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小泉亜流の曲芸師的な安倍「拉致再調査」緊急会見

-「安倍首相のIQは小ブッシュのIQ91よりさらに低い」と言うネット記事が出ているが、同感である。しかしコヤツの小猾(こずる)さは侮れない。「拉致問題」さえ、支持率浮揚や集団的自衛権隠しに利用しようというのだ。中韓への高飛車姿勢と真逆な北朝鮮拝み倒し外交でなら、確かに2、3人は帰ってくるかもしれない。しかしそれで幕引きにされたら、公安警察が極秘に掴んでいるという「何百人もの拉致被害者たち」は闇に葬られてしまうことになる-

 今や安倍政権ゴマスリ報道機関になり下がっている新聞・テレビが決して伝えない、拉致問題の安倍首相「緊急会見」の真相を暴露している2つの『日刊ゲンダイ』記事を以下に転載します。

 安倍との定期会食の雄・ナベツネんとこの読売は4月、20万部余も購読部数を減らしたそうな。さもありなん。英国BBC記者などは、取材先で出されたコーヒーすら飲まないという。ところが「メディア後進国」我が国の新聞・テレビ幹部はヒョイヒョイと安倍との会食に馳せ参じる。官房機密費をたっぷり使って呼ぶ方も呼ぶ方だが、行く方も行く方だ。この国はもう終ってるね。政治も大マスコミも何もかも。 (大場光太郎)

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緊急会見で失政ゴマカシ 安倍首相に振り回される拉致家族
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150615
2014年5月30日 日刊ゲンダイ

 どこまで振り回すのか

 何事かと思ったら、拉致問題の失政をごまかすパフォーマンスだった。29日の夕方、「緊急会見」とテレビが打って、騒いだ安倍の“ぶら下がり会見”生中継のことだ。記者会見もなにも安倍が一方的に1分間くらいしゃべっただけ。それも北朝鮮が拉致問題に関して、「包括的全面調査を行うことを約束した」と言うだけで、具体的中身はというと、要するにこれまでの「圧力外交」を完全に引っ込め、軟化路線に方向転換、それを「エサ」に北に「再調査」を約束させたのである。

 安倍はさも自分の外交成果で拉致問題が進展したかのような言い方をしたが、ちょっと待って欲しい。これまでの強硬路線は何だったのか。横田さんら拉致家族は安倍に振り回されただけではないか。むしろ、コブシを振り上げてきただけの安倍の外交失政を問いたくなる。

「日朝政府間協議にはいくつもの疑問点があります。北は拉致被害者の全面調査を実施するというが、期限は区切っていないし、調査の開始と同時に日本は北への制裁を解除し、人道支援の検討をする。北にしてみれば、調査のふりでも制裁は解除されるわけで、これまでの安倍タカ派外交からは考えられない転換です」(外交事情通)

■北朝鮮が幕引きに利用する可能性

 北朝鮮の金正恩は叔父で後見人だった張成沢・元国防副委員長を処刑し、核問題でも強硬姿勢を崩していない。それなのに、安倍の妥協は不自然だ。一説には朝鮮総連中央本部ビルを賃貸し、そのまま使えるようにする“密約”説までが囁かれている。だとすれば、全面譲歩みたいな話だ。国際ジャーナリストの春名幹男氏はこう言う。

「安倍首相はこれまで北朝鮮に対し、対話と圧力と言いながら、圧力重視でやってきた。その路線から見ると、今度の発表の中身はいかにも甘いところがあり、国内の政治問題との関連を問われる可能性がありますね。つまり、安倍政権は集団的自衛権の問題で厳しい局面を迎えているので、拉致問題を進展させ、求心力を高めたい。それで集団的自衛権を動かしたいという思惑です」

 拉致調査再開で2、3人が帰ってくる可能性はないとは言わないが、これが北の幕引きに利用される可能性だってある。少なくとも、調査開始だけでTVカメラを入れて記者会見をやった裏には政治的思惑が見え隠れする。それに乗っかり、大騒ぎした大メディアもどうかしている。」

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同行記者が内幕暴露 “やらせ”だった拉致再調査「電撃会見」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150661
2014年6月2日 日刊ゲンダイ

 政権浮揚のためなら拉致被害者さえ“利用”する――。

 薄汚い安倍政権の正体見たりだ。先週5月29日夕、安倍首相が突然、「北朝鮮の拉致被害者再調査」の日朝合意を公表した、ぶら下がり会見。記者に囲まれた安倍は「拉致問題の全面解決は最重要課題のひとつ。全面解決へ向けて第一歩となることを期待している」と得意満面だったが、この電撃会見、実は安倍のパフォーマンスのために用意周到に仕組まれた“デキレース”だった。

“デキレース会見”の内幕を明らかにしたのは5月31日のTBSの「報道特集」。26~28日にスウェーデン・ストックホルムで開かれた日朝外務省局長級協議を取材した政治部の法亢順記者が登場し、「3日目(の協議)は(日本側は)さっさと終わらせて帰る予定だった。安倍首相がシンガポールに外遊に行く前に(内容を判断して)発表する時間をつくるため」などと発言したのだ。

 さらに法亢記者は、安倍政権は当初、合意内容について「総理が大々的に会見を開く」と決めていたものの、「ランクを落としてぶら下がり会見」になり、最終的に「官房長官会見に変えた」と暴露。協議終了直後、外務省の伊原純一・アジア大洋州局長が現地で記者団に「北朝鮮は拉致問題の議論を拒否する姿勢ではない」とのコメントにとどめたのも、「控えているな」と感じたという。

■大マスコミがグル

 この発言が事実であれば驚きだ。法亢記者の解説通りなら、大新聞・テレビの同行記者は、日朝両政府の協議はとっくに「合意」に至り、安倍政権の公表のタイミングも把握していたことになる。

 ところが、安倍会見の直前まで、大新聞・テレビは、日朝協議について「再調査合意せず」「交渉決裂」と連日報道。協議が決裂したように見せかけながら、29日夕の臨時会見も「突然」決まったように報じ、「日朝協議に進展か」「交渉の扉が開く」などと盛り上げ役に徹したわけだ。報道機関が安倍のサプライズ演出に一役買っていたことになる。「やらせ」のような会見だ。

 そもそも安倍は今回の拉致被害者再調査を大手柄のように喧伝(けんでん)しているが、内容は08年に福田政権下で北と合意し、あっさりホゴにされた「日朝実務者協議合意」とほぼ同じ。しかも、安倍は04年の自民党幹事長時代、北朝鮮の拉致再調査について、「(北が)知らないふりをして(日本と)一緒に調査するというのは、時間延ばし以外の何物でもない。拉致問題は金(正日)総書記がすべてを話せば一秒で解決する」と断じていた。安倍自身が金正恩第1書記に直談判したならともかく、かつて自ら茶番だと批判した再調査を大げさに発表するなんて、まさに茶番だ。

「拉致事件は北朝鮮による国家的犯罪です。ですから本気で向き合わなければ解決しません。ところが、今の安倍政権を見る限り、政権浮揚に利用したいという動きにしか見えません。メディアは安倍政権に取り込まれ、政権のヨイショばかりしている。どうしようもありません」(元外交官の天木直人氏)

 メディアが政権にゴマをする姿は北朝鮮と同じ。何だか日本はかの国とソックリになってきた。(転載終り)

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