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日々雑感(16)

一番鳥元気に啼くのはいいけれど「ティピピー、ティピピー」と聴こえる可笑しさ (拙歌)

 近年は長期にわたる猛暑傾向が顕著になりつつあります。これは本当にたまりませんし、まだまだ「雨に咲く花」のしっとり風情を味わっていたい私なのでした。
 しかしそんな私に何の断りもなく、気象庁は6日、「関東甲信地方は梅雨明けしたとみられる」と一方的に発表したではありませんか(笑)。

 だから言わんこっちゃない。その途端、連日のうだるような猛暑続きです。
 つい先日伺った会社の社長さんが、「梅雨明け1週間が一番熱中症になりやすいらしいよ。テレビでそう言ってた」と語っていましたが、実際そうなのでしょう。
 1ヵ月半ほどしのぎやすい梅雨前線をもたらしていた、しおらしい梅雨姫を彼方に追いやって、代わって熱さギンギラギンの全身火の玉のような炎帝(えんてい)がどっかと日本列島に居座り始めたのですから。

 しかしお天道様に文句言っても始まりません。仕方ないから、「暑さ寒さも彼岸まで」の9月23日の秋彼岸(秋分の日)あたりまでの2ヶ月余を、お互い「猛暑ニモ熱帯夜ニモ負ケズ」で、暑さ対策おさおさ怠りなく乗り切っていきたいものです。

 さて話は変わってー。
 12日(金)午後2時過ぎ、所用で本厚木駅に出ました。バスを降りてスクランブル交差点を渡るとともに、今が参院選の真っ最中であることが実感されます。いつ行っても、たいがいどこかの党が交差点の先の同駅北口広場で選挙活動をしているのです。
 この日は日本共産党の番でした。暑さをものともせず同党運動員が通行人にチラシを配っている姿が目に入ってきます。『候補者は誰だ?』 タクシー乗り場とのフェンスの所の立て看を見るに、「比例候補 小池晃」とあります。

 『あゝあの小池さんか』 昔よく見ていたテレ朝の『朝まで生テレビ』という月1回の深夜討論番組などによく出ていました。共産党議員は皆理論派ですが、この人は加えて話が分かりやすく、人懐っこい風貌もあいまって何となく共感できるところが多かったのです。

 広場に入って立て看の方を見ると、すぐ手前に3人ほどが立っており、その中の一人が小池晃(こいけ・あきら)氏ではありませんか。メガネをかけた少しずんぐり太目の、テレビで見たとおりの姿です。
 野球解説者の野村克也氏いわく、「感動とは、感即動(感じたら即動くこと)だ」と。この時の私がまさにそれで、考える間もなく2、3メートルほどの所に立っている小池氏の方に歩み寄り、「頑張ってください」と握手を求めに行ったのです。
 小池氏はニコッと笑って私の手を握りながら、「ありがとうございます」

 しかし断っておきますが、いつぞや先方から握手を求めてきた民主党の牧山ひろえ候補もそうですが、小池氏の共産党にも投票しません。土台私はこれまで、「自民党と共産党」には入れた記憶がないのです。

 私のブログ記事を継続してお読みの方の中には、『右だか左だかよく分かんないけど、こやつ、とにかくアナーキーな思想の持ち主ではないか?』と思われる人がおられるかもしれません。が、現実の私は、このように右と左の両極には与(くみ)しない、至って常識的な人間なのであります(笑)。

 それはともかく。小池晃氏は現在党副委員長の要職にありますが、10年夏の参院選では惜しくも落選してしまいました。
 今参院選は他のダラダラ野党が軒並み議席を減らしそうな中、自民党との対決姿勢を鮮明にしている共産党は唯一議席数を伸ばす勢いのようです。小池氏も見事復活当選し、テレビなどでまた分かりやすい「小池節」を披露してもらいたいものです。

 (大場光太郎・記)

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