電話番号も記載してあります。
 というわけで翌日昼頃電話しました。応対に出たのは本厚木ミロード責任者の男性です。概略の事情を説明し、「これは何という石?と聞いて、店主は『アメシスト』『水晶ですよ』と言ったけど、違うでしょ。模造品でしょ?」とズバリ核心に迫りました。

 各催事店に場所を提供しているだけとはいえ、最終責任は小田急ミロード店にかかってきます。つまりは“天下の小田急”が模造水晶を本物と偽って売っていたことになり、大問題となるわけです。
 また私は、「買った時は本物だと思ったんで、早速ブログでそのことを書いたんですよ。もし模造品だったら、カッコ悪い話ですよね」とも言いました。

 さまざまな事を勘案したのか責任者は、
 「私どもは直接そのお品を見ていないので、すぐには返答のしようがありません。それにその店はきのうで終わって、既に別の場所に移動していますし。彼は中国人なんですが、よく事情を聞いてみたいと思います。そこでまことに申し訳ございませんが、お買いいただいたお品、一度こちらで預からせていただけないでしょうか。お金の方は一旦お返しします」
というようなことでした。

 やっぱり中国人だったか。実は品物を受け取るとき1、2質問した際、何となく質問の意味が分かっていなさそうだったので、顔は日本人そっくりでも、ひょっとして韓国人か、中国人か?と思ったのでした。
 いずれにしても、カネも返してくれるというし、この際本物・偽物をはっきりしてもらった方がいいので、私はその提案に同意しました。先方は「ご自宅まで取りに伺います」ということでしたが、それから間もなく横浜に行くために外出します。本厚木駅を経由するわけですから、少々重くても石を持って出、その時立ち寄ることにしました。

 ミロード内の催事場には、婦人モノの洋服やバックを陳列した違う店が出ていましたが、そこで責任者が待っていてくれました。50代前後と思しき貫禄のある男性です。真っ先に先方の非を詫びるなど、物腰はやわらかく、終始親切丁寧な応対でした。
 どこかに行ってしまった中国人店主とは、既にケータイで話済みのようです。その責任者いわく、
 「この品は元々中国で産出されたもので、向こうの中国人を介して日本に入ってきたもののようです。どうも水晶は水晶のようですが、アメシストとまでは言えないようです。彼には『中国ではそれで通っても、日本では通用しないよ』と言って聞かせました。それでどうでしょう?もしよろしかったら、お品は無料で差し上げますが…」

 私は一瞬どうすればいいか判断に迷いましたが、『ただでもらえるのなら』と結局いただくことにしました。同氏はお金を返してくれた上、「これから横浜まで行かれるのでしたら、お品はこちらで預かっておきます。帰りにお寄りください」とのことでした。
 また「これに懲りずに当催事をこれからものぞいてみてください」とも言いました。
 私もそのつもりです。特にくだんの中国人店主がまた店を出していた時は是非立ち寄って、別の石か何かを買うつもりです。
 帰りにまた立ち寄り、預かってくれていた店の年配の女性店主に礼を言って例の品を受け取りました。

 私はもし仮にこの石が本物だとしたら、そんなに安く産出できるのは国内ではなく海外だろうと思いました。ネットで調べたところ、アメシストの産出国としてはブラジルや東南アジアが有名なようです。そこで私は勝手に『ブラジルに違いない』と決めつけました。
 クリスタルは地球年代史的な記憶をその結晶体の中に刻んでいると言われ、また低波動の浄化に優れているとされ、スピリチュアリストには最も人気の高い鉱石です。
 ブラジルと言えば、マットグロッソ高原の真下に、アトランティス滅亡を逃れた人たちが築いた「ポサイド」という(テロスとは姉妹都市の)地下都市があると言われています。ひょっとして“マイアメシスト”は、私のリーディング能力が高まればそんな情報も伝えてくれるのだろうか?などとあらぬ想像もしていたのです。

 どうやら中国が原産地らしいことが分かりました。それはそれで四川省にしても雲南省にしても、尭・舜以前からの古代中国の歴史を秘めているかも知れないのです。
 しかしつまりは“ただ”で受け取ってしまったからには、「水晶は水晶らしい」とは言われても“中国原産の模造品”との疑念はずっと残ります。
 こういう疑念を抱かずに済ますには、私が今よりずっと豊かになって、鑑定書付のウン十万円かウン百万円かの正真正銘のアメシストを手に入れるしかありません。是非そうなりたいと思います。

 (大場光太郎・記)

参考・引用
『天然石・パワーストーン意味辞典-アメジスト』
http://www.ishi-imi.com/2006/07/post.html
関連記事
『アメシストが我が手に』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-0b2b.html

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