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アベノバカトノ欧州漫遊記

-いくら連休中とは言え、一国の総理として高い税金を使っての外遊だ。しかし実態は以下の転載2記事のようなお粗末な次第。米国の従属国をまともに相手にする国などないのだ。それに仏紙、独紙が批判したように、極右安倍が欧州各国から警戒されていることも改めて浮きぼりになった。誰かこの者を座敷牢にでも閉じ込めて外に出ないようにしてくれる人はいないのか!?-

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安倍首相が欧州歴訪でさらけ出した習近平との「格の違い」
http://gendai.net/articles/view/news/150001
2014年5月7日 日刊ゲンダイ

 経済面の成果ゼロ

 欧州歴訪中の安倍首相のGWはまだ終わらない。ドイツ、英国、ポルトガル、スペイン、フランスと渡り、6日はパリで開かれた経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会で基調講演。6カ国目のベルギーからの帰国は8日の予定で、10日間にわたる“長期出張”だが、経済界からは「まったく成果があがっていない」という不満ばかりが聞こえてくる。

 安倍はOECD講演で、名指しこそ避けたが、「知的資本がフリーライド(ただ乗り)されてはならない。環境への負荷を垂れ流すことで価格競争で優位に立つことがあってはならない」と中国を牽制。公正なルールに基づく「新たな経済秩序」への賛同を求めたが、欧州勢が安倍の“中国批判”をスンナリと受け入れるわけがない。

 ほぼ1カ月前、中国の習近平国家主席も欧州を公式訪問した。オランダ、フランス、ドイツ、ベルギーを回り、経済面での欧州とのつながりを強調。何しろ中国と欧州の貿易総額は日本の約3倍に達しているのだ。オランダとベルギーは国王が歓迎晩餐会を開き、フランスはベルサイユ宮殿で豪華夕食会を開催した。

■市内の歓迎ムードも低調

 欧州、中国ともビジネスの実利は十分だった。習は仏オランド大統領との会談で、「中国がエアバスから航空機を購入」「東風汽車(中国の自動車メーカー)とPSA(プジョーシトロエン)との増資合意」など約50件、総額180億ユーロ(約2兆5500億円)規模の大型契約を締結。ドイツでは約100億ユーロ(約1兆4200億円)のプロジェクト契約を成立させ、オランダでも食品衛生などに関わる18件の合意を結んだ。
「欧州各国は対ロ関係の悪化で、中国との経済面の結びつきを一段と強める必要はあったでしょう。それを差し引いても、用意周到な経済外交でした。一方、安倍首相はどうか。習主席とほぼ同じ国を訪問することで、領土問題などで理解を求める意図もあったと思いますが、経済外交は成果ゼロ。役者の違いは歴然です」(経済評論家の杉村富生氏)

 6日もパリ市内の安倍歓迎ムードは低調で、日仏首脳会談も「防衛装備品協力の協定締結に向けた交渉入り」などで合意したが、習がまとめ上げたような具体的な内容は見当たらない。

「アベノミクスの失速を欧州は感じているのです。株価もロシアを除くと、日本は世界で最も落ち込んでいます」(杉村富生氏)

■経済面の成果ゼロ

 それを覆すための欧州歴訪だと、日本の経済界は安倍に期待した。ところが、集団的自衛権とか、積極的平和主義など安全保障分野ばかりを強調し、経済はそっちのけだ。

「日本には欧州に売り込める技術がたくさんあります。道路や橋梁、下水処理などの社会インフラに加え、医療機器や環境分野など日本の技術力は世界トップクラスです。実際、日立は英国の鉄道車両の受注に成功しています」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 安倍はパリのルーブル美術館を堪能し、ポルトガルにあるユーラシア大陸の西の果てロカ岬に行き、ローマ遺跡も訪れた。
「観光気分の外遊には相手国も呆れたのでは。他にやるべきことは山ほどある。ポルトガルの失業率は15%、スペインは25%を超えています。たとえば日本の自動車メーカーの工場を両国に造れば、失業率の改善に役立つ。そういう発想が必要なんです」(倉多慎之助氏)

 安倍の欧州歴訪は、習との“格差”をさらけ出しただけだ。

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パリで安倍首相「1つ星店」ドタキャン騒動…被害シェフを直撃
http://gendai.net/articles/view/news/150038
2014年5月8日 日刊ゲンダイ

 大マスコミは沈黙

 8日、10日間の欧州歴訪から帰って来る安倍首相御一行様。

 フランスでは、5日昼(現地時間)にパリの日本大使公邸にオランド大統領を招き、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」を振る舞った。その席で首相は、グルメ大国の大統領に向かって自然との調和を大切にする和食の神髄を語り、終始ご満悦の様子だった。
 ところが、同じ人が真逆のことをしているのだから、神髄が聞いて呆れる。

 ことの発端は、安倍首相が6日昼(現地時間)に予約したレストランのドタキャン騒動。パリの「レストラン・ソラ」を3日前に突然キャンセルしたのだ。同店は、パリの3つ星レストラン「アストランス」で修業した日本人シェフの吉武広樹氏(33)が3年前に開業。翌年には早くも1つ星を獲得し、予約困難な店としても知られる。

 その吉武シェフが、3日(現地時間)に自身のフェイスブックで不満をこう漏らしている。
〈今ヨーロッパにいらっしゃっている日本を代表する方々から30名のご予約。3日前にして『すみませんが、今回は見送らさせて頂きます』って。いやいや、すみませんじゃ、すまないです〉

 一方的なドタキャンに憤まんやる方ないといった様子。なにしろ、予約で満員の店を、安倍首相が来るからといって無理に予約をねじ込んできたのは、当の安倍サイドなのだ。吉武シェフは続く4日にもこう書き込んでいる。
〈投稿を見て友人のレストランより連絡が来ました。その方々は、友人のレストランも予約されていたみたいで、結局そちらに行かれるようです。信じられません。両店の予約を全てブロックし、ギリギリで片方をキャンセル。しかも、心配になってこちらから電話をしてからの返事がこれ。〇〇総理大臣御一行様、たかがレストラン。キャンセルすれば済むと思っていたんですか?〉

 もちろん、レストランを手配したのは安倍本人ではないが、側近たちの思いあがり、高慢が見て取れる。6日に昭恵夫人が〈事情を確認致しますが、ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした〉と吉武氏のフェイスブックで謝罪しているが、後の祭りだろう。

 パリの吉武シェフ本人に改めて話を聞いた。
「当店は40席あるのですが、やはり30席分のキャンセルは痛手です。しかし、私が伝えたいのは金銭的な部分ではなく、礼儀の問題なのです。フランスの食に対する文化は日本とは違い、お客さまはレストランやそこで働く者へ敬意を払います。もし食文化を語られるなら、その点を少し考えていただきたいのです」

 安倍はグルメを気取って食の神髄を語る前に、礼儀を学び直した方がいい。

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