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憲法違反の閣議決定では集団的自衛権の行使できない

日本国憲法

第10章 最高法規

第97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
第98条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
2 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。
第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

 
 上掲の日本国憲法の第10章【最高法規】中、特に(赤い字で示した)第98条第1項の条文に照らして、集団的自衛権行使容認の閣議決定は明らかに憲法違反である、という主張を掲げる二つの『阿修羅掲示板』投稿記事を、以下に転載します。

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「閣議決定では集団的自衛権の行使できない」元内閣法制局長官が断言-憲法や法律が優先、依然変わりなく
http://www.asyura2.com/14/senkyo167/msg/798.html
投稿者 さそり座 日時 2014 年 7 月 02 日 22:13:44
YAHOO!ニュース記事
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140702-00036997/

昨日1日夕方、集団的自衛権の行使するための閣議決定した安倍政権だが、「閣議決定では、憲法や法律を変えることはできない」「集団的自衛権の行使を行うことはできない」と、憲法や法律のスペシャリストである、大森政輔・元内閣法制局長官は断言する。今回、安倍政権が閣議決定で成し得たことは、正面からの改憲を避けた卑怯者であること、また、現代の民主主義の基本中の基本である、「統治者は憲法に従って、その権力を行使する(立憲主義)」ことも理解できない無法者であることを、自ら露呈させただけである。そして、その安倍政権の暴走を許すか否かも、結局は日本の普通の人々の肩にかかっていることなのだ。

◯閣議決定には法律の規定を変える効力はない
大森元内閣法制局長官
仮に他国から日本が攻撃された時、正当防衛的に「必要最低限の実力行使」として応戦する、いわゆる個別的自衛権は、現在の憲法下でも認められるとされている。しかし、例えば米国が「国またはそれに準ずる勢力」から攻撃を受けた時、日本が「アメリカ様にむかって何しやがる!この日本が相手だ」とばかりに、戦闘行為を行う集団的自衛権は、もはや、正当防衛ですらなく、憲法上認められないことは、「戦後から現在に至るまでの議論ですでに結論済み(by大森元長官)」なのである。一昨日6月30日、集団的自衛権に反対する憲法や外交・安全保障の専門家によるグループ「国民安保法制懇」の会見に参加した大森元長官は、こう強調した。
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「集団的自衛権の行使が閣議決定に盛り込まれたからと言って、憲法9条が改正されていないのに、『集団的自衛権の行使が憲法上認められる』ということになるわけではない。『憲法9条によって集団的自衛権が認められない』ということは全然変わりないのである」

「法律に反することを閣議決定で定めることができるのかというと、法律の規定を変えるためには、立法機関である国会の審議に基づいて法改正するという手続きをとらなくてはならない。閣議決定によって、直接、法律の規定を変える効力はない」'''

今後、閣議決定を元に、安倍政権は、自衛隊法や周辺事態法など各法の国会審議での改正(改悪)を目指すのだろうが、「その都度、閣議決定の内容の問題がされ、憲法に違反するということが明らかにされるだろう」と大森元長官は指摘した。

◯閣議決定<法律<憲法
そもそも、閣議決定とは、首相が全閣僚の合意の上で、行政各部を指揮監督する方針決定であるが、この閣議決定よりも、国会で採決された法律の方が拘束力があるのだ。それは、有権者が「主権ある国民の代表」として選挙で選んだ国会議員で構成される国会を「国権の最高機関」として、内閣よりも上に位置づけているからだ。まして、最高法規である憲法が、閣議決定より優先されることは、当然のことなのである。

◯安倍政権ごと閣議決定を葬り去ることも可能
官邸前で閣議決定に抗議する人々
一内閣の方針決定にすぎない閣議決定は、政権が交代すれば、無効とされることもある。民主党政権で内閣審議官を務めた下村健一氏(慶應大・特別招聘教授)は、民主党政権での「2030年代原発稼働ゼロを目指す」との閣議決定が、自民党政権になって無力化された実例があると指摘している。
https://twitter.com/ken1shimomura/status/483811607084933120

だから、もし多くの日本の人々が、集団的自衛権の行使を拒絶するのであれば、今回の閣議決定で意気消沈するのではなく、むしろ今後、自衛隊法などの関連法の改正が具体的に国会で審議される時にこそ、大きく声をあげる必要があるのだ。あるいは、憲法や国民主権、そして民主主義がなんたるかを、根本的に理解できていないし、しようともしない安倍政権に「為政者としての資格なし」としてレッドカードを突きつけ、退陣に追い込むという方法もある。そうすれば、安倍政権もろとも、集団的自衛権の行使のための閣議決定を葬り去ることができるのだ。

大森元長官が一昨日の会見で繰り返し述べたように、憲法9条そのものは、依然、変わりない。その平和主義を活かすも殺すも、結局は主権者である、我々、日本の一般市民の肩にかかっているのだ。 (転載終り)

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憲法第98条「最高法規である憲法に反する国務行為は効力を有しない」。集団的自衛権行使容認の閣議決定は明らかに憲法違反です
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2014 年 7 月 03 日 11:21:18:

http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-7d38html
2014年7月 3日 くろねこの短語

憲法第98条「最高法規である憲法に反する国務行為は効力を有しない」。集団的自衛権行使容認の閣議決定は明らかに憲法違反ですね。早くも違憲訴訟の声が上がっている。

 集団的自衛権行使容認が閣議決定されて、早速、共同通信が世論調査をやりました。反対54%、歯止めがなくなることへの懸念73.9%、解釈改憲は妥当ではない60%・・・なんて結果は、まあ、こんなもんなのかもしれないけれど、内閣支持率が47.8%というのはなんとも情けない数字だ。固定電話による調査だから、対象となった年代はかなり高めだとは想像できるけど、この数字がいまの日本が抱えている病理のひとつなのかもしれませんね。レレレのシンゾーの爺様が60年安保の時に、「国会周辺は騒がしいが、銀座や後楽園球場はいつも通りである。私には“声なき声”が聞こえる」ってほざいたそうだが、そういう言葉を裏付けるようなひとたちが少なからずいるわけで、「サイレントマジョリティー」と呼ばれるそうしたひとたちが自民党政治をこれまでずっと支え続けていたんですね。おそらく、これからもそうでしょう。

・集団的自衛権「検討不十分」82% 共同通信世論調査 内閣支持率47%に下落
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/98871

 それにしても、たかが24%程度の得票率しかないくせに、あたかも白紙委任されたかのようなやりたい放題はどうにかしないといけません。そんな矢先、三重県の松阪市市長が、集団的自衛権行使容認した閣議決定は、「憲法が保障する国民の平和的生存権を侵す」として、「違憲確認と損害賠償を求める国家賠償訴訟を起こすことを明らかにした」ってね。アッパレ。こうした訴訟は、おそらく全国で起きてくるんだろね。ていうか、起きてほしい。起きなくてはいけない。起きろ!

・「集団的自衛権は憲法侵す」 松阪市長、国提訴へ
 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014070390085800.html

 そもそも、憲法第98条には、「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」って明記されている。集団的自衛権行使容認を閣議決定するなんてことは、明らかに98条に違反してます。レレレのシンゾーは、「行政権は、内閣に属する」という第65条を持ち出して、内閣が憲法をどう解釈しようと、それは行政権の一部であり、なんら問題ない、って詭弁を弄しているけど、最高法規である憲法を無視した行政権の行使なんてことができるわけがありません。

さらに、98条に続く99条では、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」とも定められているんだから、こうなったら訴訟の渦でレレレのシンゾー一派をがんじがらめにしていくことが焦眉の急ではないのだろうか・・・なんて、熱く血を滾らせてみる木曜の朝であった。 (転載終り)

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