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天産自給の原点に還れ(1)

日の本(ひのもと)の国は神の国、神の肉体、汚してはならんとこぞ (『日月神示』)

 平成(一八十成ル)という年号に切り替わる2、3年前の昭和61年、『日月神示 日本大預言』という衝撃的な大警世の書が出されました。著者は泉田瑞顕(いずみだ・ずいけん)という人です。
 泉田瑞顕氏はもう故人ですが、世に名高い「第2次大本弾圧事件」(昭和10年「12月8日未明」~)の体験者だった人です。釈放後、「世の大峠」のピークで発動されると言われている「一厘の(秘密の)仕組」に関わる「大本裏神業」に携わって来られた人のようです。

 日本霊学に関心のある人たちにも強烈なショックを与えた同著の続編として翌昭和62年に出されたのが、本シリーズのタイトルとした『天産自給の原点に還れ』(正式には『日月神示 日本大預言Ⅱ 天産自給の原点に還れ』)です。
 両著は章、項目ごとに『日月神示(ひつくしんじ)』『大本神諭(おおもとしんゆ)』『伊都能売(いずのめ)神諭』の一節を掲げ、それに対して泉田氏が解題していくという構成です。

 どちらかというと『日月神示』などをイデオロギー的に捉えた書で、例えば同神示を降ろされた(現代風に言えば「チャネリング」した)岡本天明(おかもと・てんめい)師の奥方の岡本三典(みのり)女史は「まあ、日月神示にこんな読み方があったのかしら」と生前驚いておられたようです。
 その心は、「この筆(ふで)は八通りの読み方ができるのであるぞ」とお示しのように、同神示は読み手の霊的レベルによって「神成る」ために自由自在に活用できる世界最高峰の大福音書であり、このような硬直的な捉え方はすべきでない、という抗議のお気持ちが込められていたようです。

 とは言え、平成25年の今日の日本は、バブル崩壊、9・11(と言う偽ユダヤ・イルミナティ勢力の自作自演)、イラク戦争、グローバル化(と言う獣的競争原理の跳梁跋扈)、3・11(と言う偽ユダヤ・イルミナティによる大環境テロ)を経て、後はТPP参加により悪魔勢力による「第2の占領」を座して待つしかない状況です。
 当時(昭和最末期)とは比較にならないほど混迷を深めている今この時、あらためて読み返してみますと泉田瑞顕師の命の底からの訴えが、四半世紀余の時の彼方から響いてくるようです。

 大変貴重な両著は、とも静雅堂という出版社刊ですが既に絶版でありどなたももう入手できないことでしょう。そこでその“さわり”だけでもと、以下に両著の目次をお示ししたいと思います。
 その前に。『日本大預言』の表紙には簡潔に次のように謳ってあります。

 「太古の時代、悪神の多数決によって地球の東北に当たる日本列島に御隠退になっていた国祖・国常立尊(注 くにとこだちのみこと)が、艮金神(注 うしとらのこんじん)の名において地上現界に御再現になり、三千世界の立替え立直しを宣言されたのは明治二十五年正月であり、所は丹波綾部の本宮山の山麓であった。日月神示は国祖・国常立尊の神示であり、大本神諭の続編である。」

日月神示 日本大預言

    はしがき
    日月神示について
  第一章 神示の世界改造書
  第二章 立体的世界大改造
  第三章 日本の立替え
        一、日本列島は元の国
        二、悪神と悪魔
        三、日本立替えのプログラム
        四、日本立替えの初段階
        五、日本敗戦の予言
        六、一度盛り返してくる
        七、同じ事が二度ある
        八、世界が一つになって攻めてくる
        九、二度目の日本の危機
        十、北から攻めてくる
        十一、日本の二度目の立替え
        十二、無政府時代が来る
  第四章 神権発動
  第五章 日本とユダヤ
        一、神示の立替え立直し
        二、イスラエル民族
        三、日本人の使命
        四、ユダヤ人の使命
        五、日本とユダヤの和合
    あとがき

日月神示 日本大預言Ⅱ 天産自給の原点に還れ

    はしがき
  第一章 悪魔の日本占領政策
        一、悪魔の日本上陸
        二、工業貿易立国と日本農業
        三、工業万能主義と国土の破壊
        四、世界一の公害列島
        五、日本民族皆殺しの大陰謀
  第二章 体主霊従国日本の崩壊
        一、国際分業論は悪魔の謀略
        二、日本の農業を滅ぼす悪魔の策略
        三、大食糧難が来る
  第三章 日本立直しの方法論
        一、大都市解体
        二、日本民族の国内大移動
        三、万物神有
        四、国土相応の衣・食・住
        五、日本民族の食体系と言霊
        六、天産自給の原点に還れ
        七、土地為本・天産自給
        八、日本列島大浄化運動
  第四章 至仁至愛(みろく)神政
        一、みろく神政の原理
        二、過渡期の神政
  第五章 産土神(うぶすながみ)について
        (一)
         ~
        (九)
    あとがき

  (以下次回に続く) 

【追記】
 このたび『日本霊学、日月神示』という新カテゴリーを設けました。私自身久しく遠ざかっていましたが、改めて学び直していきたと思います。

 (大場光太郎・記)

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