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「卒原発」のための新エネルギーがあるじゃないか !

 -こんな画期的エネルギーがありながら、この国を牛耳る暗黒勢力は伝えない-

 過日の『「日本未来の党」結成-自公民密室談合勢力の明確な対立軸』である人が、同記事への反論をされました。どうもその人は北海道にお住まいの主婦の方のようです。この人の場合あくまでも主婦目線で「原発は必要」と訴えているのです。
 原発関連についてなかなか勉強もしているようです。同文で紹介した脱原発方針のドイツでも、代替エネルギーが見つからず脱原発をすると高コストになる、だから脱原発は止めようという動きが起こり始めていることなどを述べておられます。

 確かに真冬では-20℃くらいにまで冷え込む北海道では、冬場の電力エネルギーなどの確保は切実な問題です。年々真夏日が長期化する関東以南の夏場とはちょうど表裏の関係です。

 しかし思い起こしてみてください。昨年の福島第一原発事故以来、今春野田政権が大飯原発再稼働にゴーサインを出すまで、我が国に54基もある全国各地の原発はまったく稼動していなかったのです。そのため電力消費量が最大となる昨夏は「電力不足」がしきりに問題となりました。
 しかしどうでしょう。結果的に深刻な電力不足などただの一日も来たすことなく、大過なく乗り切れたではありませんか。昨冬も今夏もそうでした。

 つまり我が国は、原発抜きの従来の水力、火力発電などだけでも十分対応できることが証明されたのではないでしょうか。
 「各原発をフル稼動させなければ、原発建設をさらに推進しなければ、この国のエネルギー消費がまかなえない」というのは、経済産業省、各原子力機関、東電など各電力会社など原子力利権勢力+マスコミによるプロパガンダなのです。
 「原発推進」を唱える、自民党、民主党、公明党などは同利権構造にしっかり組み込まれています。

 百歩譲って、原発抜きの現状エネルギーだけではこの先本当に深刻なエネルギー不足をきたす、と仮定しましょう。さきほどの北海道主婦さんの心配もそこにあったわけです。(この人は猛女らしく、「生活」「未来」事務所に電話でかみついたようです)。
 しかしご安心ください。私も今の今まで知りませんでしたが、ノーベル賞山中教授のiPS細胞ばりの世界に先駆けた新エネルギーが、この日本でもうじき完成しそうだというのです。
 以下は、それを伝える『日刊ゲンダイ』(12月15日3面)記事からの転載です。

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小沢構想 卒原発これが切り札だ !

「安い」「クリーン」「地方再生」の三拍子

◆原子力ムラ、大メディアが"封印"する最新技術

「脱原発は絵空事だ!」「卒原発なんてできるわけがない」――。今回の衆院選、“原発推進派”の多くは“脱原発派”を批判し、発電コスト高などを理由に「脱原発は現実的ではない」と切り捨てている。

だが、本当にそうなのか?

脱原発は非現実的なのか。答えは「ノー」だ。

メディアは一切報じないが、実は原発に代わる画期的な「発電システム」がもうすぐ日本で完成しそうなのだ。

三菱重工など国内重電メーカーが開発した「超臨界圧石炭火力発電システム」などと呼ばれる技術がそれだ。未来の党の小沢一郎が、卒原発の“切り札”として構想を温めてきた。この発電方法、とにかく「スゴい」のひと言だ。

「簡単に言えば、石炭を使った火力発電ですが、従来の石炭発電とは、まったく違うシロモノです。石炭をガス化した燃料ガスと蒸気を使ってタービンを回すことで、ネックだったCO2やススの発生を大幅に抑制することに成功した。さらに、水分が多くエネルギー効率の悪い『クズ炭』と呼ばれる国内炭も効率よく燃やせる。この発電システムを使えば、国内炭だけで100年以上の発電需要を賄えるといわれています。原発をやめてこのシステムに移行すれば、100年かけて自然エネルギーの研究ができるわけです。原発推進派は『原発をゼロにすれば雇用が失われる』と言うが、この方法なら、閉山された各地の炭鉱がよみがえり、地方の活性化にもつながるのです」(経済ジャーナリスト)

この発電システムは、電力9社と電源開発(Jパワー)が出資する株式会社「クリーンコールパワー研究所」(福島県いわき市)が5年前から研究を開始。ほぼ実験段階を終え、来年4月に商品化される。クリーンコールパワー研究所の担当者がこう言う。

「CO2排出量は従来比20%減で、環境汚染物質もかなり低減できます。石炭なので原価も安く、発電コストは1キロワット時あたり40円台の太陽光に対し、たったの5~8円しかかかりません。実験用では発電量25万キロワットですが、実用化後は、50万~60万キロワット(原発は1基100万キロワット)になります」

原発立地地域への交付金も含めた原発のコストは1キロワット時あたり10円超ともいわれるから、実に半額で済む計算なのだ。

この技術には世界中が注目している。欧米諸国や東南アジアの関係者がひっきりなしに「クリーンコールパワー研究所」を見学に訪れ、この最新システムを次々と採用。日本の重電メーカーに発注しているという。信じられないことだが、知らぬは日本の国民だけなのである。

「これが本格普及すると、本当に原発ゼロが可能になります。ただ、そうなると原発を維持したい電力会社や経産官僚は都合が悪いので、国内での情報発信を“封印”しているのでしょう。3・11以降、メディアもこの発電技術をほとんど報じていません」(政界関係者)

卒原発は決して夢物語ではない。原発推進派のネガティブキャンペーンにダマされてはいけない。   (転載終わり)

関連記事
『「日本未来の党」結成-自公民密室談合勢力の明確な対立軸』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-6323.html

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時事問題」カテゴリの記事

コメント

 「超臨界圧石炭火力発電システム」は、原発に代わる電力エネルギーになりますね。日本の科学技術を利用しての世界的なエネルギーの原発から石炭エネルギー一大転換になるでしょう。国内にも資源はまだまだあるし。石炭産業で膨大な雇用の創出がされる。また、この新技術「超臨界圧石炭火力発電システム」そのものを世界中に輸出できるだろう。雇用の創出、貿易の拡大、原発より遥かに安全であること、環境にも優しい。夢のようなすばら素晴らしい技術ですね。

投稿: Yoshi | 2012年12月15日 (土) 21時41分

Yoshi様
 『日刊ゲンダイ』記事を要約すればこうだ、と言うような簡潔にして分かりやすいコメント、大変ありがとうございました。
 それにしても今のマスコミ、どうでもいい選挙情報は垂れ流しますが、この国の展望が一気に開けそうな、こういう肝心の情報は伝えませんね。「原発利権構造の守り手」自民党が圧勝しそうなだけに本当に残念です。

投稿: 時遊人 | 2012年12月15日 (土) 23時47分

残念ながら、この技術はCO2を一挙に減らせるほどのものではありません。
  http://www.jcoal.or.jp/intern/pdf/08horikawa.pdf

全部見てほしいけど、これがキモ
  【各国の石炭火力発電の効率推移】
日本の既存発電所はすでに世界トップ。
  【石炭利用高効率発電技術】
  最新火力(USC) 700℃級A-USC 石炭ガス化複合発電

効率 43%      48%     51~53%

言われたものは2つ目。次の石炭ガス化も実用近い。右端の石炭ガス化燃料電池複合発電はまだ実用レベルに非ず。

にしてもお給料に例えると、43万、48万、51万、、、高いといってもアイツに勝ったとほくそ笑む程度のもの。
中国など低い国に移すなら、たしかな差があるとは言える。

誰が言ったか知らないが、レベルの誤解があります。

それに日本の炭坑は北海道を除き海面下深くまで掘り進んでの廃坑。残存量があっても古い坑道が邪魔して危険なため採掘は不可能と言われてます。

技術分野でお仕事されてない方は、マスコミ情報、政治家の演説などを信じるだけになりがちでしょうが、ネット検索すればいとも簡単に専門情報を取れます。
用語全てを知らなくとも、複数の数字を照しあわせるだけで真偽はわかるでしょう。

投稿: いちおう技術者 | 2013年8月13日 (火) 23時14分

 貴重な情報、大変ありがとうございます。私のような素人は、ポスト原発として本記事の「超臨界圧石炭火力発電システム」に大いに期待していましたが、ヌカ喜びでしたか?
 とは言っても、深刻な福一の汚染水の地下水や海洋へのダダ漏れの現状を伝え聞くにつけ、各原発の再稼動は止めてもらいたいし・・・。
 国民は生活レベルを20~30年ほど前まで落とすのも仕方ないかな?とも考えます。これ以上の「放射能汚染列島」になるのは、もっぱらゴメンですから。

投稿: 時遊人 | 2013年8月19日 (月) 00時29分

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