「シロアリ解散」、12月16日投開票か
-「米官業政電」シロアリ勢力の圧力に屈せず、第三極がどこまで結集して総選挙に臨めるか。ここにこの国の浮沈・再生のすべてがかかっている-
“酔いどれな”野田首相が16日、正式に衆院を解散するようです。ホントかウソか、今年の流行語大賞候補に「近いうち解散」がノミネートされ、“ペテン師な”野田のくせしてそれを気にし、流行語大賞になるのを避けたかったというのです。
どうせ根が“ウソツキな”野田なのだし、それをとうに多くの国民が見抜いているのですから、今さら気にするほどでもあるまいに…。
さまざまな政治的状況から判断して、投開票は12月16日(日)となる可能性が高そうです。この日程は、“操り人形な”野田を、後ろで糸を引くシロアリ財務省の思惑でもあるようです。
“決められない政治家な”野田は、どうあがいても民主党大惨敗必至の総選挙を、グズグス限りなく先送りしたかったのが本音です。
しかし“シロアリ財務省の走狗な”野田は、自民党の解散圧力の強まりを受け、ここで解散しないと肝心の密室談合3党合意が白紙に戻り、「政治生命を賭けた」はずの消費増税法案そのものがパーになる事態を恐れたようです。
“自身の保身が第一な”野田にとって、もうこうなったら与党民主党が例え5、60議席くらいまで超転落しようと知ったことではありません。(それを見越して、鳩山由紀夫グループなど離党のタイミングを測っている民主党議員はけっこういる。)
“自分もシロアリな”野田は、それを丸ごと自分の派閥とし自民の軍門に下り、自民党野田派に衣替えして自身の影響力を存続させる腹(黒)づもりらしいのです。
それより何より“小沢が怖い”野田は、12日控訴審無罪となって晴れてフリーハンドを得た小沢一郎の復権を誰よりも恐れています。そこで年内解散に踏み切る最大の狙いは、「第三極潰し」なかんずく「小沢復権潰し」にあるとみられています。
確かに第三極といわれている各政党間の調整・結集は今のところ進んでいません。解散を間近にして「TPPが争点」と言い出したのも、小沢が描いている「オリーブの木構想」に楔(くさび)を打ち込み、ТPPで不一致な第三極各政党を分断する狙いがあります。
また年内解散に持ち込めば、小沢新党や橋下維新の会などは政党助成金が受け取れません。“小沢が怖い”野田&現民主党執行部にとって、その意味でも年内解散がベストなのです。
“裏切り”民主党に対する国民の怒りは頂点に達しています。“ダメな”野田&岡田ら同類の現民主党幹部らがいかに小細工を弄(ろう)そうとも、民主党超転落は免れないことでしょう。ならば安倍自民党が過半数を得て、単独第一党として政権奪取できるのでしょうか。
各種世論調査からみて、どうもそうはならないようです。「自公民の連立政権を望む」は30%台と、多くの国民は一度見限った自民党の再登板も望んではいないのです。世論調査の結果では「第三極の結集に期待する」が60%以上となっています。
確かに、フタを開けてみれば、旧態依然たる「自公民連立政権」誕生では、一体何のための総選挙だったか分からなくなってしまいます。
毎度繰り返しますが、消費増税、原発再稼働・推進、TPP推進、米軍基地規模拡大、集団的自衛権行使容認…。こういう重要な政治課題が、国会論戦軽視、議会制民主主義否定の密室談合政治でどんどん決定していってしまう可能性があります。
自公民は「米官業の利益が第一」で一枚岩です。その上始末が悪いのは、新聞・テレビがこれらすべてを容認報道し、「イエス」の方向に世論誘導し続けることです。
これではこの国は完全に亡国一直線です。
亡国を回避するには、「国民の生活が第一」「政治主導」「脱官僚」「デフレ脱却・景気浮揚」「地方への財源委譲」などの根本的な政策転換によって、「米官業の利益が第一」の政治から脱却しない限り不可能です。
新聞・テレビは極力スルーして報道しませんが、第三極といわれる各政党で、以上のあるべき政策について一番ブレていないのが小沢一郎率いる「国民の生活が第一」党です。
ますます強まる「米官業政電」旧勢力の圧力をはね返して、小沢新党を軸として第三極がどこまで結集できるのか。そこに真の意味での「政界再編」がかかっています。それより何より、そこにこの国の浮沈・再生がかかっているのです。
(大場光太郎・記)
参考
今やすっかり有名になった『野田 シロアリ演説』動画 (“ウソツキな”野田、“ペテン師な”野田の動かぬ証拠、ここにあり。)
http://www.youtube.com/watch?v=qmZoWlsr76o
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