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安物しか買わないと、いずれ安物しか買えなくなる?

 あまり注目されなかったようですが、阿修羅掲示板で面日い記事を見つけましたので、以下に転載します。

安物しか買わないと、いずれ安物しか買えなくなる理由とは (Darkness )
http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/752.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 12 日

「安物しか買わない」と、「安物しか買えない」というのは、根本的にまったく違う意味を持つ。

「安物しか買わない」というのは、高いものも買うことができるということである。つまり、選択肢がある。「安物しか買えない」というのは、高いものが買えず、選択肢がない状態である。

日本人は最初は「安物しか買わない」だったのだが、それがいつしか、「安物しか買えない」に追い詰められるようになっていった。

日本人が「安物しか買わない」ので、日本の社会が変化して「安物しか買えない」ようになっていったと気付いている人は少ない。実際のところ、そのような動きになっているのを、日本人は早く気付くべきだった。

しかし、誰も何も気付かないまま、それは日本の底辺で進行してしまい、今もまだそれが続いている途上にある。

まだ「安物しか買わない」と言っている人も、それによって自分の収入が下がって、このままではいずれ安物しか買えない状態に堕ちていく。

■安物しか買わないと、安物しか買えなくなる理由

ここで言う安物とは、中国企業が作った本当の粗悪品まがいの安物や、100円ショップで売っているような安物の話をしている。そういった粗悪品まがいが、今の日本には溢れるほど溢れかえっている。

日本人が、このような安物しか買わないと、安物しか買えなくなる理由は、いくつもあるが、その最も簡単なのは、以下のものだ。

(1)安物しか買わない。
(2)安物が作れる企業しか生き残れない。
(3)それは途上国の企業である。
(4)日本の企業はつぶれる。
(5)日本人が貧困化する。
(6)安物しか買えなくなる。

中国製の粗悪品しか売れなくなると、通常の値段で物を売っている企業は苦境に落ちて資金繰りが難しくなる。これは当たり前のことだ。

そうなると、企業はリストラを余儀なくされるし、場合によっては倒産に追い込まれることになる。

そして、どうなるのか。日本企業が日本人を雇えなくなったら、当然、日本人は貧困化するのである。だから、最終的に安物しか買えなくなっていく。

もちろん、日本企業が全部つぶれるわけではない。生き残る企業もたくさんある。それなら安泰なのかというと、そうでもない。以下の動きも同時に起きるからだ。

(1)安物しか買わない。
(2)日本企業は安物を作るためにコストを削減する。
(3)コストの大半は人件費なので社員をリストラする。
(4)リストラが増えて日本人が貧しくなる。
(5)安物しか買えなくなる。

どのみち、日本人が安物しか買わなくなって、日本人が安物しか買えなくなるのは同じだ。

■「安い」がもたらすデメリットに気付くべきだった

私たちは、「安い」がもたらすメリットばかりを見ているが、そろそろデメリットも気付くべきなのである。安物ばかり買っていると、自分たちが安物しか買えなくなるという現実を知らなければならない。

これは、グローバル化した社会が生み出す光景なのである。

グローバル経済の本質は、世界規模のコスト削減による安売り競争にある。

多国籍企業は、賃金の安い国、仕入れ値を買い叩ける国を目がけて進出し、競争相手よりも1円よりも安い商品を提供しようと腐心する。

アメリカではウォルマート、日本ではユニクロなどがそのような時代の覇者になっているが、グローバル経済が続く限り、この流れはとまることはない。

安売りは、もっと激しく先鋭化した動きになっていく。

それはつまり先進国の人々の賃金を想像以上に削減する流れとなって襲いかかっていく。これは日本だけで起きている現象ではない。アメリカでも、ヨーロッパ各国でも起きている。

だから、「安いものしか買わない」から、「安いものしか買えない」という先進国の人たちの動きが起きているのである。

先進国の人間が「安いものしか買えない、買わない」のだから、企業はますます世界中を見回して賃金の安い国を渡り歩いていく。

先進国の賃金引き下げ圧力は、さらに強まっていく……。

■先進国の一般国民の賃金を引き下げるという経済

グローバル経済とは先進国の一般国民の賃金を引き下げるという経済であることを、まだ日本人だけが認識していない。

日本人はそれを認識するのが遅かった。いや、今でもまだそれを認識できていない者がいる。

いまだに過大な負債(主に住宅ローン)を抱えようと考える人間もいるのが、それを物語っている。

数十年にも渡る住宅ローンは、終身雇用が崩壊した今ではとても危険なものであり、身の振り方によほどの自信と能力がある人だけがやっていいものである。

ごく普通の人間が過大な住宅ローンを抱えるのは、人生を賭けた綱渡りであると言える。

収入が下がっていけばどうなるのか、ボーナスが出なくなったらどうするのか、リストラされたらどうするのか、病気になったらどうするのか、離婚したらどうするのか……。

今の日本では、そのすべては高い確率であり得る時代なのである。ありとあらゆるものが不透明になっている。とても危険だ。それに気付いていない人間から先に破綻していく。

いったい、いつまでこの嫌な時代が続くのか。それは、新興国の人間の給料と、先進国の人間の給料が、ほぼ同一になっていくまでだ。

同一になるというのは、新興国の人間の給料が上がるのと同時に、先進国の人間の給料が下がるということでもある。

日本人の給料は高いのだから、どんどん引き下げられて行くという動きになるのは、考えなくても分かるし、現に今、そのような動きになってしまっている。

100円ショップの安物の粗悪品ばかり買う日本人が増えたお陰で、日本企業はどんどん追い込まれてしまっているのだから、日本人は粗悪品を買って自分の首を必要以上に絞めているということでもある。

安物しか買わないと、安物しか買えなくなるというのは、そういう意味なのである。 (転載終り)


【私のコメント】
 「安物しか買わないでいたら、気がついたら安物しか買えなくなっていた」代表例とは、何を隠そうこの私です。いな、この際告白しますが、現在「超債務超過状態」(早く言えば「大借金まみれ」・苦笑)の私めは、「安物すら買えない状態」に陥ることもしばしばです。債務超過のきっかけとなったのは、例のリーマンショック以降です。一応自営業者の私には、それ以降の世の中の金づまり状態がいかにヒドイものか、肌身でヒシヒシと感じられます。

「これは、グローバル化した社会が生み出す光景なのである。
グローバル経済の本質は、世界規模のコスト削減による安売り競争にある。」
「グローバル経済とは先進国の一般国民の賃金を引き下げるという経済であることを、まだ日本人だけが認識していない。」
 これは見事にグローバル経済の本質を衝いていると思います。

 今年の春頃、ユニクロの柳井会長が「年収100万円時代」をぶち上げて物議をかもしました。私などは『自分は年収ウン十億なのによく言うよ』と、やっかみ半分で思ったものです。しかし上のグローバル経済の本質を背景として考えると、柳井会長の発言はあながち間違いでもなかったわけです。
 ただしだからと言って、グローバル経済が正しい、間違っていない、ということではありません。逆にグローバル経済は、弱肉強食の獣的経済と断罪すへきものと考えます。

 小泉・竹中コンビによる、新自由主義、市場原理主義というグローバル経済の導入によって、この国は少数の富裕層と多数の貧困層の二極分化が進みつつあります。一度下に落ると、這い上るのが困難な硬直化した「階級社会」が形成されつつあると見る識者もいます。国全体が負のスパイラルに落ち込んでしまったかのようです。

 先に何より私自身が負のスパイラルに落ち込んでしまったことを告白しましたが、ただあまり悲観していません。むしろ「いい経験をさせてもらっている」くらいに受け止めています。この年になって言うのも何ですが、お金の大切さが身にしみて分ったし、初めて経済的自立心が芽生えたし、やりくり算段の才覚が鍛えられるし・・・。

 逆境の中には、それと同等かそれ以上の利益の種子(たね)が含まれているのである。 (ナポレオン・ヒル『思考は現実化する』より)

 『なんとかなるさ』と楽観的に構えていると、『もうダメか』という生きた心地がしない局面でも何とかなってきました。多分「天は自ら助くる者を助く」という金言は真理なのだろうと思います。私はまだまだ自分自身を生かしたいですから。
 これまでの負のスパイラルから脱け出して、「高い物しか買わない」とまではいかなくとも、何とか上昇に転じたいものと念願しているきょうこの頃です。 (大場光太郞・記)

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