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【民主党分裂】小沢元代表ら50人離党 !

 -長期的政界停滞前線模様を引き裂く大光芒。小沢グループ離党、新党結成 !-

民主分裂:小沢元代表ら50人離党届 政権運営厳しく

毎日新聞 2012年07月03日 00時01分

 民主党の小沢一郎元代表は2日、自身を含む50人(衆院38人、参院12人)の離党届を輿石東幹事長に提出した。その後、記者団に近く新党を結成する考えを示した。消費増税法案の衆院採決で大量の造反者を出した民主党内の混乱は、96年の旧民主党結党以来初めての大規模な分裂に発展した。民主党は衆院の単独過半数を維持しているが、小沢グループの残留組や鳩山由紀夫元首相ら消費増税反対派をなお党内に抱え、野田佳彦首相の政権運営は厳しさを増した。

 元代表は用意した文書を国会内で読み上げ「新党の立ち上げも視野に入れ、政権交代の原点に立ち返るために離党した」と宣言した。消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案について「消費増税の先行を民主、自民、公明の3党合意で押し通すことは、国民から政策を選ぶ権利を奪い、民主主義を根底から否定する行為だ」と批判した。 (転載終わり)

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【私の所感】
 2010年6月2日、鳩山由紀夫首相&小沢一郎幹事長(いずれも当時)のダブル辞任後を襲った(現野田政権につながる)菅直人ら「偽民主党」幹部連中による民主党壟断が現在まで続いています。
 この2年余は、例えてみれば今の梅雨時の空模様のようなもの。ドンヨリ澱んだ停滞前線がこの国の政局に張り付いたように閉塞的な、うっとうしい政界空模様でした。

 菅前政権下での尖閣諸島沖の中国漁船衝突問題、3・11大震災復興、福島原発事故収束など、野田現政権ではТPP参加問題そして今回の消費税増税問題などなど。政権与党としての鼎の軽重が問われかねない重大問題に対して、国民の期待を裏切り続けてきました。

 偽民主党幹部らが政権担当した2年余の結果は「無残」の一言です。そのつど右往左往、シドロモドロ、およそ政権の体(てい)を為していませんでした。
 現野田政権に至っては、2012年9月の政権交代時の国民との約束であるマニフェスト完全放棄となる、消費税増税法案通しのために3党密室談合により自公の修正案丸呑みという、民主主義否定の禁じ手まで使ってきました。

 この2年余の間の重大局面で、「偽民主党」現民主党幹部らとことごとく衝突、対立してきたのが「正統民主党」小沢一郎元代表率いるグループです。しかし何せ多勢に無勢、正統小沢グループは連戦連敗、そのつど苦汁、煮え湯を呑まされてきました。
 小沢元代表にはその上、自身にかぶせられた冤罪事件によって、検察、最高裁事務総局、マスコミ、現民主党幹部らによる政治謀略・弾圧で政治的“座敷牢”状態に置かされてもきました。

 松木謙公衆院議員のように我慢ならず既に離党したメンバーもいますが、小沢元代表及びグループ総体としてよくぞここまで隠忍自重してきた、と思わざるを得ません。
 政局全体を俯瞰してみれば、なるほど「消費税増税」「原発再稼動」が焦眉の急になっている今が、マニフェスト放棄の偽民主党と袂を分かつベストタイミングだったのかもしれません。

 俯瞰的視野を持たない視野狭窄の新聞論説委員などは、「小沢氏離党後の展望描けず」などと書き立てています。「ご心配くださらなくてけっこうです」。
 小沢元代表は皆さんよりずっとワイドな俯瞰的視野を持っていますから。消費税増税法案成立阻止、民自公野合政権誕生阻止、対立軸明確で真正な二大政党制を根付かせるための政界再編…の秘策を胸に秘めての離党、新党結成なのですから。

 卑近な問題として。今回の離党は衆参50人でも、毎日記事にあるとおり、小沢グループ残留組、鳩山グループなどの造反者がまだ多数党内に残っています。小沢元代表は今後の重大局面で党内外どこからでも野田「偽」民主党を揺さぶられます。いざとなれば、小沢新党単独での内閣不信任案提出もあり得ます。
 野田佳彦、仙谷由人、岡田克也、前原誠司ら、個利個略の権力亡者たちはいずれ悶絶する局面に追い込まれるのではないでしょうか。

 (大場光太郎・記)

参考
【民主分裂】小沢氏離党表明全文 (msn産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120702/stt12070219170026-n1.htm

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