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小沢代表、ドイツで「原発ゼロ」宣言

-今の政治家の中で正々堂々「原発ゼロ」を言えるのは小沢一郎しかいない !-

 小沢一郎「国民の生活が第一」代表一行がドイツを視察しました。ドイツと言えば昨年の我が国の福島第一原発事故を“他山の石”として、いち早くメルケル首相の決断で「10年後の脱原発」を決定した国です。
 他所の国がこうなのに、肝心の「放射能を地球全体にバラまいた当事国」であるおらがニッポンはどうでしょうか?脱原発どころか、“ダメナ”ノダ首相は昨年暮れ「原発事故収束宣言」でチョロマカし、今年大飯原発再稼働に踏み切りました。

 ドイツでは出来て当事国である我が国ではなぜ「脱原発」が出来ないのでしょうか?大きな理由が2つあります。
 経済産業省など霞ヶ関官僚、東大閥学者からなる「原子力ムラ」の面々や東電など既得権益保守勢力の存在です。彼らには「脱原発」という選択肢は最初からないのです。

 官僚のさらに奥には、すべての官僚機構がひれ伏す米国がいます。これが2番目の理由です。
 世界中のウラン鉱山はどこが握っているのか?ユダ金ロスチャイルドです。事故を起こした福島原発各号機はどこが設計・施工したのか?これまたユダ金ロックフェラー系企業です。さらに同原発はどこの会社が管理していたのか?イスラエルの某企業ではありませんか。

 福島原発で明らかになったとおり、地震多発国で活断層も多い狭い国土の我が国にとって、現在50基以上もの原発があるのは極めて異常です。この状況は例えてみれば、1億2千万全国民一人ひとりの頭上に、いつ落ちて頭頂に突き刺さるかも知れない“ダモクレスの剣”が吊り下げられているのと一緒なのです。
 そもそも我が国への原発建設は、米国の指令によって、PODAM(正力松太郎の米CIAコードネーム)による「原子力の平和利用」の美名のもとに始められたのでした。それを中曽根康弘などが中心となって、自民党全体が積極的に推進してきたのです。

 消費増税やТPP推進などで明らかなとおり、現民主党野田政権は完全に霞ヶ関官僚の言いなりです。政権延命のため、「米官業の利益が第一」と、政権交代時とは魔逆の方向に進んで恥じることがありません。
 数万人とも十数万人とも言われる原発反対デモが毎週官邸を取り囲んでも、野田首相は“カエルの面に何とか”でどこ吹く風です。

 霞ヶ関官僚群と“奥の院”米国と。この2つの妨害を突破して「脱原発」を果たすには相当の覚悟と突破力が必要です。下手すれば「小沢事件の二の舞」さえ覚悟しなければならないのに、小沢代表はそれをあえてやるというのです。
 いませんよ、今どき、こんな政治家は。

 来るべき総選挙後はどの党も多数を得られず、民主・自民・公明による“密室談合”3党連立政権になる可能性が大とみられています。そうなると原発問題に限ってみても、民意無視の「原発推進」の方向性がより鮮明になるのは明らかです。
 そうさせないためにも、「脱原発」で一致している小沢新党を中心とした第3極政党を躍進させ、議会制民主主義否定の密室談合3党連立を阻止することが必要です。

 以下は『日刊ゲンダイ』(10月19日3面)の転載です。                   

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小沢「原発ゼロ」政策の総仕上げ ドイツ環境相と会談

 「日本は率先して脱原発に取り組むべきだ」-「国民の生活が第一」の小沢一郎代表がドイツで吠えた。アルトマイアー環境相とベルリンで会談。「風力や水力、地熱を活用すれば、ドイツ以上に代替エネルギーの確保が可能」と強調した。「10年後の脱原発」を掲げる小沢新党は、「看板政策」の総仕上げに取りかかっている。
 
 
小沢新党は基本政策で「3つの緊急課題」を挙げている。第1の項目は「原発ゼロ」だ。「10年後をめどに全ての原発を廃止する」と主張している。
 「3つの基本政策を決める際に、党内は①反消費増税②地域主権③脱原発でまとまろうとしていた。それをひっくり返したのが、ほかならぬ小沢です。『原発は国民の命の問題に関わる』と指摘。イの一番に掲げることになったのです」(新党関係者)

 小沢は自民党時代に、過渡的エネルギーとしての原発を認めている。それだけに後悔の念は強い。与党の政治家だった者として、原発事故に対する責任を感じているし、代替エネルギーへの思い入れも強い。「脱原発」は生半可な気持ちではないのだ。

民主、自民にはできない

 国民の声にも耳を傾けている。政府が実施した討論型世論調査は圧倒的多数が「2030年に原発0%」を支持した。官邸デモも続いている。それなのに民主党は、米国や役人に推し戻され、脱原発の閣議決定すらできなかった。財界ベッタリの自民党は、もともと原発推進だ。少数政党を除けば、本気で原発を止めようとしているのは、小沢新党ぐらいである。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
 「小沢さんは訪独で原発ゼロ政策の総仕上げに取りかかったのです。ドイツでは、政治が『2022年に原発を止める』と決めた。経済界の反対も押し切っている。政治が決断すれば、やれるのです。日本も例外ではありません。自分の先を行くドイツの現状を確認し、着々と理論武装を進めていくことが、脱原発の実現に必要だと考えているのです。加えて、政治家としての勘も働いている。次の選挙は原発が大きなテーマになる可能性が大きい。進めるのか、止めるのか。各政党は二者択一を迫られるのです。こうなると、民主党も自民党もグズグスとなる。小沢さんにとって脱原発は、戦略的にも大きな意味を持っているのです」

 小沢嫌いのメディアは訪独を軽く捉えている。単なるパフォーマンスぐらいに思っているようだが、小沢は本気だ。国民と一緒に原発を止めるつもりだし、剛腕に期待する国民は増えていく。
 第三極のキーマンは、小沢である。  (転載終わり)

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コメント

それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。
自然鎮火を待つのみか。

耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
不自由を常と思えば不足なし。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

わかっている、わかっている。皆、わかっている。
ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
十二歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。教養がない。
わかっちゃいるけど やめられない。ア、ホレ、スイスイ、、、、

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。
我々は、自らは望むことなく危機に陥る民族なのか。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/

投稿: noga | 2012年10月22日 (月) 00時52分

寺嶋眞一先生
 いつもながらの先生の深遠なるご講義、傾聴ならぬ傾読させていただきました。
 先生の「いつか来た道」とのご憂慮、私も常々そう感じている次第です。「この国の民主主義は12歳」(マッカーサー)は戦後すぐだけのことではなく、今日でもまったくそのとおり、いなむしろテレビなどによって「1億総白痴化」(大宅壮一)が推進された分かえって後退しているかもしれません。
 それをいいことに肝心の政治は、好き勝手し放題です。直近の消費増税にみられるように、きちんとした国会論戦のプロセス抜きの民自公3党による密室談合政治で、民意無視の悪法がいとも簡単に成立してしまうのです。こんな議会制民主主義否定の暴挙を、「社会の木鐸」たるべき大マスコミは無批判でむしろ「大政翼賛」報道に終始しています。
 これだと原発再稼働・推進をはじめ、TPP推進から米軍基地の強化、集団的自衛権の行使、憲法改正(改悪)まで、基本的に3党密室談合政治で決まってしまいかねません。
 何やら戦前と相似形のような社会状況に思われてきます。大政翼賛体制が、かつてどういう悲惨な体験をこの国にもたらしたか、マスコミも国民も学習が足りないと思われます。

投稿: 時遊人 | 2012年10月22日 (月) 02時47分

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