「アラビアのロレンス」そして第一次世界大戦の本当の目的
-一代の風雲児「アラビアのロレンス」も、我が国幕末の坂本龍馬らと同じく、結局はイルミナィ・ユダ金の手の中で踊らされていただけなのか?-
ピーター・オトゥール演じるロレンス
名画『アラビアのロレンス』で有名な英国の俳優ピーター・オトゥール氏が14日、81歳で亡くなりました。
私はこの映画をどこかの民放のテレビ放映で観たことがあります。だいぶ前なので大方は忘れてしまいましたが、このたびのオトゥール氏の訃報に接し、それでも砂漠のキャラバンのシーン、オスマン帝国が敷設した鉄道爆破のシーンなどが蘚ってきました。
さらにそのずっと前の高校時代、(この映画の原作かどうかは不明ですが)『アラビアのロレンス』と言う海外ノンフィクションを読んだことがあります。だから私の「アラビアのロレンス熱」は、その時以来なのです。
英国情報将校として中東勤務を命じられたトーマス・エドワード・ロレンス(1888年~1935年)が、いつしか、12世紀頃から続いたオスマン帝国(オスマン・トルコ帝国)の支配からアラブ人たちを解放するための戦いに身を投じ指導的な役割りを果たすことになります。
トーマス・エドワード・ロレンス
T・E・ロレンスは英国人でありながら、アラブの有力部族長らから「一人部族長」と認められトレードマークとなったアラブ衣裳を贈られました。
それらを描いたアラビアロマンもさることながら、私がその時知ったのは、T・E・ロレンスは名門オックスフォード大学出身のエリートだったことです。同大学在学中、大学の図書館の蔵書を片っ端から読破し、尋常ならざる記憶力で記憶していったというのです。
彼はまた在学中、後年の方向性を示すようにオリエンタルな分野に強い関心を示し、十字軍の足跡をたどる旅もしています。卒業論文は十字軍の遺跡をテーマとしたもので、教授たちから最優秀の評価を得ました。
アラビアのロレンス
1916年からのT・E・ロレンスによるアラブ独立闘争への支援・奔走が大いに功を奏して、オスマン帝国崩壊がハッキリ見えてきました。しかしロレンスの役割りはここまで。彼は次第にアラブ反乱軍からも英国軍からも邪魔な存在になっていきます。こうして1918年、矢意のうちにアラビアを去ったのです。
映画の冒頭がいきなりのオートバイ事故のシーンでしたが、ロレンスが同事故で46歳の波瀾万丈の生涯を終えたのは1935年のことでした。
さて、「アラビアのロレンス」が去る前後の中東情勢は大局的にどうだったのか?その概略を示す興味深い阿修羅掲示板記事を見つけましたので以下に転戴します。
反乱軍によるアラブ独立闘争は同時進行で起きていた第一次世界大戦とリンクしていたわけです。が、学校の教科書で教わらないこういう裏真実に接すると、改めて近代以降の世界史的な大戦争・大イベントで偶発的に起きたものは何一つなく、すべて「ある目的」のために予め仕組まれたものだったことを再認識させられます。 (大場光太郎・記)
第一次世界大戦の最大の目的は、730年前に失われた十字軍国家であるエルサレム王国の奪還であった。
投稿者 バビル3世 日時 2013 年 12 月 08 日
http://www.asyura2.com/13/cult12/msg/708.html
1915年、オスマン・トルコ帝国の支配地域である中東で、アラブ人の蜂起によりトルコを背後から脅かしたい英国の外交官ヘンリー・マクマホンが、アラビア半島の遊牧民で聖地メッカの太守であるフセインにアラブ人国家の樹立を約束する。(フセイン=マクマホン協定)
1916年、英国の中東専門家マーク・サイクスとフランスの外交官フランソワ・ジョルジュ=ピコが、エルサレムーバグダッド線より北方はフランスの統治、南方は英国で統治するという秘密条約を結ぶ。(サイクス=ピコ条約)
これにより、クルド人の居住地は、トルコ・イラク・イラン・シリア・アルメニアなどに分断された。
1917年、英国の外務大臣アーサー・バルフォア卿がライオネル・ロスチャイルドに「ユダヤ国家樹立」を約束する。(バルフォア宣言)
同年、イギリス軍がエルサレムに入城し、730年間に渡るイスラーム系王朝のエルサレム支配を終結させた。
1917年3月8日、ロシア革命が発生して帝国が瓦解した。
1918年に入るとトルコ、オーストリア、ドイツで革命が発生して帝国が瓦解した。
第一次世界大戦の最大の目的は、730年ぶりのエルサレム奪還である。
この目的は達成され、連合国は失われた十字軍国家であるエルサレム王国を奪還し、かつて十字軍を破ったサラーフッディーンの一族であるクルド人の居住地を分断させマイノリティに貶めた。
その後、第二次世界大戦を経て、イスラエルという仮の国家をつくり、ロシアで迫害されていた白人系ユダヤ人を傭兵として入植させ、パレスチナ人を虐殺する役目を与えた。 (転戴終り)
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コメント
●フリーメーソンに属する黒い教皇として知られますアルバート・パイクが宛てた手紙の内容(未来計画書)に、次の様な内容が有ります。
●以下、内容の抜粋になります。
●アルバート・パイクの“予言”(未来計画)、この手紙の内容をもっと詳細に紹介すると、次のような恐るべき“未来計画”が書かれていたのである。
「第一次世界大戦は、ツァーリズムのロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。
そして、ロシアはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役”として利用されるだろう。」
「第二次世界大戦は、『ドイツの国家主義者』と『政治的シオニスト』(パレスチナ地方にユダヤ人国家を建設しようとする人々)の間の圧倒的な意見の相違の操作の上に実現されることになる。
その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに『イスラエル国家』の建設がなされるべきである。」
「第三次世界大戦は、シオニストとアラブ人とのあいだに、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」
「キリストの教会と無神論の破壊の後、ルシファーの宇宙的顕示により、真の光が迎えられる……」
●以上が内容の抜粋になります。
●これらが真実だとしたら、世界史や現代史の政治経済の陰にフリーメーソンやイルミナティーの陰謀や暗躍を隠しきれません。
投稿: 竹島をトクドと呼ぶな! | 2014年2月 9日 (日) 13時52分