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亡国過程にある国は三等星リーダーしか持てない

-トップリーダーがヒドイのはこの国はもう天に見離されているからなのか?-

 よほどの“ネトウヨ”でもない限り「安倍晋三首相は稀に見る名宰相だ」などと思っている人はいないことでしょう。しかし6年前政権を途中でほっぽり投げて轟々の非難を浴びた御仁が、いつの間にか政権に返り咲き、気がついた時には衆参両議院の3分の2を押さえる安定多数政党のトップとして独裁的に君臨しているのです。

 理屈上、本人がまたも「ぼくちゃん、お腹痛くなった」などと体調不良を再発させるか、本人に超ど級のスキャンダルでも炸裂しない限り、超長期政権は必至の状況です。
 国民として国際会議に出すには恥ずかしいほどの知的レベルしか有していないのに、昨年末の衆院選前後急に神かがったような予言力を発揮し、同総選挙直前安倍氏は側近に「今度の選挙では(自公で)3分の2を抑える」と言ったかと思うと、開票後は「今回は2期10年務める」と言い放ったといいます。

 バブル崩壊後の「失われた20年」、その上さらに米イ(米国+イスラエル)闇勢力による3・11&福島第一原発テロを加えられ、日本はヨレヨレ、息も絶え絶えの状態です。GDP、貿易収支など国際的な指標が軒並み低下し、国民も少数の富裕層と大多数の貧民層に二極分化しつつある中、それを一気に跳ね返し、上昇に転じてくれるトップリーダーなら終身総理でも大いに結構です。

 しかるに本質が「おぼっちゃま」のボンボンのボンクラ安倍首相に、そんな雄大な国家ビジョンや大経綸などあるわけがありません。いな、やっていることが支離滅裂です。
 総選挙前は「(重要5品目が守れない)ТPPには参加しない」と公約しておきながら、舌の根も乾かないうちにТPP参加を表明し、その後オバマ政権首脳から「特例は一切設けていない。日本は四の五の言わず交渉のテーブルにつけ」と、釘をさされる始末です。

 だから言わんこっちゃない。今ブルネイで本格交渉が始まっていますが、あまりにもアコギな米ユダ金企業の利益第一主義の米国に、マレーシアやベトナムなどが猛反発し、さしもの米国代表もタジタジです。
 で、おらが安倍ニッポンはというと、オバマ米国に尻尾を振りまくり、マレーシアなどを抑えにかかっているのです。農業、漁業、金融、保険、医療・・・。参加後国の形が変わるほど厳しくなるというのにこのざまです。関係国は呆れて、内心軽蔑しています。

 安倍首相には政治的課題の優先順位がまるで分からないようです。

 今この国が最優先で取り組むべきは、海や地下水に垂れ流し状態の汚染水を完璧に食い止めるなど、福島原発の収束です。特に建屋が傾いていて1300本以上の核燃料が宙吊りの4号機が最も危険です。これが地震などで崩れむき出しになれば、広島の数千倍級の常時核爆発となり「日本は終りです」(小出裕章京大助教)。東電は11月から燃料棒の取り出しにかかる予定ですが、燃料棒同士が接触すると即アウト、1300本以上も本当に大丈夫なのでしょうか。

 福島原発の収束にこそこの国の存亡がかかっています。汚染水がこうなることは事故(テロ)発生後少しして予想されていたといいます。犯罪企業東電は国際的に大騒ぎになるまで問題を放置していたのです。勝俣元会長らはドバイあたりにトンズラ、まるで収束能力のない東電に代わって政府が全面的に収束に乗り出す以外ありません。

 なのに安倍首相は能天気に中東・アフリカ外遊ときたものです。政権発足後安倍は既に20カ国を訪問したと誇っているようですが、これはまったく意味不明な行動です。今回の外遊に加えて東南アジア諸国、安倍は自分を歓迎してくれる国にしかいかないのです。
 こんなのは「首脳外交」にまったく該当しません。安倍が真っ先に向かうべきは、我が国にとって最重要関係国である中国と韓国です。両国の正式な首脳会談は2年近く開かれていないほど冷え切っているだけに余計急ぐべきなのです。

 米国には小泉亜流のポチ外交(しかし訪米の際はオバマに適当に扱われ、その後訪米した中韓首脳の方がずっと丁重だった)、なぜか中韓には高飛車なのが安倍外交です。
 安倍の読みとして、東南アジア、中東、アフリカを歴訪すればそれらの国々が自分に靡いてくれ中国の影響力を殺げるだろう、という遠大な(?)計画だといいます。ではそんな安倍外交を眺めている中国はどうかというと、「我々はゆっくりお茶でも飲んで高見の見物をさせてもらおう」と、余裕綽々鼻であしらわれているのです。

 第一行った先々の国も、10年前のイラクの二番煎じの「化学兵器詐欺」を持ち出してシリアを攻撃しようとしている米国に、いち早く支持表明したバカな安倍ニッポンを軽蔑こそすれ、決して尊敬などしていません。ただODAなどの金欲しさに適当にお追従しているだけなのです。

 国が危急存亡にある時ほど、真に力量のある指導者が求められます。
 実際我が国の歴史を振り返っても、国難にある時にはそういう指導者が現われました。例えば鎌倉時代の2度に及ぶ元寇の危機には北条時宗という救国的リーダーが現われましたし、明治維新の際には吉田松陰、、西郷隆盛、坂本龍馬といった救国の志士たちが続々登場しました。さらに日露戦争の折りには児玉源太郎や東郷平八郎らの非凡な武人がこの国に勝利をもたらしたのです。

 しかし日本に「救国の英雄」が現われたのは、残念ながらここまででした。
 日米戦争が避けがたいと映り出した昭和初期、ある人が、大本の出口王仁三郎に「この危難を回避するには聖師が総理になって救国内閣を組閣するしかないのではありませんか?」と水を向けたそうです。対して王仁三郎は、「ワシが総理になってやってもいいのじゃが、閣僚に登用する人材がいなくて組閣出来んのじゃよ」と言ったといいます。

 出口王仁三郎は明治維新の「宮さん」で有名な有栖川宮熾仁親王のご落胤、当時の絶大な影響力からしてもし救国内閣が組まれていたら、その後の日米戦争、広島・長崎原爆投下、日本占領はなかったと断言できます。
 と言うことは、今日のような米国隷属の黄泉の国ニッポンにもなっていなかったはずです。こういう話は初めての人もおありでしょうが、昭和10年「12月8日未明」から始まった「第2次大本弾圧」(最終的に昭和天皇認可)の代償は日本にとってあまりにも大きかったのです。

 ところで出口王仁三郎はその時その人に、「西郷隆盛は一等星だった。その後この国の政治家は二等星、三等星ばかりでどうにもならんのじゃ」とも言ったといいます。
 伊藤博文以下高橋是清など戦前の総理はおろか、戦後の吉田茂、岸信介(共に米国スパイ)、佐藤栄作、田中角栄、中曽根康弘すべて二等星以下です。特に近年の森喜朗、小泉純一郎以下安倍晋三までの総理は三等星がいいところです。

 (大場光太郎・記)

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