日々雑感(12)
片蔭に女の白き顔ありて (拙句)
今月9日あたり気象庁は、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。しかし、だからといって雨ばかりが続くわけではありません。まして今年は春先から雨がちの日が多く、既に梅雨の時期までの雨量を使い果し、“天の雨倉”にはほんの少ししか雨の貯蔵がないのかもしれません。
今年は梅雨晴れ間の日がけっこう多いようです。
そんな晴れた日は、ギラギラまぶしい日差しが町並みに容赦なく照りつけます。梅雨の最中であることを忘れてしまうような、夏本番さながらの暑さです。もちろん夏のピークは梅雨明け後の7月半ばから8月の旧盆過ぎ頃までです。
お互い、梅雨のうっとうしさにも酷暑にも負けず、「快適なサマーライフ」といきたいものです。
と、ここまで何事もなかったように、すらすら時候挨拶文を綴ってくることができました。マイブログの不具合により、直近の『フォレスタの「高原の宿」』からまる4日空いての更新ということになりました。
不具合に至った経緯を簡単に述べてみたいと思います。
それは『フォレスタの「高原の宿」』公開直後に起きました。2カ月ほど前の『春の椿事でネット接続不可に』と同じことがまた起きてしまったのです。パソコンが完全硬直状態になってしまったのです。
既にウィルスソフトも入れていますし、大雷による建物全体を統括するブレーカー遮断などでもありません。
私は「パソコンに負荷をかけ過ぎていることが原因だ」と検討をつけました。何しろ当ブログ記事だけで既に1500記事にも達しています。1記事あたり400字原稿用紙数枚分としても相当膨大な文字量です。それに最近は画像や動画を頻繁に挿入しているわけですから。
それ以外にも業務用ワード文書、どれが本当の「お気に入り」か分からないほどのブックマーク、削除していない大量の受信メール、保存画像などなど。
「メモリー保存容量が足りません。不要な保存データは処分してください」というような表示が頻繁に出てきます。
早速東芝PCサポートセンターに電話を入れ、オペレーターの指示どおり普段やり慣れない操作を、都合1時間ほどあれこれ試みました。しかし思うように動きません。
しびれを切らした男性オペレーターは、「パソコンに差し込んであるプラグ類を全部抜いて、裏のバッテリーも外してみてください」と言います。プラグ類はすぐ抜いて、「よっこいしょ」と裏返してもバッテリーのある位置、位置が分かっても外し方、まるでメカに弱い私には電話による指示がピンときません。バッテリー外しだけで15分ほどかかってしまいました。
その状態での操作がうまくいかないのでオペレーターは、「こうなったら後は初期化しかありません」と言い放ちます。「早速それをやりましょう」。ついに来たかぁ~。「初期化となると保存データは全部パーですよね」「はい、残念ながら」。その間の所要時間は1時間ほどだと言います。
嫌だよ、初期化してデータが全部パーになるなんて。私は「これから出かける用事がありますので…」と方便を使い、「それでは今回の記録は残しておき、次回誰が応対しても分かるようにしておきますから。本日は○○が承りました」。やれやれ。
という事で危うく「初期化の難」を逃れました。私には初期化などしなくても、何とか復旧できそうな予感があったのです。
途中経過は省きますが、その日から私なりにトライし、案の定マイパソコンは徐々に回復の方向に向かいました。決して“死後硬直”ではなかったのです。それが証拠に、今こうして記事更新までたどり着いているわけなのです。
「病み上がり」のため、今回はこれくらいにしておきます。
【追記】 今回分かったのは、Youtube動画の「埋め込み」は意外なほど負荷がかかることです。特にフォレスタ動画は残念ですが、今後は動画アドレスの表記のみ、以前の動画も徐々に削除していくことになるかもしれません。あしからずご了承ください。
(大場光太郎・記)
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