朗報 ! 「憲法9条」、ノーベル平和賞候補に !
-「戦争か平和か」、今日本は重大な岐路に立たされている。憲法9条改憲で戦争を選択すれば破滅のネガティブワールド日本、憲法9条を死守できれば弥栄(いやさか)のポジティブワールド日本。天と地ほどの開きとなる。-
憲法9条、ノーベル平和賞候補に
2014年4月11日(金)18時45分配信 共同通信 http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2014041101001845/1.htm
戦争放棄を定めた憲法9条をノーベル平和賞に推そうと市民団体がインターネットなどで呼び掛け、趣旨に賛同した大学教授らがノーベル賞委員会(ノルウェー)に推薦状を送ったところ、候補として受理したとの連絡があったことが11日、市民団体への取材で分かった。
市民団体「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会(相模原市)によると、ノーベル賞委員会から9日夜に受理を知らせるメールが届いたという。
実行委は神奈川県座間市の主婦がインターネットで呼び掛け、共感が広がって発足。平和賞は個人や団体に贈られるため受賞者は「日本国民」とした。(転載終り)
【私のコメント】
市民団体「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会のことは、『「9条にノーベル平和賞を」キャンペーンにご賛同を!』記事(今年1月8日)、『「9条にノーベル平和賞を」推薦人の勝村教授コメント紹介』記事(1月29日)で既に取り上げました。
同実行委員会のネット署名に加わった一人として、今回のノーベル委員会からの受理メールの件、大変嬉しく思います。「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会より、私のところにもそれを伝えるメールが届いていますので、以下に転載、紹介させていただきます。
*
ご賛同人の皆様へ
「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会です。
たくさんの皆様のご賛同とご協力を心より感謝いたします。
皆様の賛同署名を後押しとして、推薦人の先生方が、締め切の2月1日までに無事推薦文を提出してくださいましたが、
9日夜、ノルウェー・ノーベル委員会から推薦人の先生や当実行委員会宛て、推薦状の受理を確認するメールをいただくことができました。
「提出の確認
提出された推薦の受理と有効性を確認する手紙かメールは、通常提出締め切りの 2、3カ月の間に送られる。」(ノルウェーノーベル委員会公式HP「ノーベル平和賞受賞者の推薦と選定」)の通りです。
今年度は278の候補が登録され、10月10日に受賞者が発表されるとのことです。いただいたメールを添付いたします。
本来、推薦資格をお持ちの先生が推薦状を送ってくださったら、候補となるわけですが、わたしたちは対象が「日本国民」だったので、日本国民を「団体」(受賞対象は個人か団体)としてとらえていただけるのか、
また、日本人の推薦人の先生の場合は、ご自身を推薦するわけではないので大丈夫と思いつつ、自薦と判断されなければよいが、という心配もありました。
でもこの度、ノーベル委員会が憲法9条を70年近く保持する日本国民をノーベル平和賞候補として受理してくださったこと、本当に嬉しく、感謝いたします。
日本国民ひとりひとりがノーベル平和賞候補!ということで、これまであまり関心がなかった方たちも自分のこととして憲法9条に向き合うきっかけとなることを願います。そして受賞に向け、あらためて9条が人々の叡智であることを確認し、「戦争しないこと」を揺るがない出発点として、現実の問題に対していきたいと願います。
引き続き、戦争しない憲法9条を広げる賛同の輪を広げていただければ幸いです。
世界中の子どもたちを守るため、『戦争しない』憲法9条を世界へ ~2014年度のノーベル平和賞受賞を目指して~
http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp/2014/03/blog-post_4927.html
神奈川新聞、朝日新聞と感謝な事に、その後もたくさんのメディアの方が取り上げてくださっております。
神奈川新聞の記事
http://www.kanaloco.jp/article/69464/cms_id/74806
朝日新聞の記事http://www.asahi.com/articles/ASG4C2W6KG4CULOB001.html?iref=com_rnavi_srank
みんなの小さな小さな平和への願いをつなげて、世界の平和を実現していきましょう!
心からの感謝をこめて
「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
ネット署名http://chn.ge/1bNX7Hb http://chn.ge/1dSWvo1
FB:https://www.facebook.com/nobelpeace9jou
ブログ:http://nobel-peace-prize-for-article-9.blogspot.jp (転載終り)
*
日本国憲法
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
*
ただ、「ノーベル平和賞候補」がそのまま即授賞ということではありません。同実行委員会メールにありますとおり、今年度は史上最多となる278候補がノミネートされています。単純に見ても1/278(0.36%)の碓率と、非常な狭き門です。それに今回の2万人弱の署名数もアヒール力として弱いと思います。あとは、ノーベル委員会の人たちの「強い平和を希求する心」に乞うご期待です。
今年授賞を逃せば「また来年」ということになりますが、「憲法9条」を取り巻く国内情勢は決して悠長に構えていられる状況ではありません。衆参ともに安定多数を得た安倍“極右”政権が、今夏にも集団的自衛権行使を閣議決定するとみられるなど、憲法9条を骨抜きにする戦争への地ならしを急ピッチで進めているからです。
「現憲法はアメリカからの押つしけだ。だから自前の憲法を持つべきだ」という意見をよく聞きます。確かに形の上ではそういう面があったことを否定はしません。しかしより大きな視点から見れば、「日本正神界の神によって」日本国民に与えられた憲法だと言えるのです。私たちの国民性として、「外圧」という強制力によってしか平和憲法を手にできなかったのです。
(世界の霊的中府である)日本正神界の神々が強くお望みなのは「世界人類よ平和であれ、日本よ平和であれ」ということです。これを体現しておられるのが今上天皇陛下です。以前の記事で紹介しましたが、陛下は現下の改憲の動きを深く憂慮しておられます。
何度でも繰り返しますが、「同じ事二度ある仕組」(『日月神示』)
安倍晋三以下の多くの政治家、新聞・テレビなどの言論界、そしてそれに煽られどんどん右傾化する国民。邪神・邪霊の蠢動によって破滅の戦争へと突き進んで行った戦前とまったく同じ状況が今生まれつつあります。
これも繰り返しますが、今度日本が戦争の当時国になれば、先の戦争など比較にならないほどの激烈深刻な事態となります。それを唯一ストップできるとしたら、「憲法9条ノーベル平和賞授賞」しかないと私は考えます。心ある国民の皆様、心静かに急いでください。
(大場光太郞・記)
『憲法9条にノーベル平和賞を』署名サイト
http://chn.ge/1bNX7Hb
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コメント
今日は。
日本国憲法…懐かしい言葉の響きです。高校の社会科の授業で現代社会を受けた時以来に聞いた言葉です。
その当時、私の通いました学校は、現代社会を授業で行なっている珍しい学校でした。
私のクラスの受け持ちをされました社会科の先生は戦争体験者でしたから、日本国憲法の有り難さや重要性をよく御存知でしたし、私達生徒の前でよく主張されておりした。
その先生も既に他界されました。とても残念です。
そうですね、私達はこの日本国憲法の法の加護の下に安らかに生活させて戴いております。
その憲法が70年近く、維持されて参りました事は、非常に素晴らしい事と感じております。
ワイマール憲法ですら短命でしたから。
人類始まって以来、この国の悲願でもあります日本国憲法の考え方を世界に拡散したいものです。
然し乍ら、読売新聞社が提案されました日本国憲法(平和憲法)の改悪案、又、それに賛同されます政治家の方々…。
本当に信じられない事ばかりです。
この憲法が改悪されませんよう、又、永続されますよう、私も「憲法第9条にノーベル平和賞を!」と賛同させて戴きたいと思います。
追記①:日本国憲法の話とは全く関わりはありませんので恐縮致しますが、プロ野球での読売のナベツネといい、日本国憲法改悪案推進の読売新聞社といい、読売は最悪です。
追記②:「戦争したくないなら、日本もスイスのように永世中立国になればいいのに」と学生時代に友達が言っていたのを思い出します。
小泉純一郎氏が総理大臣を勤めておりました頃に、日本は永世中立国にはなれないと小泉氏はTVにて申しておりました。
又、永世中立国という言葉の意味ですが、永遠に戦争をしないという意味ではないようですし、永世中立国の国民は、国レベルで何かあった時に、国民全員が国を自衛する為の人員として考えられているようでした。
投稿: 春山さくら | 2014年4月20日 (日) 08時17分
どうもありがとうございます。また署名運動にご賛同とのこと、私も大変嬉しく思います。
そうなのです。昔は戦争を肌身で知っている大人が身近なところにいて、戦争の悲惨さを教えてくれたのです。春山様の場合は現代社会の先生とのことですが、私の場合は中1の時の坦任のT先生でした。当時(昭和30代後半)30代半ばの女性教師でしたが、国語の授業でクラス全員に文庫本を配り『ビルマの竪琴』『二十四の瞳』を終りまで読んでくれました。
三島事件前後は三島由紀夫に心酔したりと、危い時期もありましたが、いつも「平和」に立ち帰れたのはT先生のお陰と感謝しています。そうでないと、同世代の長谷川三千子NHK経営委員のように、三島の観念的日本観に閉じ込められてしまうところでした。
ナベツネ読売は最悪ですね。そして再登板した安倍首相とまっ先に会食したのがナベツネです。
投稿: 時遊人 | 2014年4月21日 (月) 00時33分