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天皇陛下「平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作った」

-安倍首相以下現政権幹部らは、陛下の大御心を踏みにじる「逆臣」である-

 今月23日、80歳を迎えられた天皇陛下の誕生日に先立つ記者会見の一部を以下に転載します。文・画像とも『読売新聞ネット』です。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131222-OYT1T00390.htm

――問1 陛下は傘寿を迎えられ、平成の時代になってまもなく四半世紀が刻まれます。昭和の時代から平成のいままでを顧みると、戦争とその後の復興、多くの災害や厳しい経済情勢などがあり、陛下ご自身の2度の大きな手術もありました。80年の道のりを振り返って特に印象に残っている出来事や、傘寿を迎えられたご感想、そしてこれからの人生をどのように歩もうとされているのかお聞かせ下さい。

 ご回答

 陛下 80年の道のりを振り返って、特に印象に残っている出来事という質問ですが、やはり最も印象に残っているのは先の戦争のことです。私が学齢に達した時には中国との戦争が始まっており、その翌年の12月8日から、中国のほかに新たに米国、英国、オランダとの戦争が始まりました。終戦を迎えたのは小学校の最後の年でした。この戦争による日本人の犠牲者は約310万人と言われています。前途に様々な夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましい限りです。

 戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。戦後60年を超す歳月を経、今日、日本には東日本大震災のような大きな災害に対しても、人と人との絆を大切にし、冷静に事に対処し、復興に向かって尽力する人々が育っていることを、本当に心強く思っています。

 傘寿を迎える私が、これまでに日本を支え、今も各地で様々に我が国の向上、発展に尽くしている人々に日々感謝の気持ちを持って過ごせることを幸せなことと思っています。既に80年の人生を歩み、これからの歩みという問いにやや戸惑っていますが、年齢による制約を受け入れつつ、できる限り役割を果たしていきたいと思っています。 (以下省略)

【私のコメント】
 私は、天皇陛下の毎年の記者会見を聞いてきたわけではないので断言は出来ませんが、普段は極力ご主張を控えておられる陛下にしては珍しく踏み込んだご発言だな、との印象を持ちました。

 80年間で最も印象に残っていることに「先の戦争」を挙げられ、「前途にさまざまな夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと、本当に痛ましいかぎりです」と述べられ、その上で「戦後、日本は平和と民主主義を守るべき大切なものとして日本国憲法を作り、様々な改革を行って今日の日本を築いた」と振り返えられたのです。

 陛下のお心は明らかです。世界に冠たる平和憲法(日本国憲法)を「平和と民主主義を守るべき大切なもの」と考えておられるのです。

 しかるに「陛下の御心臣知らず」。安倍晋三首相をはじめとした安倍政権中枢幹部らは皆ことごとく「改憲論者」です。不正手段で得た衆参両議院の安定多数をいいことに、特定秘密保護法や日本版NSCなど憲法違反の法律や制度を矢つぎ早やに成立させています。

 そしてあろうことか天皇陛下の誕生日である23日、政府は首相公邸で緊急の国家安全保障会議4大臣会合を開き、国連南スーダン派遣団に参加している韓国軍の要請を受け、陸上自衛隊の銃弾を国連平和維持活動PKO協力法に基づき国連を通じて提供する方針を決めたのです。

 銃弾は直接人の殺傷につながるもので、韓国軍のように銃があっても銃弾がなければ人を殺せません。だからそれを提供するということは、日本が直接戦争に参加するに等しく、明らかに憲法違反と言うべきです。

 その弁解として安倍首相らは、「一刻を争う緊急事態であり、緊急の必要性・人道性が極めて高いことに鑑み武器輸出三原則の例外として要請に応じる」と説明していますが、とんでもありません。これをいい取っかかりにして、直接的戦争参加への足がかりにする魂胆見え見えです。

 もうこうなると安倍晋三以下は、陛下の大御心(おおみこころ)を踏みにじる「逆臣」と言うべきです。あえて平和憲法に踏み込まざるを得なかった陛下の心中お察し申し上げます。

 (大場光太郎・記)

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コメント

こちらのページに膜がかかり見ることができません。何か操作されていますか。天皇陛下のところを読ませていただきたいのですが。不思議です。

投稿: 松原美佐子 | 2015年6月16日 (火) 07時12分

松原美佐子様

 コメントありがとうございました。

 本日私は業務上の都合で午前中から横浜市鶴見区の方まで行っていて、今少し前帰ってきました。返信遅れまして申し訳ございません。

 本記事お読みになれなかったとのことです。そういえば管理ページで貴コメントを発見し、開こうとしても開けなかったり、また本記事がどんな具合なのかチェックのため開こうとしてもこちらもなかなか開けませんでした。『さては官○の圧力がかかったのか?』と一瞬胸がざわつきました。

 しかしその後少しして平常に戻ったようです。こうして記事も読めますし、コメント返信も出来ますからもう大丈夫でしょう。

 冷静に考えれば、本記事は特段規制されるような内容ではないし、またいくら「圧力官○」でもこんな中小ブログなど相手にしないことでしょう。私にもよく分かりませんが、ブログ内部または@niftyココログの何らかの不具合によるものだったものと思われます。

 どうもご心配おかけしました。またわざわざお知らせいただき、大変ありがとうございました。

投稿: 時遊人 | 2015年6月16日 (火) 23時40分

この記事へのコメントは終了しました。

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