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のりピーの後見人急逝

-久しぶりののりピー情報、やはり酒井・押尾事件に触れないわけにはいかない-

 2009年の『薬物汚染の拡がりを憂う』シリーズ、同年8月に起きた押尾学事件・酒井法子事件により、40回以上もの大シリーズとなったのでした。今回は久しぶりに、両事件のこと、一方の主役だったのりピーこと酒井法子の近況など関連情報を取り上げてみたいと思います。

 09年8月上旬の事件発生以来、のりピーの後見人として公私ともに支えてきた建設会社会長の富永保雄氏(享年74歳)が、5月下旬急逝しました。
 23日の都内中野区で執り行われた通夜にはのりピーも参列しました。「脱覚せい剤」効果なのか、以前よりふっくらした顔ののりピーは親族席に座り、囲み取材では「お父さんのような無償の愛情でいつも支えてくださる方でした」と、故人を偲んでいたそうです。

 富永保雄氏は、のりピー失踪後の逃走時の箱根の別荘を用意し、取り調べ後、都内に長男と暮らすマンションを提供するなど、酒井親子の面倒を見てきました。また10年秋には、酒井法子の自叙伝『贖罪』の出版を実現させるなど、仕事の面でものりピーを支えてきた人物です。
 まさに至れり尽せりの献身ぶりです。なぜなのか?私は当時、富永氏とのりピーの事件前からの関係を調べたことがありますが、あまり深いことは分かりませんでした。

 ただ富永保雄氏は、押尾・酒井両事件の接点となる人物であるようです。元々は同氏が立ち上げた建設会社は産廃業界では知られた会社でした。そして産廃業界に隠然たる勢力を誇っていたのが、自民党長老の森喜朗元首相です。
 そこで当時ネットなどで噂されたのが、森元首相と富永氏との裏のつながりです。

 森元首相といえば、押尾事件発覚当初から、昨年7月急逝した長男の森祐喜氏が「事件の陰の主役なのでは?」と囁かれ続けてきたのです。六本木ヒルズレジデンスB棟2307号室で、薬物中毒による変死体で発見された銀座ホステス田中香織さん(当時30)の体内外からは、複数の男性の体液が検出されたと言われています。
 田中さんとの薬物プレー中押尾学は別室におり、同室にいて田中さんの異変に気がついた森祐喜氏と某大物アスリートに呼び出されて現場に向かい、押尾は二人から「身代わり」を頼まれた(二人は直後現場から立ち去り、残った押尾のその後の顛末は報道どおり)とする説です。

 09年8月と言えば総選挙真っ最中のことでした。もし総理経験者の身内の大スキャンダルが発覚すれば、それでなくても凋落自民党に与えるダメージは測り知れません。そこで森サイドから、押尾のパトロンだったパチンコ業界のドンY氏仲介で押尾側に2億円が渡され、当時の妻の矢田亜希子の口座に振り込まれた、という作り話にしては真に迫った怪情報も流れました。

 何の偶然か、押尾事件の直後に発覚したのがのりピー失踪事件でした。深夜の渋谷道玄坂で売人から薬物を入手しようとした酒井の夫(当時)高相祐一が現行犯逮捕され、高相の連絡で駆けつけたのりピーがその後現場から逃走したのです。
 『薬物汚染』シリーズで繰り返し検証したとおり、押尾学事件は政界、官界(警視庁、検察など)、財界、芸能界、スポーツ界、裏社会を巻き込んだ巨大な闇が背景にありそうです。病根どっさりの今の日本社会の縮図というべきで、酒井事件などよりはるかに根が深く深刻です。

 大マスコミも含めた各方面上層部は、押尾事件の真相が表に出るのを徹底的に隠蔽する必要があったのです。そのために利用されたのが、酒井法子夫妻だとみられているのです。「清純派女優」のブランドを背負っているのりピーが、実は「覚せい剤常習者」だったとなれば、世間に与えるインパクトは、三流タレントの押尾学の比ではありません。

 酒井夫婦の薬物歴を事前に把握していた“何者か”の周到な計画によって、二人は深夜の渋谷道玄坂におびき寄せられた。そして次の瞬間、のりピーは「逃走→失踪」という何者からが思い描いていた以上の予期せぬ行動に出てくれた…。
 最近沢尻エリカに「大麻疑惑」が持ち上がっており、当時何十人もの芸能人の名前が出たように、芸能界の薬物汚染は酒井法子だけではありません。のりピーはスケープゴートにされた格好です。

 その件に富永氏は関与していたのではないか?森祐喜氏それに富永保雄氏という両事件のキーマンたちが死去し、のりピーも、特に押尾学も「事件の真相」については黙して何も語りません。だから以上のことは推論の域を出ないわけですが、今でも私はそういう疑念が拭いきれないのです。

 のりピーは今年11月に執行猶予が明けることから、「その前後に芸能界に復帰するのでは?」と見られていました。しかし富永会長の急逝によって一部では「白紙か?」とも言われています。実際のところどうなのでしょうか?

 「のりピー復帰」は2ルートで進められているといいます。
 一つは富永会長のルートです。日中の政財界に太いパイプを持つ中国の芸能プロオーナーのマネジメントで、のりピーを台湾映画で復帰させる計画だったというのです。のりピーは今でも中国・台湾では絶大な人気を誇っています。富永氏死去に関わりなく、中国人芸能プロオーナーによって台湾映画の話は進んでいくようです。

 もう一つは、日本テレビと古巣のサンミュージックのルートです。日テレは台湾のТV局と共同で、のりピーの出世作『星の金貨』のリメークドラマ『白色の恋』を制作。これに合わせて日テレが“本家”を再放送し、台湾でリメーク作を放送する際はのりピーにPRを頼むと言われているそうです。しかし困った事情もあるといいます。
 「2つの“台湾ルート”ですが、バラバラで動いています。いずれのりピーをめぐってブツかる可能性もあるのでは」(事情通)

 以前見たように酒井法子サイドには、事件によるCM中止などで億単位の損害賠償が発生しています。のりピーとしては、1日も早く芸能界に復帰して稼ぎ返済したいところでしょう。

 (大場光太郎・記)

参考・引用
『日刊ゲンダイ』(5月25日付記事)

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