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小沢代表、千葉県の山間地区で第一声 !

 -他党党首の第一声は目立つ大繁華街から。しかし小沢一郎の場合は、「川上作戦」-山間僻地からという師匠の田中角栄からの直伝を愚直に守り通している-


    (小沢代表の第一声のダイジェスト版ーYouTube動画)
     http://www.youtube.com/watch?v=HREtOEgJHe4


 7月4日の公示日、当然ながら各党党首は第一声を放ち、今参院選に臨む決意や党としての政治理念などを聴衆に熱く訴えました。

 注目すべきは、小沢一郎生活の党代表の第一声です。千葉県市原市田尾という地区の上田尾公民館(かみたびこうみんかん)をその地として選んだのです。

 

 参考にマピオンマップによる地図を掲げましたが、同地図を見てもエライ田舎であることが一目瞭然です。

 翻って他党の党首、たとえば自民党の安倍晋三総裁の場合は、「自民党は一応原発事故収束を考えてます」という国民を欺くためのポーズとして、福島県いわき市での第一声でした。
 これによって、衆院に続いて参院でも多数議席を獲得し、衆参両院で絶対安定多数を確保し自公独裁体制を不動のものにしたい魂胆なのでしょう。

 しかし政権奪取後安倍政権は、事故収束に目立った取り組みをしてこなかったばかりか、現在停止中の全国各地の各原発を順次再稼働していく方針です。のみならず、我が国原発の安全性を訴え、トルコやミャンマーへ自ら売り込みに出かける始末です。
 高市早苗政調会長の「福島原発事故で死んだ人は一人もいない」発言といい、あまりにも国民をナメ切っています。

 小沢代表は第一声の中で、「今の自民党は、国民の生活や命を本当に軽く考えている」と述べていますが、まさにその指摘どおりです。

 ともかく。民主党の海江田万里代表は東京のど真ん中、維新の党の橋下徹代表(結局辞めなかったらしい)は大阪のど真ん中、というように小沢代表を除く他党党首はすべて大都市の繁華街での第一声でした。

 それだけに、「千葉県市原市田尾」と聞いてもピンとこないような辺鄙なところで第一声を放った、生活の党の小沢一郎が逆に目立つのです。背景はコンクリートではなく、早苗田や林など緑したたり、新鮮な感じすら覚えます。

 なぜ千葉県を選んだかというと、同県には生活の党から太田和美が立候補しているからです。太田候補は前衆院議員でしたが先の衆院選で福島選挙区で惜しくも落選し、小沢代表の説得により今回出身県(千葉県柏市)から国替え、鞍替え立候補となったのです。
 だから生活の党として千葉県は最重要選挙区なのです。

 だとしても、党首が第一声を放つ場所として、常識的には千葉市内の目抜き通りや東京ディズニーランド、幕張メッセなど他に候補地はいくらでもありそうなものを、よりによって話の時折り「蛙の笛」が聴かれるような辺鄙な場所で・・・。

 しかし前衆院選の時も四国の山間僻地からだったように、これは選挙上手だった師匠の田中角栄直伝による「川上作戦」なのです。そのこころはー。
 こういう臨界集落にはじいさん、ばあさんしかいません。こんな所に大物政治家がやってきてくれて握手や話をしただけでお年寄りは大感激。すぐさま川下の町場に下りて住んでいる子や孫、親戚に電話して「いやあ、小沢代表の話は良かった、良かった」とピーアールしてくれるわけです。

 それからゆっくり川下の町で理念や政策を訴えた方が、風まかせの都会の聴衆にいきなり話かけるよりずっと効果があるのです。
 一種の「ドブ板選挙」を、小沢代表は党の候補者たちにも指示し、自らも愚直に実践しているのです。

 のどかな田園風景をバックに語られた小沢代表の演説(5分くらいのダイジェスト版)に、是非耳傾けてみてください。小沢一郎は政治家としては決して能弁ではありませんし、耳障りのいいオベンチャラも一切言いません。しかし語るべきポイントはきっちり語り、政治の話を分かりやすく伝える能力の持ち主です。
 意外なほどの報道陣の多さに驚きました。小沢流の川上作戦が広く浸透してきたのでしょうか。

 太田和美候補は千葉選挙区中唯一の女性候補です。しかも生活の党は、自民党や同亜流政党と違って、脱原発、反TPP、反消費増税を鮮明にしています。対立軸明確ですから、今後選挙区内で人気急上昇となるかもしれません。
 大健闘をお祈りしたいものです。

 (大場光太郎・記)

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