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2014年6月

UFOの夢(2)

  明易(あけやす)の夢を象(かたど)る浮船よ  (拙句)

 
 (最近とみに不快感を増す出来事の多い)浮世離れしたお話です。
 以前『UFOの夢』(2012年5月1日)を出しましたが、今回またUFOの夢を見ましたので、忘備的にそのあらましを記しておくことにします。

                       *
 ある日の明け方、UFOの夢を見た。
 例によってその前段としてかなり長い夢を見ていたはずだが、まるで思い出せない。多分その夢の続きのシーンだと思われるが、私はどことも知れない丘の上にいる。そこの際(きわ)近くに立っているのだ。それから先は、傾斜が少しきつい崖になっている。

 周囲は真暗な感じではない。と言って明るくもない。おそらく夕暮れ時なのだろう。
 私はそこに立ちながら、前方に開けた空を見ている。と、斜め上空百メートルくらいの所に、ポッと円盤状の黒い物体が現われた。

 私はすぐに『UFOだ』と了解した。
 UFOはそんなに厚みがなく、底面が強調されて見えている。するうち、底面円周に沿って、一定間隔で赤いランプがいっぱい点いているのが確認された。

 私の『UFOはかくあるべし』という思いに応えるように、そこから猛スピードですぐ近くまでやってきたかとみるや、ほんの数メートル上空でピタッと静止した。そうだ、この超物理学的運動こそがUFOだ。およそ地球上の乗り物でこんな運きが出来るものはないのだから。

 すると、静止した円い底面から白くやわらかい光の帯が、私の足元近くまで静かに下りて来た。何やらずっと前に観たスティーブン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』のシーンのようだ。

『さあ、次に何が始まるのか?』
 遂にこの私も第一種遭遇の時を迎えたのだろうか。そんな期待感とは裏腹に、ふいに『恐い』という思いが湧き上ってきた。
 そこで夢は終ってしまった。

                       *
 以上は、今月10日の明け方に見た夢の概略です。多少読み物風に修飾していますが、骨子はこのとおりです。

 けっこう鮮明な夢でした。冒頭で触れたとおり、『UFOの夢』記事は2012年5月1日以来です。二つの夢は、状況こそ違え内容は似通っています。前記事の中で私は、「夢主(むしゅ)の心の成長に従って夢も成長する」と記しました。その意味では、例えば私がUFOの中に入るとか中から地球外生命体が降りてきたとか、期待したほどの進展はなかったのが残念です。

The number of UFO cases in 2013 is the second-highest number of sightings recorded in Canada during the last 25 years.
 
 
 しかし、「光の帯」が見えたのは一歩前進のように思われます。
 これが意味するものは、「向こうさん」はちゃんと、私とのコンタクトの道を開いてくれているということです。だが肝腎の私に、思いもよらず「恐さ」があったのでした。おそらくこれがある限り、(夢でも現実でも)コンタクトや中に入ること、ましてやUFOに同乗することなど無理でしょう。

 思い起せば、私がUFOに関心を持つようになってから30年余になります。しかしそんな私ですら、夢の中でであっても、いざコンタクトできそうだとなると恐れを感じてしまうのです。まして、UFOにあまり興味もなく、その存在すら疑ってかかっているようなレベルでは。

 多くの情報によれば、宇宙でも稀な今回の地球丸ごとの(第3密度から第4密度への)超変化にあたり、それこそ数多くの地球外生命体が地球に来ていて、上空から見守っているといいます。第4密度、第5密度以上の宇宙存在たちです。一部のネガティブを除いて多くがポジティブです。

 サラス(悲しみの星)からアレス(喜びの星)へ。いよいよ私たち地球人類も「銀河市民」の仲間入りをする時なのです。これまでの「恐れ」をベースとした地球から、「愛、喜び」をベースとした地球へのステージアッフです。個人として「愛、喜び」に質的に切り換っている人は、地球外生命体とのコンタクトもどんどん起きているようです。そんなことはイルミナティ・マスコミの二ュースでは伝えられないので、一般人が知らないだけです。

 「恐れ」をベースとしたネガティブ勢力は、大事な今この時に、「愛と平和」の憲法9条を骨抜きにし、集団的自衛権を行使できるようにして、自衛隊を海外に出して人殺しをさせようとしています。どんな屁理屈つけようと、以上見てきたことから宇宙潮流への逆行であることは明らかです。

 それにしても。この私にも、まだまだ心の中に「恐れ」があるということです。恐れがあるということは、「戦う心」があるということです。十分心して、愛へ、平和へ、喜びへと切り換えていかなければなりません。

 (大場光太郎・記)

関連記事
『UFOの夢』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/ufo-1b25.html

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日本、グループ最下位で2大会ぶりW杯GL敗退

-FIFA、次大会から「弱いアジア粋」削減か。その上中国がマジになれば強豪国となるのは確実。サッカーでも中国は日本にとっての脅威となるのだ-
                       
                       
日本、グループ最下位で2大会ぶりW杯GL敗退・・・コロンビアに4失点http://news.nifty.com/cs/sports/soccerdetail/soccerking-20140625-205254/1.htm2014年6月25日(水)6時52分配信 サッカーキング

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節が24日に行われ、グループCでは日本代表とコロンビア代表が対戦した。

 決勝トーナメント進出のためには勝利が絶対条件の日本は、香川真司が先発に復帰し、青山敏弘も先発に名を連ねた。一方すでにグループリーグ突破を決めているコロンビアは前節からスタメン8人を変更。ハメス・ロドリゲスやテオフィロ・ロドリゲスが外れ、ジャクソン・マルティネスやアドリアン・ラモスがスタメンとなった。

 日本は開始9分、長谷部誠がピッチ中央付近からロングボールを前線に送ると、大久保嘉人がペナルティエリア内で受け、反転から切り返してコースを作ってシュートするが、しっかりミートできず、DFのブロックに遭う。直後にも大久保はミドルシュートで積極的な姿勢を示す。

 14分には内田篤人が遠い位置から狙うと、そこから得たCKも流れから長谷部がミドルシュートを打つも、GKダビド・オスピナの正面だった。日本が押し込む展開の中、迎えた17分、コロンビアはペナルティエリア内にスルーパスが出ると、アドリアン・ラモスに対して今野泰幸が倒してしまい、PKの判定。フアン・クアドラードが決めて、コロンビアが先制する。

 日本は26分、左サイドで大久保が浮き球をヘディングで落とすと、拾った香川がドリブルからそのままシュート。しかし枠の左に飛んだボールはGKオスピナが腕を伸ばして弾いた。33分にはゴール正面やや左で得たFKを本田圭佑が直接狙ったが、枠の右へそれた。3分後にも内田の右クロスをファーサイドの大久保がバイシクルシュートしたが、クロスバーを大きく越えた。

 コロンビアは42分、右サイドをアドリアン・ラモスが突破し、中央へのグラウンダーのクロスをジャクソン・マルティネスが合わせたが、ゴール左へ外れた。前半はコロンビアリードで終えるかに思われたアディショナルタイム、右サイドからの本田圭佑のクロスにニアサイドで岡崎慎司がダイビングヘッドで合わせて、ネットを揺らし、日本は同点にして試合を折り返す。

 ハーフタイムにコロンビアはフアン・キンテーロとクアドラードを下げ、ハメス・ロドリゲスとカルロス・カルボネロが投入される。日本はメンバー交代無しで後半に入った。

 選手交代もあり、後半立ち上がりはコロンビアペース。54分には左サイドでのFKをJ・ロドリゲスがゴール前へ上げると、カルボネロが合わせたが、ボールはクロスバーを越えた。しかし直後の55分、コロンビアは右サイドから崩すと、中央でボールを受けたJ・ロドリゲスが左のJ・マルティネスへラストパス。これを落ち着いてゴール右へ流し込み、コロンビアが勝ち越す。

 日本は58分、長谷部の縦パスを受けた香川がゴール正面でミドルシュートを打つが、枠を大きく外れた。日本ベンチは62分、青山に代えて山口蛍を投入する。2分後に日本はゴールやや遠い位置でFKを得ると、本田が打ったがGKオスピナの正面だった。さらに右サイドを内田が岡崎とのパス交換で崩すと、深い位置からのクロスに大久保が飛び込んだが、枠を捉えられず。

 69分に日本は岡崎を下げ、柿谷曜一朗が投入される。75分には前線に上がっていた今野が遠目から狙うも、オスピナががっちりキャッチした。

 押し込むも得点の奪えない日本に対し、コロンビアは82 分、カウンターから抜け出したJ・マルティネスがペナルティエリア内でブロックに入った内田を切り返しでかわしてから、シュートを決めて、3点目を獲得する。直後に日本は香川に代えて、清武弘嗣がピッチへ。コロンビアは、43歳3日でワールドカップ最高齢出場記録を更新するGKファリド・モンドラゴンが途中出場で登場する。

 90分にはコロンビアのJ・ロドリゲスがカウンターから3試合連続ゴールとなるチーム4点目を獲得し、試合を決めた。

 勝利したコロンビアはグループ3連勝で首位通過。決勝トーナメント1回戦でグループD・2位のウルグアイと対戦する。日本は1分2敗の勝ち点1、グループ最下位で2大会ぶりにグループリーグで姿を消すこととなった。

【スコア】
日本 1-4 コロンビア

【得点者】
0-1 17分 フアン・クアドラード(PK)(コロンビア)
1-1 45+1分 岡崎慎司(日本)
1-2 55分 ジャクソン・マルティネス(コロンビア)
1-3 82分 ジャクソン・マルティネス(コロンビア)
1-4 90分 ハメス・ロドリゲス(コロンビア)  (転載終り)
                       
                       *
【私のコメント】
 日本の今W杯はGL敗退をもって終りました。しかもグループC最下位でです。
 戦前、誰がこんな無残な結果を予想したでしょうか?

 私は、(既に何度もお伝えしているとおり)3年前から完全無テレビ生活です。4年前の南アフリカ大会は多くの試合をテレビ観戦し、岡田ジャパンを中心に幾つもの記事にしました。しかし普段テレビを観てないとW杯もあまり関心なく、開幕直前になって『そう言えば日本は何グループだ?』と、あらためてネットの組合せ表をググッたような次第です。

 結果日本はグループC。何の予備知識もない私は、対戦相手がコロンビア、コートジボワール、ギリシャと知って、『一番楽なグループじゃん。こりゃ、楽勝だな』と思いました。唯一恐いのは南米の強豪国(と、なぜか私もしっかりインプットしていた)コロンビアだけ。あとの2ヶ国は格下。GL2位通過は確実、あわよくば1位でベスト16、ベスト8・・・。「取らぬ狸の何とか」的予想を立てたのでした。

 ところがところが。初戦のコートジボワール戦がまさかの1-2逆転負け。結果的にこの嫌な負け方があとの2試合に尾を引いた感じです。この試合で再逆転とは言わないまでも、せめてドローに持ち込む力が日本にあったなら、その後の展開は大きく違いGL2位通過も見えたはずです。

 「勝敗は時の運」。優勝候補のスペインやイングランドだってGL敗退です。しかしこれら強豪国は、次大会では何食わぬ顔して勝ち進みいつの間にか優勝争いに絡んできたりします。トータルで国際級の底力があるのです。
 
 翻って我が日本は、W杯に初登場した第1次岡田ジャパンやトルシエジャパン以来、GL通過ラインを出たり入ったり。選手は変っても、あまり進歩はないようです。
 「ここ一番」、今大会で言えば、やはりコートジボワール戦で1-2と逆転された場面から、2-2にしぶとく持ち込む力、以前から指摘されていることですが、これが日本には決定的に欠けています。

 選手個々のメンタル面、フィジカル面や「監督妥配云々」以前の、日本チームが抱える根本的問題のように思われます。それは、例えば政治の世界で2世、3世議員が幅を効かせているように、ダイナミックな流動性のない硬直した日本の社会システムと無縁ではないように思われるのです。 (大場光太郎・記)

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フォレスタの「都ぞ弥生」

    (「フォレスタ 都ぞ弥生HD」YouTube動画
     (この歌の動画は削除されました。) 
    
    
 
    
    
 


 

     
    都ぞ弥生  (作詞:横山芳介、作曲:赤木顕次)

都ぞ弥生の雲紫に
花の香漂う宴遊(うたげ)の莚(むしろ)
尽きせぬ奢(おごり)に濃き紅や
その春暮れては移ろう色の
夢こそ一時青き繁みに
燃えなん我胸想(おもい)を載せて
星影冴(さや)かに光れる北を
人の世の 清き国ぞとあこがれぬ



豊かに稔れる石狩の野に
雁(かりがね)はるばる沈みてゆけば
羊群(ようぐん)声なく牧舎に帰り
手稲の巓(いただき)黄昏(たそがれ)こめぬ
雄々しく聳ゆる楡(エルム)の梢(こずえ)
打振る野分に破壊(はえ)の葉音の
さやめく甍(いらか)に久遠(くおん)の光
おごそかに 北極星を仰ぐかな



寒月懸れる針葉樹林
橇(そり)の音(ね)凍りて物皆寒く
野もせに乱るる清白の雪
沈黙(しじま)の暁(あかつき)霏々(ひひ)として舞う
ああその朔風(さくふう)飄々として
荒(すさぶ)る吹雪の逆まくをみよ
ああその蒼空(そうくう)梢(こずえ)聯(つら)ねて
樹氷咲く 壮麗の地をここに見よ

牧場の若草陽炎(かげろう)燃えて
森には桂の新緑萌(きざ)
雲ゆく雲雀(ひばり)に延齢草(えんれいそう)
真白の花影さゆらぎて立つ
今こそ溢れぬ清和の光
小河の潯(ほとり)をさまよい行けば
美しからずや咲く水芭蕉
春の日の この北の国幸多し



朝雲流れて金色(こんじき)に照り
平原果てなき東(ひんがし)の際(きわ)
連なる山脈(やまなみ)玲瓏(れいろう)として
今しも輝く紫紺の雪に
自然の芸術(たくみ)を懐(なつかし)みつつ
高鳴る血潮の迸(ほとばし)りもて
貴き野心の訓え培い
栄え行く 我等が寮を誇らずや

                       *
 「日本三大寮歌」として今日まで歌い継がれている、『嗚呼玉杯に花うけて』(旧制第一高等学校寮歌-明治35年)『紅もゆる岡の花』(旧制第三高等学校寮歌-明治37年)そしてこの『都ぞ弥生』を、男声フォレスタが歌ってくれています。
 それぞれが、高邁な理想と奔る情熱や気慨を高らかに歌い上げた清々しい男声コーラスです。今回は、(私にとっても少しばかり懐しい)そのうちの『都ぞ弥生』を取り上げてみたいと思います。

                       *
 『都ぞ弥生』は、明治45年(1912年)、北海道大学の前身の東北帝国大学農科大学の予修科(予科)学生の寄宿舎であった恵迪寮(けいてきりょう)の寮歌の一つとして作られました。
 作ったのは、何と当時同学に在学中の二人の学生だったのです。作曲者は当時予科3年生だった赤木顕次(1891年 - 1959年)で、作詞者は同じく2年生だった横山芳介(1893年 - 1938年)です。

 共に異能の才と言うべきです。作曲した赤木顕次は21歳、そして作詞した横山芳介は弱冠19歳です。こんな若い二人によって作られた寮歌が、その後全国に知られていき、「日本三大寮歌」の一つとして100年後の今日まで歌い継がれているわけです。

 赤木顕次の曲もなかなかです。ただ私は音楽については分らないため、例によって横山の歌詞について少しみてみたいと思います。
 とにかく『これが本当に19歳の若者の詞なの?』と驚かされます。難解な言葉を自在に駆使しながら、学舎を取り巻く広大な自然、その美しさを讃える格調高い詞になっています。色彩豊かな表現で、情景が鮮やかにビジュアル化されてきます。

 
 1880年頃の札幌農学校の校舎

 この歌詞から当時の明治期知的エリート青年たちの「志の高さ」がうかがえます。ことに横山青年らは、同学のそもそもの前身である札幌農学校の初代教頭だったウィリアム・スミス・クラーク(1826年 - 1886年)の有名な言葉、「Boys,be ambitious(少年よ、大志を抱け)」を、新渡戸稲造や内村鑑三などの先人から脈々と受け継いでいたことでしょう。

 それと見逃してならないのは、明治期知的エリート青年たちの「知的・教養レベルの高さ」「精神性の深さ」です。そう言ってしまえば身も蓋もない話ながら、今の偏差値偏重時代の19歳の“点取り屋さん”たちのうちで、この歌詞に比肩し得るような内容の作品を作れる者がいるものでしょうか?
                       
                       *
 冒頭で、(私にとっても少しばかり懐しい)そのうちの『都ぞ弥生』、と述べましたが、それは以下のような次第です。

 私の高校の修学旅行は北海道でした。山形県内の高校でしたから、型通りなら京都・奈良のはずですがうちの高校だけは違ったのです。そのこころは、「関西方面には卒業してからいくらでも行ける。しかし北海道はそうではないだろう」。と言うわけで、私らの2、3年先輩の頃からそう決ったようなのです。

 その後全国的な高速道路・新幹線・空の便の整備拡充、また『知床旅情』『襟裳岬』ドラマ『北の国から』などの大ヒットで、空前の北海道ブームが巻き起り、当時よりずっと身近にはなりました。しかし私の場合は、今のところ北海道旅行はその時限り。実は個人的にはあまり気分の乗らない旅行でしたが、今となっては母校の配慮がありがたく思われます。

 修学旅行は高校2年の6月初旬でした。それを直前にしたある日、何かの授業でクラス全員にガリ版刷りの用紙が配られました。それに『都ぞ弥生』の歌詞が書いてあったのです。目的地の一つが北海道大学構内でしたから、その寮歌くらい前もって知っておくように、ということだったのでしょう。楽譜付きだったかどうか定かではありませんが、ともかくこの時名だたる名寮歌を初めて教わったのでした。

 旅行そのものは6泊7日ほどでした。途中一日雨が降っただけで、おおむね初夏の爽やかな天候に恵まれました。

 日本国土の約2割をも占める広大な北の大地です。とても全土を回れるわけもなく、函館→室蘭→登別温泉→苫小牧→札幌という観光スポットに、長時間かけて国鉄の汽車(昭和41年当時は正真正銘の蒸気汽関車だった)に乗って辿り着き、地元では観光バスで名所を見学して回る、というような按配でした。残念ながら、それより北部の帯広、釧路、根室、網走、稚内、小樽などは行っていません。

 余程ポカ~ンとした旅行だったらしく、旅の記憶がまだらボケのように飛び飛びです。例えば、函館では五稜郭には行っているはずですが、その記憶がまったくないのです。同じように北海道大学での記憶もあまりありません。同大学構内の植物園を見学した覚えがありますから、そのすぐ近くにあるというクラーク博士の胸像も見ているはずですが、これまた「記憶にございません」(苦笑)。

 北海道大学構内のクラーク胸像

 今にして思えば、その時期の私はうつ病傾向だったようです。少しブルーな私などとは真反対にハイテンションなヤツが約1名いました。進学コースの彼は顔を知っているくらい、今では名前も忘れましたので仮にA君としておきます。このA君、『都ぞ弥生』にか、実際間近にした北海道大学構内にか、クラーク胸像にか、あるいはそのすべてにか、とにかく大感激したらしいのです。

 A君はこの修学旅行をきっかけに北海道大学への進学を決意し、ストーレートで合格しました。母校初の北海道大学生の誕生です。そして彼が先鞭となって後輩たちが後に続き、今では毎年何人かが北大に進学しています。
                       
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 『フォレスタの「都ぞ弥生」』。(前列画面右から)川村章仁さん、大野隆さん、今井俊輔さん、(後列画面右から)澤田薫さん、榛葉樹人さん、横山慎吾さんによる男声フォレスタフルキャストによる、堂々のコーラスです。

 珍しいことに1番はピアノ伴奏なしのアカペラです。いかにも往年の学生応援歌風です。それが、この歌の持つ質実剛建な気風をよく醸し出していると思います。
 アカペラと言えば、だいぶ前に取り上げた『北帰行』が始めから終りまで完全アカペラでしたが、いずにせよ歌い手の生の実力が試されます。

 その面で、一点の破綻も見い出せない完璧な1番コーラスです。「さすがプロの声楽家集団!」、脱帽です!

 2番からは徐々にピアノ伴奏が加わりますが、それも最少限で。演奏は山元香那子さんですが、ピアノ演奏家として本当は自由奔放に弾きたいものでしょうに。極力抑えた今回の演奏、かえって「お疲れ様!」と言いたくなります。

 冒頭掲げましたが、本来の『都ぞ弥生』は5番まであります。しかし通常歌われる場合は、1番、2番のみ、または今回のフォレスタコーラスのように1番、2番、5番というパターンが多いようです。

 上で触れたように、難解な言葉が散りばめられた歌詞で、一つ一つ注釈していきたいところですが切りがありませんので。タイトルにもなっている「都ぞ弥生」の「都とはどこか?」ということだけ一。
 都は学舎のあった札幌か、というとさにあらず。当時の札幌はまだ都と呼べるほどの規模ではなかったのです。この歌詞における都とは東京のことなのです。「栄華の巷低く見て」(『嗚呼玉杯に花うけて』)を逆手に取った、究極の「やせ我慢の美学」という感じです。

 『フォレスタの「都ぞ弥生」』、前列の低音トリオをメーンとしていますが、後列の高音トリオのハモリもなかなかです。終始全体コーラスで通しています。ビシッと決っており、さながら「大いなる一人」の歌声のようです。もちろん歌によっては独唱もいいけれど、コーラスの基本に立ち帰ったようなこういう歌唱もいいものですね。

 (大場光太郎・記)

関連動画
『フォレスタ 嗚呼玉杯に花うけて(NEW)HD』
http://www.youtube.com/watch?v=-m2VaeO203c
『フォレスタ 紅萌ゆる岡の花(NEW)HD』
http://www.youtube.com/watch?v=vYj1GlRfHcA
関連記事
『フォレスタの「北帰行」』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-3955.html

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集団的自衛権容認へ…公明党が震え上がったエゲツない脅し

-「一人の命は地球より重い」とは、創価学会の教えの一つらしい。集団的自衛権に部分的も限定的もない。一度容認すれば米軍に付き隨って地の果てまでもどこまでも。多くの日本人の血が流されるが、創価・公明はその共犯になるのだ。-

集団的自衛権容認へ…公明党が震え上がったエゲツない脅し
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150966
2014年6月13日 日刊ゲンダイ

 歴代政権が「できない」と禁じてきた“集団的自衛権”を行使できるようにして本当にいいのか。ゴリ押しする安倍首相に対して、強く抵抗してきた公明党があっさり寝返った。脅しに震え上がり、大慌てで白旗を揚げたらしい。

 集団的自衛権を行使できるように、この国会中に「閣議決定」をする予定だった安倍官邸に対し、公明党は「まだ議論すべき点は多く残されている」と突っぱねてきた。
 ところが一転、「閣議決定」を認めることになった。

「とにかく代表の山口那津男さんが<集団的自衛権は認められない>と妥協しようとしなかった。支持母体の創価学会の意向があったのかも知れない。それが急転直下、公明党は“閣議決定”を認めることになった。ただ、あれだけ抵抗しておきながら、なんの成果もなく、容認するわけにはいかない。そこで閣議決定の時期を国会会期中ではなく、国会閉会後に遅らせることで自民党と話をつけたようです。これなら、公明党が安倍首相の暴走にブレーキをかけた、時間をかけて議論したと支持者に説明できる。でも、実態は公明党の全面譲歩ですよ」(政界関係者)

■米国で「カルト認定」

 公明党が「集団的自衛権」の行使を容認するのは、シナリオ通りという見方がないわけじゃない。しかし、このタイミングで慌てて方針転換したのは、エゲツない脅しがあったからだ。

 脅しのひとつは、安倍首相のブレーン飯島勲参与の発言である。わざわざアメリカで公明党が嫌がる「政教一致」について発言した。
<公明党と創価学会の関係は政教一致と騒がれてきたが、法制局の発言の積み重ねで政教分離ということになっている><法制局の答弁が変われば『政教一致』が出てきてもおかしくない>

 集団的自衛権を禁じてきた従来の憲法解釈を変えるように、政教一致についても変えるぞ、という脅しである。
 しかし、公明党がそれ以上にビビったのは、創価学会の“カルト認定”だったらしい。

 先週あたりから政界の裏側では「もし、公明党が集団的自衛権に反対したら、アメリカが創価学会をカルト認定するらしい」という情報が流れはじめた。この情報に公明党が真っ青になったのは間違いない。

「創価学会はフランスではカルトと認定されていますが、たいした実害はない。でも、アメリカにカルト扱いされたら激震が走る。アメリカは宗教に寛容な国ですが、宗教団体が過激な政治活動をした場合、宗教団体の免税特権などを剥奪することになっている。創価学会はアメリカにも大学を持ち、創価学会インターナショナル(SGI)が世界中で活動している。アメリカにカルト認定されることだけは避けたいはずです」(霞が関事情通)

 公明党が方針転換した裏にどんな事情があったのか。集団的自衛権の行使を認めるのはシナリオ通りだったとしても、国民の期待をあおり、最後に裏切った公明党は、いずれ国民からしっぺ返しを受けるはずだ。  (転載終り)

【私のコメント】

日本国憲法

第二十条 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

 公明党が、「政教分離」を定めた上掲の日本国憲法第20条に違反しているのは明らかです。しかし同党は既に広く国民に公党として周知され、何より自民党が、政教一致であることなど百も承知で、衆参の数合せや選挙協力の必要上、公明党と20年近くも連立を組んで来たわけです。

 それを何で今さら。集団的自衛権を巡る解釈改憲という邪道に対して、それに強硬に反対し、連立離脱もあり得る状況下で、「政教一致を問題にする」と強烈な脅しをかけて来たのです。
 自民党の正体見たり。いざとなったら「謀略」の代名詞のような飯島勲参与を使って脅しをかけてくる「ならず者」政党なのです。ある意味、893組織以上なのではないでしょうか?

 上の『日刊ゲンダイ』の一文によると、政教一致問題以上に公明党がビビッたのは、アメリカによる「創価学会カルト認定」問題だったとのことです。

 この事から透けて見えてくるのは、集団的自衛権行使はまたぞろアメリカ樣の意向が強く働いているらしいことです。主だった米圧力勢力は、産軍複合体をバックにした戦争屋ネオコン勢力です。これの意を汲んだジャパンハンドラーのマイケル・グリーンらが秘かに来日し、山口代表ら公明党幹部と会談するも説得に失敗、思い余ってカルト認定という奥の手を出して来たと考えられます。

 いずれにせよ、今回図らずも、政権与党の一角を占める公党にはあるまじき、公明党が抱える由々しき問題がクローズアップされた恰好です。しかし国民には、そんなお家の事情など預り知らぬところです。イラク戦争時の自衛隊派遣、武器輸出、特定秘密保護法、・・・など何でも賛成と来て、今回は極めつけの集団的自衛権容認。

 どこが「平和の党」なもんですか。早速にも「戦争の党」に看板を差し替えていただきたい。

 (大場光太郎・記)

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安倍・高村の統一教会コンビを吹っ飛ばせ

-「安倍晋三って、在日なのですか? 爺さんの岸信介が、朝鮮人とか言われてませんでしたっけ?」(2012/10/26「ヤフー知恵袋」より) 安倍壺三こと安倍晋三が在日かどうかはさておき。安倍家が岸信介以来、半島カルト教団である統一教会と深い関係にあるのは紛れもない事実である。コヤツらの「(戦前の)日本をトリモロフ(取り戻す)」と言うのは、おそろしく丕んでグロテスクなのだ-

                       *
本澤二郎の「日本の風景」(1650) <安倍・高村の統一教会コンビを吹っ飛ばせ>
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/645.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 6 月 11 日
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52072765.html
2014年06月11日 「ジャーナリスト同盟」通信

<安倍・高村の統一教会コンビを吹っ飛ばせ>

 政治部門に勝共連合という反共右翼団体を動かして、安倍や石原ら日本の右翼・国家主義者と提携してきている韓国で誕生した宗教団体・統一教会。教祖の文鮮明は亡くなっていないが、ここと深い関係で知られる安倍晋三と高村正彦が、今国会の会期中、すなわち6月22日までに「戦争する日本」にするための閣議決定をするのだとZ旗を掲げた。安倍家のお手伝いは、岸信介の御殿場の屋敷を管理してきた教会派遣の女性という。いまも働いていると聞いたが、そうだとすると、なんとも不可解で不気味な人脈の下での集団的自衛権行使路線であろうか。国民の多くは集団的自衛権のことを知らない。知らない間に、不意打ちで強行しようとしている。これは母親を食い殺す獰猛なフクロウの手口である。安倍・高村の統一教会コンビの不意打ち政治を吹っ飛ばす責任が、今の日本国民に課せられている。

<嘘つきアンコウ(安高)に屈するな>

 安倍の嘘つきは定評があるが、負けまいとして高村も嘘をついている。「集団的自衛権はアメリカが、ずっと以前から要求していたことである」とうそぶいている。これはとんでもない嘘である。
 「世界最強の米軍を自衛隊が守る!」「それをアメリカは昔から要求してきた」とNHKのテレビ番組でわめいていた。公明党の抵抗にいらついての嘘なのであろうが、高村もまた安倍並みの嘘つきである。彼は本来、正義を貫く弁護士のはずだ。
 先に北海道新聞の元政治部長の高谷治郎とおしゃべりした時のことである。彼は三木派と後継派閥の河本派を担当した。高村の大学の先輩だが、2人の出会いはほとんどなかった。筆者もそうである。
 三木派は平和主義の派閥で知られた。しかし、高村はこの派閥路線に似合わなかった。佐藤信二というと、岸の弟・栄作の息子で知られるが、彼は「高村は弁護士として統一教会の顧問をしている」と証言していた。つまりは岸や安倍と同根なのである。
 2人そろって自民党総裁・副総裁となって「日本の戦争国家づくり」に狂奔しているのである。アンコウの野望を断固粉砕する日本国民でありたい。

<アメリカの欲しいものは基地と金>

 日米同盟の核心は、日本が米国に基地を提供することにある。それ以上でもそれ以下でもない。世界に日本のようなお人よしはいない。もう70年も継続している。不思議な日本である。まともな政治が存在すれば、全ての基地を返還させる義務がある。不条理な日米関係であろうか。永田町と霞が関の腐敗は推して知るべきか。
 基地は提供、さらに今回、自衛隊・若者の血を提供する?これは、どう考えても不当で、おかしい。日本は独立国である。国際社会も認知している。政府・議会と霞が関が民意に反しているからである。
 アメリカの欲しいものは日本の基地と金である。昨今は、特に後者に関心が向けられている。TPPもいうなれば、日本の金である。アメリカほど傲慢・強欲な国はない。民主主義の国といえるだろうか。

<小沢一郎は湾岸戦争で経験済み>

 湾岸戦争の時の自民党幹事長は小沢一郎である。「自衛隊を提供しろ」という声は聞かれなかった。「金を出せ」ということだった。小沢が事実上の窓口になって処理した。海部総理は渋々応じた。
 その金額は100億ドルを超えた。この資金の一部が「日本にキックバックされた」と野中広務がわめいていたようだ。血税が不浄な金に化けてしまった。公明党も賛成した。「アメリカの期待は金」ということを小沢はよく知っている。アメリカは強欲な国なのである。
 アメリカには真の友人も、国際社会の信頼もない。それは日本とアジアの関係にも言える。中国にも同じ轍を踏むな、といいたい。

<蟻の一穴狙いの安倍と高村・反共統一教会>

 安倍・国粋主義の目標は9条解体にある。そのためには、何としても9条に風穴を開けようというものだ。そのためには小さな穴でもいい。ともかく開けたいのである。反共統一教会の悲願でもある。彼らには祖国への愛情が、思いやりが欠けている。
 集団的自衛権は蟻の一穴狙いである。これくらいのことは公明党議員もわかるだろう。もっとも、一部には自民党議員のような右翼も存在するらしい。財閥の金に手を出した輩であろう。第2の矢野がかなりいるらしい。
 ここが信濃町の不安の種だ。フクロウは公明党内にもいる。獅子身中の虫である。

<黒幕は三井・三菱の財閥>

 戦前の日本を想起すれば、過ちの原動力は財閥である。軍閥・官閥を動員しての侵略戦争だった。今ようやく韓国と中国の法廷で裁かれようとしている。財閥にとって戦後の解体に次ぐ深刻な事態であろう。
 育ての親を食い殺してきたフクロウなのだ。
 その財閥が牙を剥き出しにしている。「死の商人」が操る安倍内閣なのである。「戦争する日本」大改造は、三井や三菱の狙いなのだ。豊富な不浄資金を使って、国粋主義の再興を狙っている。

<信濃町は、戦争遺児の叫びを受け止め、妥協するな>

 国家神道と統一教会という反共右翼宗教も、安倍と高村を突きあげている。間違いないだろう。これに信濃町が誤魔化されたり、屈したりしてはならない。妥協すれば、これまでの活動の全てを否定することになる。13億人の中国を裏切ることにもなる。
 公明党は既に、特定秘密保護法強行に加担するという重大な過ちを犯している。新たに「戦争する日本」にも、となれば、統一教会レベルの悪しき教団として歴史に残る。日本国民はいま、信濃町に祈るような気持ちで9条死守を期待している。
 フクロウに食い殺された戦争遺児・影山友子の強固な意志を真剣に受け止めて、神道と統一教会に妥協するな、と訴えて止まない。       

2014年6月11日記 (転載終り)

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またもや戦争へと燃えあがるアメリカ資本主義

-どうあがこうと、もはやアメリカ資本主義の没落は必至である。代って中露印の台頭著しい。賢明なトップリーダーなら、長期展望に立てば、どういう外交戦略を取るべきか明らかに分かるはずだ。しかるに、対米従属しか能のないこの国の政官リーダーたちは、集団的自衛権で、「没落米国の没落米国による没落米国のための戦争」にこの国の若者の生命を差し出そうというのだ。中露を敵に回す究極の愚かな選択である。-

                       *
またもや戦争へと燃えあがるアメリカ資本主義(マスコミに載らない海外記事 )
http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/781.html(阿修羅掲示板)
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 10 日
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-a47a.html(元記事)
2014年6月10日 マスコミに載らない海外記事

Finian CUNNINGHAM | 09.06.2014 | 00:00
Strategic Culture Foundation

資本主義が危機に陥ると、常に戦争が差し迫った危険となる。歴史が、そうであることを示している。これまでで最大の二つの戦争、総計約8000万人の死者をもたらした、第一次と第二次世界大戦は、いずれも資本主義体制における経済崩壊が先行していた。

それゆえに、国際関係における現在の岐路は、実に憂慮すべきなのだ。アメリカを中心とする資本主義体制は、またもや貧困、失業、巨大な所得の不平等といった深刻な社会病理、そしてそれに伴う、生産的経済の低迷から窒息死しそうになっている。傾向として、かつての1900年代と1930年代始めの経済不況の時代と同様、戦争が“創造的破壊”としての自暴自棄の行為になる。理性的、道徳的には正道からはずれてはいるが、それでも戦争は、息が詰まるような矛盾を解決する方法として、資本主義体制にとっては論理的に意味がある。たしかに下劣だが、それが自由企業制の不可避な論理だ。

資本主義体制がどれほど深刻な危機にあるのかを鮮やかにするものの一つが、ペンタゴンがアメリカ中で建設している模擬町の話題だ。こうした町は、アメリカ軍の“市街戦”テクニック訓練をする為に使われている。そのような町の一つが、最近報じられたバージニア州で新たに開設された訓練施設だ。イギリスのデーリー・テレグラフ報道によれば“モデル・タウン”は計画に6年、建設に2年かかり、総経費は9600万ドルだ。

120ヘクタールもの広さのペンタゴン施設は、アメリカ中で良くみかけるような都市のレプリカだ。庭付き住宅、学校、礼拝所、競技場、銀行や、5階建て大使館さえある。レプリカ町には、本物の動く電車まである地下鉄や電車の駅さえ作られている。

このなかで、唯一欠如しているのが人間だ。バージニア州や、アメリカの他の場所にある同様なこの軍用モデル町には実際は誰も住んでいない。この模擬都心は、様々な場所で地上部隊とヘリコプター攻撃を行うために、ペンタゴンにのみ使用されるのだ。

明敏に観察される向きなら、より陰険な狙いを見越しておられよう。アメリカ支配階級は、近い将来、社会動乱、あるいは革命すら予期しており、軍隊の“市街戦”訓練は、自国民に対する政府の有事対策なのだ。このシナリオでは、アメリカ軍は、どこか外国で“テロリスト”標的とされるものでなく、自国民を攻撃し、殺害する準備をしているのだ。

アメリカ支配階級が、国内反乱の可能性を危惧するのは当然だ。公式統計でさえ、現代アメリカ社会の明白な崩壊を隠すことはできない。皮肉なことに、ペンタゴンが建設中の模擬町は、本物の多くのアメリカ・コミュニティーよりも健康的で、整備されている。道路、橋、学校、病院等の基本的なアメリカの社会インフラの劣化は、慢性的失業や、貧困や非行と連動する。

正規雇用されているアメリカ人の多数さえもが、益々に貧困にあえぐ中、人口の上位5パーセントは、腹立たしいほどの更なる富を蓄積している。3億1100万人の総人口中、4650万人のアメリカ人が貧困とされている。昨年、シンクタンクの経済政策研究所は“収入と貧困の傾向は、絶望的な状況だ”と言っている。アメリカ労働者の平均賃金は、2000年と2012年の間に約12パーセントも落ち込んだ。ファースト・フード・レストラン労働者がその典型だ。この分野の全従業員の半数が、薄給の結果、公式貧困線以下で、かつかつの暮らしをしていると見なされている。

同じことが他の欧米諸国にも言える。例えばイギリスは、最近世界でも億万長者にとって主要な住居だと報じられており、ロンドンは他のどの国際都市より多い超裕福な人の数(300人程)を誇っている。ところがアメリカ同様、イギリスの貧困の数値は記録的水準にある。世界で最大の人数の億万長者達が暮らしている同じ首都において、生活困窮者用無料食堂や困窮者に寄付された食糧を配る施設が、増大する需要に対応しそこねているのだ。

建設業が不景気で、誰も不動産を買ったり、借りたりする余裕がない為、町の地域全体が無人のままの時代に、アメリカには、約600,000人のホームレスの人々がいると報じられている。アムネスティー・インターナショナルは、アメリカの空き家の数は、ホームレスの人数の5倍と計算している。需要と供給資本主義のこれほど巨大な失敗が一体どうして起きるのだろう?

ホームレス・アメリカ人のうち約60,000人、街頭で暮らしている人々の10パーセントが退役軍人だと言われている。アメリカ侵略戦争を、アフガニスタンやイラクや他の場所で戦った後、こうした退役軍人の多くは、住む家もなく、失業、家族との疎遠、神経衰弱や薬物濫用、という民間人の生活に戻るのだ。

しかもその軍隊が“人が暮らせるようにするためでなく、人々を殺害する訓練の為、アメリカ中にモデル”都市や町を建設しているのだ。将来の標的が、支配者による社会からの経済的略奪というグロテスクな不条理にもはや耐えられない、退役軍人を含む、普通のアメリカ人となる可能性は非常に高い。

人間的ニーズのこれほどの無視を背景にした、軍事標的訓練用の住宅、教会、学校や病院の建設は、確かに不安定な時代忌まわしい兆しだ。私的金融利益の為のみに機能する制度たる資本主義は、社会組織として、明らかに、機能せず、冗長なものとなっている。資本主義は、明白に、取り返しがつかない程、歴史的な行き詰まりにはまり込んでいる。

行き詰まった資本主義の唯一の脱出口は、戦争の爆発的な力だ。でっちあげたウクライナ危機を巡る、アメリカが率いる欧米の対ロシア攻撃や、本来アメリカ政府にとって知ったことではないはずの中国とアジア近隣諸国の領土巡る難解な紛争を、アメリカがあおっていることが、実に剣呑だという理由だ。資本主義体制は、かくして戦争が、またもや無謀にも、もくろまれつつある歴史的転機に至ったのだ。だが万一、今回世界大戦が勃発すれば、再建すべき世界などなくなる可能性が高い。それが、資本主義と、それを運営している人々、つまりアメリカの支配エリートの狂気だ。

もちろん、人々が、資本主義を、民主的で、健全で、持続可能な代替案で置き換え、この壊滅的な進路から避けられない限りは。社会主義? いいではないか? 世界は現在、史上、厳しい瞬間に直面しているのだ。

ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトを引用すればこうだ。“戦争は外道だが、奴を生んだあばずれは、またもや盛りがついている。”

記事原文のurl:www.strategic-culture.org/news/2014/06/09/us-capitalism-on-heat-again-for-war.html

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ギリシャ神話の中の薔薇(2)

 バラが花の女王なら、ギリシャ神話中の最高の美の女神は「アフロディーテ」です。両者を関連づけるように、「アフロディーテとバラの物語」が幾つも残されています。もちろんバラはほかの神との関連でも語られていますが、やはりアフロディーテのバラ物語が最も興味深いので、今回はこの女神とバラの関わりに絞ってみていくことにします。

アフロディーテの誕生とバラ

絵画(油絵複製画)制作 サンドロ・ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」

                       *
 この絵を知らない人はいないことでしょう。イタリアルネッサンスを代表する画家の一人ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』です。ヴィーナスはローマ神話における呼び名ですが、アフロディーテと同一の女神です。

 上古の日本がそうだったように、王権国家の建国にあたって神話の制定は極めて重要です。当時の新興国であったローマ帝国(ただし当初は王制、共和制)は、世界覇権を正当化する上で、ゼウス→ジュピターというように、多くを先行のギリシャ神話から換骨奪胎したと考えられます。

 アフロディーテの誕生についての、(異説はあるものの)ヘシオドスの『神統記』による神話は以下のとおりです。

 神々の父であるクロノス(時)が、父親のウラノスを殺し、その体の一部(男性器)を切り取って海に投げました。その時、それから出た血が海水と混じり合って白い泡となり、 アフロディーテはそこから生まれたとされています。そもそもアフロディーテとは、「泡から生まれた」の意味なのです。

 生まれて間もないアフロディーテに魅せられた西風の神ゼヒュロスが彼女を運び、キュテラ島に運んだ後、キプロス島に行き着きます。彼女が島に上陸すると美と愛が生まれ、それを見つけた季節の女神ホーラたちが彼女を飾って服を着せ、オリュンポス山に連れて行きました。オリュンポスの神々は出自の分からない彼女に対し、美しさを称賛して仲間に加え、大神ゼウスが養女にしたのでした。
 こうしてアフロディーテは、オリュンポスの十二神の一神となったのです。

 アフロディーテが生まれた時、神々はバラの花も一緒に創り、美の神である彼女の誕生を祝ったとされています。ボッティチェリの絵でも、彼女が巨大な帆立貝から誕生した時、周りに花が浮かんでいるのが描かれていますが、この花がバラの花なのです。

 アフロディーテの誕生と共にバラの花も一緒に創られたというのは、代表的な「美の花」としての面目躍如と言うべきです。

アフロディーテの恋愛遍歴 

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 アフロディーテは、大神ゼウスの命令により結婚することとなりました。
 その神というのは、鍛治の神ヘパイトスです。彼女は世にも稀なる美女なのですから、ヘパイトスもさぞや美男の神かと思いきや。何と彼は、ずんぐりむっくり背が低く、足が不自由、その上神々の中で一番の醜男でしたから、「美女と野獣」のカップルの誕生に皆驚きました。

 ゼウスがなぜ二人を結婚させたか、というと―。
 ヘパイトスはゼウスの息子の一人ですが、彼が「雷」を作ったので、そのご褒美としてアフロディーテを妻として与えることにしたというわけです。なぜなのか、ゼウスの認識では、雷の発明は絶世の美女に値いするほど偉大な発明だったことになります。

 ところで、アフロディーテは「愛と美と性」を司る神です。積極的に恋愛して、下々にそのお手本を示さなければならない立場(?)です。そのとおり、アフロディーテは夫がありながら、多くの男神と浮気し、父親の違う多くの子を産みました。しかしどれほど不倫を重ねても、彼女はいつもヘパイトスの元に返り、彼もいつも彼女を許してくれたのでした。 (以下次回につづく)

 (大場光太郎・記)

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ギリシャ神話の中の薔薇(1)

  薔薇などはどこかつれない花なるに心惹かれて凝っと見ている  (拙歌)
  

 久しぶりの『ギリシャ神話選』です。

 関東・甲信はおろか東北までもが、あっと言う間に梅雨入りしてしまいました。北海道には梅雨がないそうですが、これで全国がしばらくは梅雨前線に覆われることになります。この季節はよく、「うっとうしく、じめじめして嫌だ」と言われます。確かにそういう面はありますが、私は特に嫌ではありません。

 きょう(6日)のような大雨でも傘さして、長靴履いて、ジャブジャブ街へと出て行きます。雨にけぶった街並みは常ならぬ叙情性がありますし、この季節の花の紫陽花は雨でこそ引き立つ「雨に咲く花」です。

 いや、今回の主役の花は紫陽花ではなく「薔薇」なのでした。
 薔薇は梅雨に先立つ初夏を代表する花で、神奈川県県央の当市では、5月中旬頃から色とりどりの美しい薔薇の花をよく見かけます。

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  白ばらの匂う夕べは
  月も夢を見ている
  窓辺のまがきにもほのかに
  別れた友の手
  ひとりおもう ・・・

 今回たまたま思い出しましたが、これは『白ばらの匂う夕べは』というドイツ歌曲(作詞:不詳、作曲:ネーゲリ、訳詞:高橋博夫)の一部です。高校3年1学期の音楽の授業で教わり、詞曲ともにロマンチックで甘美な歌で当時“お気に入り”の一曲でした。「別れた友の手」というのは唱歌用としての訳詞だからで、おそらく原詞では「別れた女性(ひと)の手」なのでしょう。

 バラは、西洋の詩や音楽や絵画など芸術上の欠かすことの出来ない素材です。また「ローズマリー」と言われるように、バラは白百合と共に聖母マリアを象徴する花でもあります。「ローゼンクロイツ(薔薇十字)」が示すように、バラは秘教学的シンボルともなりました。さらに歴史上、イングランドの覇権を巡って、ヨーク家(絞章:白薔薇)とランカスター家(絞章:赤薔薇)が争った「薔薇戦争」(1455年~1485年)もありました。

 このように、バラは西洋を代表する花というイメージです。確かにバラは西洋において、品種改良が重ねられ、今日私たちも鑑賞できるような優美で華麗な多くの品種が生み出されて来ました。

 が、しかし、バラは西洋の専売特許というわけではありません。元々その原種は、北半球に広く自生する花だったのです。それを裁培するようになったのもずい分古く、数千年前の中国やバビロニア(現在のイラク)で始まったと言われています。

 近代美術館のバラ

 だからそれよりも時代が下った古代ギリシャでも、ニンフ(妖精)たちが遊び戯れる野やアテネ市民の家の庭先で、バラは咲き誇っていたものなのでしょう。
  ただ当時のバラは、今日私たちが見知っているバラとは違って、今よりもっと素朴で野性的だったのではないでしょうか。

 しかし何といっても、バラは「花の女王」です。当時から人を惹きつける美しさを持っていたようです。

 例えば―。ホメロスの大叙事詩『イリアス』で、劇的な場面でバラが登場します。
 『イリアス』は、BC15世紀頃だったとされる「トロイア戦争」を雄渾に描いた叙事詩です。両軍の衆人が見守る中での、ギリシャ神話の英雄アキレス(アキレウス)と敵将ヘクトルとの一騎討ちのシーンは、トロイア戦争中の名場面の一つです。これに見事勝利したアキレスの盾はバラの花で飾られ、一方敗れたヘクトルの亡骸(なきがら)はバラの油で清められた、と叙述されているのです。

 なお、「トロイア戦争」こそはギリシャ神話最大のイベントです。「これを書かずになんとする」。よって、いずれ当『ギリシャ神話選』でもシリーズ化するつもりです。首を長~くしてお待ちください(笑)。 (以下次回につづく)

 (大場光太郎・記)

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小泉亜流の曲芸師的な安倍「拉致再調査」緊急会見

-「安倍首相のIQは小ブッシュのIQ91よりさらに低い」と言うネット記事が出ているが、同感である。しかしコヤツの小猾(こずる)さは侮れない。「拉致問題」さえ、支持率浮揚や集団的自衛権隠しに利用しようというのだ。中韓への高飛車姿勢と真逆な北朝鮮拝み倒し外交でなら、確かに2、3人は帰ってくるかもしれない。しかしそれで幕引きにされたら、公安警察が極秘に掴んでいるという「何百人もの拉致被害者たち」は闇に葬られてしまうことになる-

 今や安倍政権ゴマスリ報道機関になり下がっている新聞・テレビが決して伝えない、拉致問題の安倍首相「緊急会見」の真相を暴露している2つの『日刊ゲンダイ』記事を以下に転載します。

 安倍との定期会食の雄・ナベツネんとこの読売は4月、20万部余も購読部数を減らしたそうな。さもありなん。英国BBC記者などは、取材先で出されたコーヒーすら飲まないという。ところが「メディア後進国」我が国の新聞・テレビ幹部はヒョイヒョイと安倍との会食に馳せ参じる。官房機密費をたっぷり使って呼ぶ方も呼ぶ方だが、行く方も行く方だ。この国はもう終ってるね。政治も大マスコミも何もかも。 (大場光太郎)

                       *
緊急会見で失政ゴマカシ 安倍首相に振り回される拉致家族
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150615
2014年5月30日 日刊ゲンダイ

 どこまで振り回すのか

 何事かと思ったら、拉致問題の失政をごまかすパフォーマンスだった。29日の夕方、「緊急会見」とテレビが打って、騒いだ安倍の“ぶら下がり会見”生中継のことだ。記者会見もなにも安倍が一方的に1分間くらいしゃべっただけ。それも北朝鮮が拉致問題に関して、「包括的全面調査を行うことを約束した」と言うだけで、具体的中身はというと、要するにこれまでの「圧力外交」を完全に引っ込め、軟化路線に方向転換、それを「エサ」に北に「再調査」を約束させたのである。

 安倍はさも自分の外交成果で拉致問題が進展したかのような言い方をしたが、ちょっと待って欲しい。これまでの強硬路線は何だったのか。横田さんら拉致家族は安倍に振り回されただけではないか。むしろ、コブシを振り上げてきただけの安倍の外交失政を問いたくなる。

「日朝政府間協議にはいくつもの疑問点があります。北は拉致被害者の全面調査を実施するというが、期限は区切っていないし、調査の開始と同時に日本は北への制裁を解除し、人道支援の検討をする。北にしてみれば、調査のふりでも制裁は解除されるわけで、これまでの安倍タカ派外交からは考えられない転換です」(外交事情通)

■北朝鮮が幕引きに利用する可能性

 北朝鮮の金正恩は叔父で後見人だった張成沢・元国防副委員長を処刑し、核問題でも強硬姿勢を崩していない。それなのに、安倍の妥協は不自然だ。一説には朝鮮総連中央本部ビルを賃貸し、そのまま使えるようにする“密約”説までが囁かれている。だとすれば、全面譲歩みたいな話だ。国際ジャーナリストの春名幹男氏はこう言う。

「安倍首相はこれまで北朝鮮に対し、対話と圧力と言いながら、圧力重視でやってきた。その路線から見ると、今度の発表の中身はいかにも甘いところがあり、国内の政治問題との関連を問われる可能性がありますね。つまり、安倍政権は集団的自衛権の問題で厳しい局面を迎えているので、拉致問題を進展させ、求心力を高めたい。それで集団的自衛権を動かしたいという思惑です」

 拉致調査再開で2、3人が帰ってくる可能性はないとは言わないが、これが北の幕引きに利用される可能性だってある。少なくとも、調査開始だけでTVカメラを入れて記者会見をやった裏には政治的思惑が見え隠れする。それに乗っかり、大騒ぎした大メディアもどうかしている。」

                       *
同行記者が内幕暴露 “やらせ”だった拉致再調査「電撃会見」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150661
2014年6月2日 日刊ゲンダイ

 政権浮揚のためなら拉致被害者さえ“利用”する――。

 薄汚い安倍政権の正体見たりだ。先週5月29日夕、安倍首相が突然、「北朝鮮の拉致被害者再調査」の日朝合意を公表した、ぶら下がり会見。記者に囲まれた安倍は「拉致問題の全面解決は最重要課題のひとつ。全面解決へ向けて第一歩となることを期待している」と得意満面だったが、この電撃会見、実は安倍のパフォーマンスのために用意周到に仕組まれた“デキレース”だった。

“デキレース会見”の内幕を明らかにしたのは5月31日のTBSの「報道特集」。26~28日にスウェーデン・ストックホルムで開かれた日朝外務省局長級協議を取材した政治部の法亢順記者が登場し、「3日目(の協議)は(日本側は)さっさと終わらせて帰る予定だった。安倍首相がシンガポールに外遊に行く前に(内容を判断して)発表する時間をつくるため」などと発言したのだ。

 さらに法亢記者は、安倍政権は当初、合意内容について「総理が大々的に会見を開く」と決めていたものの、「ランクを落としてぶら下がり会見」になり、最終的に「官房長官会見に変えた」と暴露。協議終了直後、外務省の伊原純一・アジア大洋州局長が現地で記者団に「北朝鮮は拉致問題の議論を拒否する姿勢ではない」とのコメントにとどめたのも、「控えているな」と感じたという。

■大マスコミがグル

 この発言が事実であれば驚きだ。法亢記者の解説通りなら、大新聞・テレビの同行記者は、日朝両政府の協議はとっくに「合意」に至り、安倍政権の公表のタイミングも把握していたことになる。

 ところが、安倍会見の直前まで、大新聞・テレビは、日朝協議について「再調査合意せず」「交渉決裂」と連日報道。協議が決裂したように見せかけながら、29日夕の臨時会見も「突然」決まったように報じ、「日朝協議に進展か」「交渉の扉が開く」などと盛り上げ役に徹したわけだ。報道機関が安倍のサプライズ演出に一役買っていたことになる。「やらせ」のような会見だ。

 そもそも安倍は今回の拉致被害者再調査を大手柄のように喧伝(けんでん)しているが、内容は08年に福田政権下で北と合意し、あっさりホゴにされた「日朝実務者協議合意」とほぼ同じ。しかも、安倍は04年の自民党幹事長時代、北朝鮮の拉致再調査について、「(北が)知らないふりをして(日本と)一緒に調査するというのは、時間延ばし以外の何物でもない。拉致問題は金(正日)総書記がすべてを話せば一秒で解決する」と断じていた。安倍自身が金正恩第1書記に直談判したならともかく、かつて自ら茶番だと批判した再調査を大げさに発表するなんて、まさに茶番だ。

「拉致事件は北朝鮮による国家的犯罪です。ですから本気で向き合わなければ解決しません。ところが、今の安倍政権を見る限り、政権浮揚に利用したいという動きにしか見えません。メディアは安倍政権に取り込まれ、政権のヨイショばかりしている。どうしようもありません」(元外交官の天木直人氏)

 メディアが政権にゴマをする姿は北朝鮮と同じ。何だか日本はかの国とソックリになってきた。(転載終り)

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昭恵夫人がぶちまけた「仮面の夫」安倍晋三の正体

-「修身斉家治国平天下」(『論語』)が為政者の基本原理。家庭に深刻な事情を抱える仮面の男が、「美しい日本」などとよく言えたものよ。昭恵夫人には、「戦前日本トリモロフ症候群」のイカレポンチとはさっさと別れることを強くお勧めする-

 安倍晋三「仮面夫婦」の実態を暴露した、興味深い阿修羅掲示板投稿記事を以下に転載します。

                       *
「『週刊現代6/7号』「昭恵夫人がぶちまけた『仮面の夫』安倍晋三の正体」:川本哲也氏」http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/195.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 30 日

http://sun.ap.teacup.com/souun/14316.html(元記事)
2014/5/30 晴耕雨読

https://twitter.com/xxcalmo

発売中の『週刊現代6/7号』に、「昭恵夫人がぶちまけた『仮面の夫』安倍晋三の正体」という巻頭記事がでている。

本来他人の家庭事情になど興味はないが、この記事では、政治ばかりか家庭でも欺瞞を押し通す、安倍晋三の偽りの人生がよく表現されている。

よってあらましを紹介したい。

『週刊現代6/7号』「昭恵夫人がぶちまけた『仮面の夫』安倍晋三の正体」。

安倍は妻について、周囲に「うちは仮面夫婦だから、今の(総理という)立場では、それでも良い夫婦を演じなければならない。休みには手を繋いで買い物に行かねばならないし‥」といった愚痴をこぼしているという。

「安部総理は、昭恵夫人もはや何も期待していないという。とは言え、国民の前で夫婦仲の悪さを露骨に見せる訳にもいかない。そのため仕方なく、仮面夫婦を続けているのである」。

このざまで、よくぞ復古的な家制度回帰を強弁できるものよ。

対して昭恵夫人は、「夫は、何人も女中さんがいるような家庭で育ってきたんで、私とは考え方が全然違うんです‥彼は、言わばずっと演技をしているんですよ‥(TVに出て)ソフトな政治家を演じることで、(改憲を狙うようなタカ派で)保守的なイメージを隠そうとしているんです」と語る。

集団的自衛権についての憲法解釈や、消費増税、原発推進など、「国民に見せる『仮面』に隠された夫の素顔に、昭恵夫人は呆れ、開き直ったように『反安倍的』な言動を加速させているわけだ」。

安倍は日本の成員と自らの家庭、さらには自分の人生まで欺いて生きているようだ。

昭恵夫人「安部はズルいんです。私の方が(ゴルフの)スコアがいいと、アドレスが悪意とかいろいろ言い出して、ペースを乱そうとしてくるんです」。

安倍の虚言癖や狡猾さはもはや周知されているが、晋三の働く欺瞞が、この男の本質に根ざしていることがよくわかる。

菅元首相に対するデマや汚染水の完全制御発言に明らかなように、安倍は悪びれもせずに平然と嘘をつく。

どうやらこの虚言癖は政治的方便などではなく、他者ばかりか自らをも欺いてきた、彼の本質的な病理にもとづくかのようだ。

ここに至って騙されてきた国民もまた、騙された責任を自覚せねばならない。

> 自分の事は棚に上げは、女性は家を守れといいつつ自身は大学教授をして社会参画してる、お友達の長谷川三千子にも言えますね。

> 事実関係を御存知ないのでしょうか?→安部首相「イラク戦争は証明出来なかったイラクが悪い」 - NAVER まとめ http://t.co/pLcAga2X5S

イラク侵攻の大義名分となった「大量破壊兵器備蓄」については、今日では英国のインテリジェンス・オフィサーが誤情報を拡散した、根拠のない完全なデマであったことが周知されている。

そんなデマの被害者に潔白さの立証責任を要求するとは、さすが希代のデマゴーグ、安倍晋三の面目躍如よの。

> つい10年前の事実関係も知らないのが日本の首相なのか。イラクはちゃんと国連の査察を受け入れ、WMD(大量破壊兵器)は発見されなかった。CIAも調査の結果、WMDは無いと結論した。それを無視してブッシュはイラクに侵攻したのだ。 http://t.co/k5A1bsnsE1(以下省略)(転載終り)

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