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2014年12月

初音ミクの「蛍の光」を聴いて今年を見送ろう

 

 今日は大晦日、あとわずかで今年も終りです。

 
 年を見送る歌として『蛍の光』は定番ですが、今年は『初音ミク版「蛍の光」』を掲げてみました。

 既に『蛍の光』については過去で幾つかの記事にしていますし、また3年ほど前初音ミクのこの『蛍の光』も『蛍の光あれこれ』で取り上げました。さらに、それを踏まえて『初音ミクって誰だ?』記事にしました。

 余談ながら―。当時ある若い人のサイトでその記事URLが紹介され、「60歳過ぎた人が初音ミクについて述べてる。すごい!」と言うような評をいただいたことも、今となっては懐かしい思い出です。

「たかがボーカロイドの「蛍の光」じゃないか」などと言うなかれ。なかなか聴かせるんですよ、これが。まあ、騙されたと思ってぜひ一度聴いてみてください。

 初音ミクちゃんのこの歌を聴きながら、しんみりしみじみ、今年一年身辺で起きた出来事を思い出してみましょう。良かった事、悪かった事・・・。良かった事はなお良い思い出として。しかし悪いと思った出来事にも、
「すべては必要、必然、ベスト」(船井幸雄)
「悪い事の中には幸せの強い種子(たね)が潜んでいる」(ナポレオン・ヒル)
 ですから、実はすべてが得がたい尊い経験なのですよね。

 皆々「幸変え」(さちがえ)して、来年以降に生かしていければいいわけです。

「毎日の中にこんなにいっぱいの幸せが隠れていたなんて!」

 来年こそ、(開設年に書いた)『赤毛のアン』のアン・シャーリーではないけれど、お互い「幸せさがしの名人」になれればいいですよね。シンクロニシティに気づく鋭敏な感性を養いつつ。

 今年一年当ブログをご訪問いただいた有縁(うえん)の皆様に感謝申し上げます。
 来年が皆様にとって良い年でありますように。


                          平成26年12月31日

                             大場 光太郎

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石破また暴言「戦争をするにあたって、し、失礼。集団的自衛権を行使するにあたって」

-三白眼でやぶにらみの不気味な石破茂の度重なる失言・暴言。「戦争」を既成事実化するために、コイツ、確信犯的にわざと言ってるんじゃないか?と、つい勘ぐりたくもなる。それにしても、現安倍政権になってから、安倍・石破・麻生はじめその他の安倍取り巻きオベンチャラたちの右巻き失言のオンパレードである。以前の左右のバランス感覚がまともな社会だったら、これらの失言一つでその者は即役職辞任、任命権者である総理の責任すら厳しく問われたものである。なのにこういう失言を許してしまう、極右に対してゆるゆるな今の社会の恐ろしさを我々はよく認識すべきである。以下は阿修羅掲示板投稿記事の転載(『深層ニュース 』はBS日テレ番組)。 (大場光太郎・記)-



自民党石破「戦争をするにあたって、し、失礼。集団的自衛権を行使するにあたって」12/26深層ニュース(動画&文字起こし)
http://www.asyura2.com/14/senkyo177/msg/135.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 27 日
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4038.html(元記事)
2014-12-27(19:57) みんな楽しくHappy♡がいい♪

2014_12_26 深層ニュース 石破茂発言

集団的自衛権と日米同盟


金子勝:
その情報が正しいか正しくないか?
戦争をしたければ証拠をでっち上げて、
つまり、石破さんはしないかもしれないけど、将来にわたって誰かはするかもしれないということに対して、
きちんとしたチェックの機能が特定秘密保護等ではできていないと思うんです。


石破茂:
それはですから、国会の関与というのをきちんと入れたのはそういうことであって、
国会がきちんと関与しなければ、情報の管理が政府の中で完結してしまったら、
今御指摘のようなことになるわけですね。
ですから第三者の目でもきちんとやらなければいけないように


金子勝:じゃ、まず最初に委員を決めるべきじゃないですか?


石破茂:
それ委員は、それは委員はこれから決めることでしょ。
どうやって国会の中で決めていくからですから。


金子勝:同時じゃないとまずいですよ。


石破茂:
ですから、これは国会においてどういう人を委員にするのかっていうことは決めていきます。
話を戻すならね、そういうふうな戦争をするにあたって (注 大場が赤字にしました)

し、失礼。
集団的自衛権を行使するにあたって、
本当にそれがそういうものであるのかどうかということについて、
きちんとした資料を出す責任は政府に課せられます。
そして日本としては、そういうふうな情報収集機能というものは…

ーーーー

心の中で思っていることって、つい言葉になっちゃったりするもんだよね (転載終り)

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山本太郎参院議員、生活の党に入党!

-最年末に飛び込んできたこのニュースに「天は国民を見捨て給わず」の感を強くする。小沢一郎と山本太郎。考え得るベストコンビである。垂れ込めていた来年の空の暗雲の一角から、光がパーッと射し込んできた思い、安心して新年が迎えられそうである。-


生活に山本氏 党名は「生活の党と山本太郎となかまたち」
http://www.asahi.com/articles/ASGDV6QZ2GDVUTFK013.html?iref=comtop_pickup_02
朝日新聞デジタル 2014年12月26日21時40分

 生活の党は26日、無所属の山本太郎参院議員と合流し、名称を「生活の党と山本太郎となかまたち」と変更した。「国会議員5人以上」という政党要件を満たしたことで、来年の政党交付金を受け取れることになった。代表は引き続き小沢一郎氏が務める。

 生活の党は、14日の衆院選での当選者が2人にとどまった。衆参あわせての国会議員が計4人になり、政党要件を失った。政党交付金は1月1日を基準日として算出されるため、年内に国会議員を再び5人にすることを目指して、無所属議員の勧誘を続けていた。山本氏は昨年参院選で初当選して以来、無所属で活動していた。 (転載終り)

                       *
【私のコメント】

 年末も土壇場になって、小沢一郎がまたもやってくれました。小沢びいきが多い阿修羅掲示板の読者でさえ、今回の劣勢を挽回するのはさすがに無理だろうとあきらめ、小沢はもう引退して本でも書いてくれ、などと言う投稿さえあったくらいです。

 しかしどっこい、小沢は死なず。徳俵でまたも踏ん張り、しかも「山本太郎入党」というこれ以上ない起死回生の大妙手を決めてくれたのです。72歳にして「豪腕まだまだ健在なり}と言うことです。
                       

 思えば小沢一郎にとって、秘書の大久保隆則が逮捕・起訴された、2009年3月初旬の「西松建設事件」以来今日まで受難の5年数ヶ月でした。同事件の責任を取って小沢は民主党代表を辞任しました。しかし同年のうちに小沢側の潔白が証明され、同事件は「訴因消滅」つまり事件そりものがなかったことになったのです。

 その年の9月に政権交代が起きましたが、米国、麻生政権、検察(東京地検特捜部は米CIAのコントロール下にある)、マスコミなどの謀略がなければ、「国民の生活が第一の改革断行」の小沢一郎が首相になっていたはずです。そうすれば民主党は、菅、野田により第二自民党に変質することもなく、したがって安倍晋三の再登板という最悪の事態もまた防げたはずなのです。

 しかし実際は皆さんよくご存知のとおり、陸山会事件、二度の検察審査会による強制起訴、小沢裁判とエスカレートし、悪徳旧勢力総がかりのいっそう酷い小沢攻撃が加えられました。この過程で民主党内の悪徳勢力と呼応した連中により党外に追いやられ、気がついたら政党の要件を満たさず交付金すら受けられないほどまで落ちぶれてしまったわけです。

 だが今回の朗報によって、ようやく小沢一郎も谷底を抜け出せるな、と感じました。諸葛孔明を得た劉備玄徳ではないけれど、山本太郎を得たことは大きな価値があります。

 卑近な例として、前川恵という料理研究家上がりの自民党新人議員が、初登庁のテレビインタビューで何聞かれても「分かんない」「どうしよう」の連発で、バカッぷりを遺憾なく発揮し、ネットを中心として炎上的バッシングを受けています。

 かと思えば、真っ黒い霧で大臣辞任した小渕優子がぶっちぎりで当選し禊を済ませたはずが、地元事務所のハードディスクにドリルで穴を開け証拠隠滅を図っていたことが発覚し、「ドリル小渕」の名をほしいままにしているし(笑)。留任の大臣の中にもまだまだ疑惑臭プンプンなのが何人もいるわけだし・・・。

 世紀のボンクラ宰相・安倍晋三率いる自民党議員は、「以下同文」で一くくりできる、ただただ数合わせだけのろくでもない烏合の衆に過ぎません。(独白-それに、おらが士業の監督官庁である総務省の大臣が何でナチス礼賛の高市早苗なんだよ!-怒)

 こんな年間1億円もの歳費泥棒のような自民党議員連中と比べたら、山本太郎はよっぽどしっかり政策を勉強しているし、実現のための実行力が格段に違います。自民・民主の二世・三世ボンクラ世襲議員とは物が違うのです。それは私自身が(昨年記事にしたとおり)、横浜駅頭で山本の「秘密保護法反対」演説を間近で聞いてしっかり確認していますから間違いありません。反原発だけかと思ったら、まだニュースにもなってない頃に、彼はそうやって秘密保護法反対のための全国キャラバンを行ったのです。一騎当千の兵(つわもの)です。

 それに小沢が一方的に山本入党を熱望したわけではなく、山本も無所属で活動することの限界を悟り、しっかりした政党に加わり、小沢の政治哲学をじっくり学びたい意思があるようです。だとすると、この上ない師弟関係と言えるのでしょう。もう後継者は山本太郎で決まり!

 いずれにせよ、この二人が「水魚の交わり」のようにがっちりタッグを組めば、大きな政界再編への強力な起爆剤となり、一強他弱と言われている安倍自公独裁を打ち砕くことが可能だと思います。

【追記】ただ党名について、阿修羅の反小沢読者の「ナメてんのか」「長い党名の政党ほど早く消える」などの書き込みがありましたが、私も率直な話、新党名は気に入りません。しかしこれは急場でにわかにつけた名前に違いなく、一段落した段階で正式党名に改めるものと思われます。

 
(大場光太郎・記)

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(賛美歌312番)慈しみ深き友なるイエスは

 

(賛美歌312番)慈しみ深きともなるイエスは
   (What a Friend We Have in Jesus)

いつくしみ深き 友なるイェスは
罪科(つみとが)憂いを 取り去り給う
心の嘆きを 包まず述べて
などかは下ろさぬ 負える重荷を

いつくしみ深き 友なるイェスは
我らの弱きを 知りて憐れむ
悩み悲しみに 沈めるときも
祈りに応えて 慰め給わん

いつくしみ深き 友なるイェスは
変わらぬ愛もて 導き給う
世の友我らを 捨て去るときも
祈りに応えて 労(いたわ)り給わん


 おととし暮れの『クリスマスの起源はサタンの祭り !?(1)~(3)』で、「クリスマスはイエスの誕生を祝うものではない」と言うことを考えてみました。イエス生誕が真冬と言うのは福音書の記述からして決定的におかしいのです。では一体誰の、何のためのお祭りなのか?などと言うことは同シリーズをお読みいただくとして・・・。

 今回はそういうことには一応目をつぶって、この時期よく歌われる『(賛美歌312番)慈しみ深き友なるイエスは』を、「名曲-所感・所見」カテゴリーとして取り上げてみたいと思います。

                       *
 この歌を作詞したのはアイルランド人ジョセフ・スクライヴェン (1819~1886)です 。スクライヴェンはアイルランドのシーパトリックに生まれ、首都ダブリンのトリニティ・カレッジを卒業して、25歳の時にカナダに移住し、オンタリオの学校で教鞭を取りました。彼は、プリマス・ブレズレン派に属して、一生を不幸な人や貧しい人への奉仕活動に捧げましたが、1886年にライス・レイクで溺死しました。この歌は闘病生活をしていた母親を慰めるため、自らの婚約者を事故、病気で2度も失った絶望の中でもイエスを信頼する気持ちを綴った詩と言われています。

 またこの歌は、『Hasting,Social Hymns,1865』に匿名で収録され、その後福音唱歌系の歌集に転載され、その後一般の礼拝用歌集に必ず収録されるようになっていきました。1920年に彼が溺死した場所に記念碑が建てられました。

 作曲したのは、チャールズ・クローザット・コンヴァース(1832~1918)です。コンヴァースはアメリカ合衆国の弁護士でしたが、ドイツ留学時代に音楽理論と作曲を修めたアマチュアの作曲家でもありました。

 わが国においてこの曲は、明治43年(1910)に文部省唱歌となった『星の界(よ)』(杉谷代水作詞)、また『星の世界』(川路柳虹作詞)にも用いられました。(以上『ウィキペディア』より)。

                       *
 たぶんどなたもそうでしょうが、私がこの曲を知ったのは、唱歌『星の界』としてです。

月なきみ空に、きらめく光、
嗚呼(ああ)その星影、希望のすがた。
人智(じんち)は果(はて)なし、
無窮(むきゅう)の遠(おち)に、
いざ其の星影、きわめも行かん。

雲なきみ空に、横とう光、
ああ洋々たる、銀河の流れ。
仰ぎて眺むる、万里(ばんり)のあなた、
いざ棹(さお)させよや、窮理(きゅうり)の船に。  

 原詞とはまったく違うものの、杉谷代水(すぎたに・だいすい-1874~1915)のこの歌詞もいいですよね。

 確か小学五年生の冬に音楽で習ったと記憶しています。(これは開設年の『星の界への憧れ』シリーズで述べたことですが)この学年の時、後にずっと離れた山形市内の山形東高校付属中学校へ特待生として通うことになった町の裕福な家の二人の級友と「天文クラブ」を作ったくらいでしたから、天体への憧れが強くあり、この歌を教わった時、深遠な星の世界を歌った厳粛な感じが当時からしていました。

 この歌がそもそも賛美歌『慈しみ深き友なるイエスは』であると知ったのは、22歳頃だったかと思います。

 当時私は当厚木市の市民コーラスグループに所属していました。その年のクリスマスに米軍厚木基地内でクリスマスソングを披露する、ということになりました。その曲目の中に、おなじみの『聖しこの夜』『諸人こぞりて』などとともに、この『慈しみ深き友なるイエスは』と『ああベツレヘムよ』があったのです。

 素人に毛が生えた程度の同世代の男女十数人に、当時当市にあった昭和音楽大学(2007年、川崎市麻生区に移転)で指揮学を専攻していたKさんが指導に当たるという陣容でした。なにせ聞かせる相手は「泣く児も黙る」米軍将兵たちですから、こりゃ大変だとばかりに、いつにもまして何週間か前から(週2回の練習日に)みっちり練習しました。

 
 厚木基地はご存知の方がおられるかもしれませんが、「厚木」という名ではあっても少し離れた綾瀬市と大和市にまたがった地域にあります。当夜、我々はマイクロバスに乗って同基地正門をくぐってすぐ右手の集会用の建物に入りました。その1階が会場でちゃんとステージもありました。会場いっぱいに詰めかけた米軍将兵及びその家族の前で、Kさん指揮の下へたくそなりに一生懸命歌いました。

 もう四十年以上前のことなのでその時の様子はあまりよく覚えていませんが、特段ミスもなく無事全曲歌い終えたと思います。終わった後は会場内で米兵たちの(今で言う)立食パーティーに混じって、私たちも用意された食べ物を一緒に食べさせてもらいました。もっとも英語がからきしダメな私などは、少し居心地の悪さを感じていたようですが・・・。

                       *
 その後一年ほどして同コーラスグループをやめ、したがってこの歌のこともすっかり忘れていました。

 人並みに人生上の悩みをあれこれ抱えだした32歳の頃、これも当ブログでたびたび述べたことですが、スピリチュアル探求(当時は「精神世界」と言われていた)に踏み込むことになりました。そのしょっぱなの頃、新約聖書を生まれて初めて初めから終りまで読んだのです。

「こころの貧しい人たちは幸いである。天国は彼らのものである」「あなたがたは地の塩である。・・・世の光である」「あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に、宝をたくわえてはならない。むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に宝を蓄えなさい」「何を食べようか、何を飲もうかと自分のからだのことで思いわずらうな。・・・空の鳥を見るがよい。・・・野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい」・・・

 マタイによる福音書の有名な「山上の垂訓」を読んだときは、とめどなく涙が溢れてきました。今思えば、これぞ「慈しみ深き友なるイエスは」のエッセンスのような教えのように思われます。


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 それ以来かつて覚えた『慈しみ深き友なるイエスは』を、私個人の「悩み悲しみに 沈める」辛酸のとき、「世の友我らを 捨て去るときも」と感じた孤独と寂寥感に襲われた折々などに思い出し、口ずさみ、涙し、励まされてきました。

 冒頭掲げましたこの歌の動画ですが、「この歌はこのように歌ってほしい」と言う希望どおりで、非の打ち所のない混声合唱です。厳かなパイプオルガンの音の演奏であることから、国内のどこぞの教会所属の合唱隊なのでしょうか?とにかく素晴らしく心に沁みとおります!

 この歌、今後とも大切にしていきたいと思います。

【追記】
 すぐ上に掲げた「イエス画像」ですが、日頃西洋風のキリスト画像を見慣れた方は違和感をお持ちになったかもしれません。しかし近年この画像こそ、「本当のイエスの顔」と言われているものです。その謂れなどは、末尾URLからの『イエス・キリストの本当の顔』記事をお読みください。

 (大場光太郎・記)

参考
『星の世界』(川路柳虹作詞)
http://www.kget.jp/lyric/161259/%E6%98%9F%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C_%E4%B8%89%E5%96%84%E6%99%83
関連記事
『クリスマスの起源はサタンの祭り !?(3)』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-de35.html
『星の界への憧れ(2)』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-7f3a.html
『空の鳥、野の花(1)』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-1561.html
『イエス・キリストの本当の顔』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-a2f9.html

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「平和憲法をノーベル平和賞に」、日本はもとより韓国・中国でも

-当ブログでも何度か取り上げてきた「憲法9条にノーベル平和賞を」キャンペーン。昨年は有力候補に名を連ねながら惜しくも受賞を逃した。がしかし、ここに来て韓国の識者たちが同キャンペーンに賛同し、大々的な平和運動を展開してくれると言うのである。何とも心強い援軍であり、これ以上ないクリスマスプレゼントである(と言うようなことを書くと、ネトウヨさんたちはすぐ「親韓だ、在日だ、反日だ」と騒ぐだろうが)。以下に転載する記事で、作者の本澤二郎氏は、この運動は中国や欧州にも波及するだろう、と述べている。国内では改憲主戦主義の安倍政権をすべての権力が後押ししていて、平和憲法は風前の灯である。が、こうして平和のための国際連帯が築かれ、実際平和賞を受賞することが、「戦前日本トリモロフ症候群」安倍一派の亡国的暴走を阻止できる唯一の方途なのである。 (大場光太郎・記)-

平和憲法をノーベル平和賞に<本澤二郎の「日本の風景」(1864) <日本・韓国そして中国でも>
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/699.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 21 日
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52090565.html(元記事)
2014年12月21日 「ジャーナリスト同盟」通信

<韓国の識者が9条受賞運動開始>

 すばらしい知らせである。韓国の識者らが、日本の誇りである平和憲法を、2015年のノーベル平和賞にする平和運動を、大々的に開始するというのである。日本の市民運動に連帯する、初めての外国勢の参加である。改憲軍拡の財閥主導の、自公政権に対決する国際的包囲網といっていい。世の中には知恵者がいるものである。大いに推進する必要がある。

<日本・韓国そして中国でも>

 低投票率・低得票の12・14総選挙結果に打ちひしがれている日本の平和愛国家らの励みともなろう。そもそも、日本人の平和主義はいい加減なものではない。

 戦前の侵略戦争においても、自由主義者らの抵抗は強かった。国家神道による祭政一致という恐怖政治が、いうなればそれを可能にしたものである。21世紀の今日、神社信仰という幼稚なカルトに制圧される日本人ではない。たとえ新聞テレビが神社の祭礼を宣伝しても無駄なことである。
 神社・神棚信仰で日本人の精神を拘束することなど、もはや不可能であろう。そこに信濃町の新たな教団が関与しても、無駄なことである。
 日本で火がついた9条憲法をノーベル平和賞にしようという画期的な平和運動は、2014年の午年に欧米にも伝えられた。世界的反ファシズム勝利70年の2015年こそ、受賞に一番ふさわしい年であろう。
 平和を愛する人類はこぞって、このすばらしい平和運動の旗手になろうではないか。夢ではない。現実が目の前に迫ってきている。
 間違いなく、13億人以上の中国人民にも、運動は波及するだろう。もしも、中国で講演や執筆の機会があれば、このことを一番強く訴えて、賛同者を募ろうと思う。2015年の決意と目標である。

<アジア・欧米各国へ拡大>

 「安倍・自公内閣が推進している改憲軍拡政策は、半島と東アジア全体に緊張を招来させる。戦争の危険が間違いなく表面化する。この日本国家主義の再現阻止が、アジアと世界の責任である」という趣旨の発言を韓国の識者らは、明瞭にしている。これは心強い。
 日本国家主義を、全く批判できない日本の新聞テレビである。財閥批判の出来ないマスコミばかりである。信濃町さえも批判しない。それは自由なはずのブログ・ネット世界でも。しかも、改憲論者が政界の多数を占めている厳しい現状を考慮すると、日本と韓国の平和運動家の取り組む目標は正しい。
 戦争放棄の9条憲法は人類の悲願を基本法に明文化した、世界に冠たる最高の憲法である。これを破壊しようとする安倍・自公内閣の野望阻止は、したがって人類共通の悲願と使命でもある。
 「燎原の火のごとく」という表現がぴったりするような展開が、目に見えてくるのだが、まずは数千人の我が読者に賛同を求めたい。

<安倍・自公の国家主義封じの決め手>

 国家主義を封じ込める手段は、いまの日本では困難である。新聞テレビが正論を吐けないからだ。財閥(金)と集票教団が結束して支援する政府与党を追い込むことは、小選挙区制の下では絶望的である。
 日本国憲法は、風前の灯という状況に置かれてしまっている。「この国は落ちるとこまで落ちるしかない」とあきらめる識者も少なくない。典型的な敗北主義に気付こうとしない。
 日本国家主義を封じる手段は、国際連帯である。これしかないと常々考えていたのだが、9条ノーベル平和賞が、方法においても平和的で最善の道である。
「戦わずして勝つ」という孫子の兵法そのものであろう。

<反ファシズム戦勝70年に弾み>

 2015年は戦後体制の再構築をするための、重要な節目の年である。国際世論は国家主義を許さない。ドイツのナチスを封じ込めた欧米である。東アジアに台頭する国家主義・ナショナリスト政権に厳しい目を向け、容赦しないであろう。ワシントンの主も、残りの政権運営に開き直りの政策へと舵を切っているのも、心強い限りだ。
 安倍・自公政権に手を焼いている日本国民にとって、不幸中の幸いである。戦争で暴利を得るのは、死の商人だけである。財閥である。人類は、このことを肝に銘じるべきだろう。
 反ファシズム戦勝70年は、このすばらしくも美しい平和運動に弾みをつけてくれるだろう。署名運動に率先参加したいものである。本ブログ読者諸兄にも、筆者から強く要望したい。平和こそが人類の悲願、幸せをもたらす最低の条件なのだから。

2014年12月21日記 (転載終り)

関連サイト
『憲法9条にノーベル平和賞を』署名サイト
http://chn.ge/1bNX7Hb

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折り折りの短歌(2)

(7月下旬~11月まで警備員のアルバイトす。その時々に出会った寸景)
家から地元のバス停まで


東(ひんがし)の朝焼け空を望みつつ家を出るのはつらくも清(すが)し


あらららら初冬であるに宵待ちの小さき花がまだ咲いてるよ


この前はちらほらなりし道沿いの山茶花(さざんか)並木今盛りなり


小田急線鶴川駅でバス待ちしていて

朝の陽(ひ)を受けし小さき鳥の群れビル空またぎ悠然と飛ぶ


国道16号線沿いのラブホテルの前を歩いていて

昼前の国道沿いのラブホより二組男女続いて出にけり


いい情事(こと)をし終えた輝きなどはなくどこか翳(かげ)ある顔ばかりなり


横浜市栄区「いたち川」沿いで

「オスプレイ飛んでいたよ」と今しがた撮りしデジカメ見せし人あり


「空飛ぶ未亡人」揶揄されているオスプレイいつしか知らず各地飛びしか


相模川沿いの圏央道にて

薄墨(うすずみ)の富士の南に傾(かたぶ)ける西日背に我が長(なが)影法師


11月29日深夜

雨上がる夜(よ)の公園に散り敷きし濡れし落ち葉を踏みつつ歩く


阿夫利峯(あふりね)の右の大きな上弦の月に見惚れてしばし佇む


阿夫利峯は確かに古し然(しか)れどもかの半月は悠かに古し


ありふれた日常の一こまなど

市街地の中を流るる用水路犬のぬいぐるみが棄てられている


無造作に棄てられていしぬいぐるみうつ臥せとなりどこか寂し気


雨上がる冬の夜更けの市街地の水路の上を白鷺(しらさぎ)飛べり


しばらくは真っ赤でありし楓葉(かえでば)が夜来風雨で辺りに散り敷く


寄る辺なき独居老などと言うなかれ俺の天地だ好きに生きるさ


悔(くい)と云う一字を深く残しつつこの年もまた逝かんとすなり

                   -2014年冬至の深夜に-

(大場光太郎)

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自公圧勝とは言っても改憲勢力後退で安倍は不機嫌らしい

-わが国が国内外において直面している諸々の課題・難題は、お釈迦様やイエス・キリストのような覚者級の特等星ならいざ知らず、安倍晋三ごとき三流母校の「成」の字すらまともに書けない三等星低能政治屋がどう足掻こうと解決できるような生易しい事ではないのである。「この道しかない」などと口でいくらうまいことをほざこうが、来年あたりは、次々襲いかかる困難な政治的連立方程式に音を上げて、安倍の小キャパシティ脳がショートする事態が起きないとも限らないのであり、乞う、ご期待である。 (大場光太郎・記)-

                       *
12月20日(土) 総選挙後に安倍首相の表情が「終始険しかった」のはどうしてなのか(五十嵐仁の転成仁語)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/660.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 20 日
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2014-12-20(元記事)
2014-12-20 04:48 五十嵐仁の転成仁語

 総選挙が投開票された翌日、12月15日付の『産経新聞』に「衆院選 首相が本気の民主潰し、『大物』狙い撃ちを徹底」という記事が出ています。そこに何気なく書かれていた、次のような文章に目が留まりました。

 「衆院選は自民党が勝利を収めたが、安倍には忸怩(じくじ)たる思いが残る」「衆院選は自公で3分の2超の議席を得たが、憲法改正は遠のいた。任期4年で改憲勢力をどう立て直すのか。勝利とは裏腹に安倍の表情は終始険しかった」というのです。なぜ安倍首相が「忸怩たる思い」を持ち、その「表情は終始険しかった」のでしょうか。

 第1に、憲法をめぐる国会内の勢力分野が大きく変わってしまったからです。総選挙では、次世代の党の壊滅、維新の党の不振、みんなの党の消滅という形で「第三極」は存在感を大きく低下させました。

 その結果、「いざという時の第三極頼み」という戦術が取れなくなってしまったわけです。とりわけ、改憲発議については衆参両院で3分の2を確保しなければなりませんが、参院での3分の2は再来年の参院選で躍進しても自民党だけでは無理で、公明党が頼りにならない場合、「第三極」を当てにしていたようです。

 特に、次世代の党が大きな援軍でしたが、それがほとんど姿を消してしまいました。安倍さんとしては、これほど大きな計算違いはなかったでしょう。

 それに、与党の中でも与党内「野党」ともいうべき公明党が議席を増やし、与党内での比重を高めました。公明党は、集団的自衛権の行使容認問題でもそうだったように、支持団体の創価学会内に平和志向の強い女性部を抱えています。

 今後の関連法の改定や日米ガイドラインの改定などでもできるだけ「限定」する方向で抵抗するとみられます。総選挙が終わってすぐに、安保法制の改定について、集団的自衛権行使容認の範囲を「日本周辺の地域」に限る方針だとの報道がありました(『毎日新聞』12月18日付)が、これは公明党の意向を踏まえた方針転換だと思われます。

 また、憲法についても公明党は9条を変える「改憲」ではなく、プライバシー権などの新たな条項を追加する「加憲」の立場です。安倍首相の改憲戦略にとっては、「躓きの石」になるかもしれません。

 さらに、それ以上に頭が痛いのは野党の中の野党ともいうべき共産党が躍進したことです。民主党も議席を増やしましたから野党内の勢力地図は大きく塗り替えられ、安倍首相にとっては味方が減っただけでなく、敵対する勢力が大きく増えたことになります。

 その結果、これまで十分でなかった国会の各種委員会での委員を確保し、いままでよりずっと多くの共産党議員が幅広い領域で論戦に参加できるようになります。様々な情報へのアクセスも容易になって調査能力が格段に増し、省庁への影響力も強まり、独自の議案提案権によって法案を提出することができ、党首討論に志位委員長が出て直接安倍首相と渡り合うことになります。

 これほど、安倍首相にとって困った事態はないでしょう。険しい表情になるのは当然で、今からでも国会運営の難しさにたじろぐ思いなのではないでしょうか。

 第2に、盛り上がらなかった選挙戦と投票率の低さという問題があります。これは、「争点隠し」によって意識的に選挙が盛り上がらないようにし、組織的な基盤のある政党を有利にしようとした安倍首相自身の責任でもあります。

 その結果、自民党は小選挙区では18万票減で議席を減らしたものの、比例代表では104万票増で議席も増やしました。公明党は議席を4議席増やして比例代表の得票数も19万票増になっています。

 両党とも投票率が下がったにもかかわらず比例代表での得票を増やしていますから、低投票率に助けられたわけではなく支持そのものを増やしたと言えます。しかし、それはアベノミクスを続ければデフレ不況から脱却して好循環が始まるという口車に乗せられ、景気回復への淡い期待を抱いた消極的な支持であり、民主党や第三極を見放して行き場を失った一種の「吹き溜まり」のようなものです。

 安倍首相は、今回の支持増大が「吹き溜まり」であり、別の風が吹けば飛び散ってしまうことを薄々感づいているのかもしれません。そこに熱狂はなく、醒めた計算と懐疑的な眼差しがあるだけです。

 「この道しかない」と言って有権者に無理強いしたアベノミクスの前途は不透明で、経済の先行き不安を感じているのは安倍首相も同様でしょう。しかも、消費増税の打撃が思いのほか大きく、円安が必ずしも日本経済にプラスにはならず、かえって物価高を招いて消費不況を強めてしまうことが明らかになりました。

 今後もアベノミクスによって景気が回復し、好循環が始まる可能性は低いと見たからこそ、安倍首相は「今のうち解散」に打って出たわけです。それにもかかわらず、1年半後の消費税10%への再引き上げを確約してしまったわけで、いずれそのツケがやってくるのではないかという心配が頭をよぎったのではないでしょうか。

 第3に、これからの安倍首相はいくつもの難題に直面し、ジレンマを抱えることになるからです。それがどれほど大きな打撃となって日本の政治と社会を揺るがせ、安倍政権を打ちのめすかは分かりませんが、やってくるのは確実で逃れることはできません。

 そのうちの一つは、沖縄の新基地建設をめぐるジレンマで、辺野古での新基地の建設に反対だという民意は今回の総選挙でもはっきりと示されました。名護市長選、名護市議選、沖縄県知事選、そして今回の総選挙と、今年に入ってから全ての選挙で基地反対派が勝利したという事実には極めて重いものがあります。

 それにもかかわらず安倍政権は新基地建設を強行しようとしており、今後、政府と沖縄の対立はさらに強まると予想されますが、その時、アメリカ政府はどう対応するでしょうか。辺野古での新基地建設は無理だと諦めるようなことになれば(その可能性は少なくないと思います)、階段を外された安倍政権は窮地に陥ることでしょう。

 もう一つは、TPPへの参加をめぐるジレンマです。中間選挙での共和党の勝利によってオバマ政権は今まで以上に強い態度に出てくる可能性があり、日本に譲歩することは考えられません。

 かといって、この段階での交渉離脱は日米関係を悪化させて政権危機を招きますし、交渉が妥結したとすれば日本が屈服したことを意味します。例外なしでの関税撤廃やISDS条項の導入などによって日本の国内市場の全面的な開放がなされ、農業を始め、商業、建設、医療、保険、金融などの分野は壊滅的な打撃を受けるでしょう。

 地方の創生を言いながら、地方の壊滅に向けての扉を開くというわけです。地方・地域の存続をさらに難しくするような政策展開は地方の「保守」勢力との矛盾や対立を拡大し、自民党という政党の命取りになる可能性さえ生み出すことでしょう。

 三つめのジレンマは原発再稼働をめぐるものです。安倍政権は原発の再稼働を目指して着々と準備を進めてきました。しかし、福島第1原発の事故は未だ原因も不明で事故は収束していず、放射能漏れを遮断する凍土壁は失敗で、放射能漏れ自体もこれまで発表されていた以上の量に上ることが明らかになっており、脱原発を求める世論は多数です。

 このような中での再稼働の強行は世論との激突を招くでしょう。とりわけ、原発の周辺30キロ以内でありながら発言権を認められない自治体の危惧と反発には強いものがあります。

 エネルギーを原発に頼る政策への復帰は、再生可能エネルギーの軽視と買い入れの停止などと結び付きます。太陽光発電などの再生可能エネルギーを新しいビジネスチャンスととらえて取り組んで来た企業や自治体などの反発は大きく、再生可能エネルギーをテコとした循環型経済による地域の活性化を目指してきた動きも封じられ、このような方向での地方創生の芽を摘むことになります。

 さらに、四つめのジレンマは労働規制緩和についてのものです。安倍首相は、総選挙翌日の記者会見で「農業、医療、エネルギーといった分野で大胆な規制改革を断行し、成長戦略を力強く前に進めてまいります」と述べましたが、これまでの「労働」が抜けて、新たに「エネルギー」が入りました。

 これは言い間違いなのでしょうか。それとも、意識的に言い換えたのでしょうか。

 労働の規制緩和をあきらめたというのなら結構ですが、通常国会には「生涯ハケン」を可能にする労働者派遣法の改正案が出ると言われ、ホワイトカラーエグザンプションの新版である「残業代ゼロ法案」の準備も進んでいます。これによって派遣が拡大され、労働時間が長くなれば、非正規雇用の拡大、雇用の劣化、過労死・過労自殺やメンタルヘルス不全が蔓延し、経験の蓄積、技能の継承、賃金・労働条件の改善、可処分所得の増大などは望めなくなり、労働力の質は低下し、消費不況と少子化はさらに深刻となって、日本企業の国際競争力と経済の成長力は失われることになります。

 当然、女性の社会進出はさらに困難となり、デフレ不況からの脱却は不可能になるでしょう。「この道しかない」と言って「成長戦略を力強く前に進め」た結果、自滅への道に分け入ってしまうことになるわけで、これこそ最大のジレンマだと言わなければなりません。

 
 安倍首相は、これ以上の内閣支持率の低下を避け、消費再増税の延期についての責任問題を回避して財務省の抵抗を排するために、総選挙に打って出たとみられています。しかし、その結果は必ずしも意図したようにはならず、多くの誤算をはらむものでした。

 今回の総選挙の結果、来年に予定されている自民党の総裁選は何とかしのげそうですが、その前の統一地方選や再来年の参院選の壁は越えられるのでしょうか。「自民圧勝」の大宣伝にもかかわらず安倍首相の表情が「終始険しかった」のは、それが必ずしも容易な課題ではないということに気が付いたからかもしれません。 (転載終り)  

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「アベノコノミチ」(「この道しかない」)への反論

-「この道はいつか来た道」 ああそうだよぉ。安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから。
 (以前の当ブログ記事への、寺嶋眞一元琉球大学教授のコメントより)-

 安倍晋三率いる現極右自民党は今衆院選を「この道しかない」と言うスローガンを掲げて戦いました。問題の「この道しかない」スローガンについて、疑問を投げかける二つの論考を以下に紹介します。(阿修羅掲示板投稿記事の転載)

                       *
室井佑月 「この道しかない」に従うのは楽かもしれないけど〈週刊朝日〉
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/633.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 19 日 16:21:05:
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141219-00000012-sasahi-pol(元記事)
週刊朝日  2014年12月26日号

 作家の室井佑月氏は、「この道しかない」という言葉に恐怖心を抱くという。

*  *  * 
 この言葉を聞いて、怖いと思うのはあたしだけだろうか。

「この道しかない」というからには、別の道はない、もしくは考えないってことだろう。引き返せないって意味もあるかもしれないな。

 主語が不確かである人間の言葉ならば、絶対的な100パーセントの正解はないのではないか。なのに、「この道しかない」、そう言い切ることに恐怖を感じる。

 たとえば、戦争時、命をかけて敵の中に飛び込むとき、飛び込む人は「この道しかない」と思っていたかもしれない。思っていたかもというより、思わされていたかも。

「この道しかない」、この言葉には、思わされる側と思わせる側がいるのだろうか。

 先程の例でいうと、「この道しかない」と思わせた側は、戦後、上手く立ち回って生き残り、偉くなっていたりして。

 いいや、それだけじゃないか。自らそう思い込む人もいるな。自らの人生において「この道しかない」と思い込むのは、その人の勝手だ。自分の人生をかけてその言葉を発するのなら。

 けど、この言葉を多くの人間への呼びかけとして使うのはどういうことなのか。

 公的年金の積立金約130兆円の半分を、リスクの高い株式市場に投じる。株だもの、失敗し大損することだってある。

 そのとき「この道しかない」といっていた人たちは、我が身を削ってあたしたちになにかをしてくれるんだろうか。

 この国のエネルギーは原発しかないといっている人たちは、ふたたび福島第一原発のような事故が起きてしまったとき、あたしたちの財産である、事故前の綺麗な国土に戻せるんだろうか。健康被害にあってしまった人たちに、どう責任を取るつもりなのか。

 結局、少子高齢化のこの国において、今後、年金制度を維持してゆくのは難しいのだし、絶対に安全である原発もこの世にはない。

 原発のコストが安いというのも嘘だし、製造業が海外に逃げてしまうというのも嘘だ(日本の電気代は高い。それがイヤな企業はもう逃げていっている)。

 ならば、人間の知恵でその先を考えればいい。

 社会福祉に金がまわらないというなら、さっさと予算の組み替えをしたらいい。議員の数を大幅に減らすなどしたらいいじゃん。

 原発に代わるエネルギーの開発をしたらいい。けれど、そうはならない。

 世の中の流れを大幅に変えると、損をする人がいる。今の流れで、地位を得て、金儲けをしている人たちだ。

 そういった人たちは、あたしたちに「この道しかない」という。世の中の流れが変わってなるものか、ってところだろう。

 彼らが提示する「この道」、なにも考えず従うのは今、楽かもしれない。が、その先が地獄であっても、命を失うことがあっても、「自己責任」といわれておしまい。 (転載終り)

                       *
安倍首相をゴルバチョフになぞらえて批判した佐藤優(天木直人)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/613.html
投稿者 SOBA 日時 2014 年 12 月 19 日 07:30:13:
 
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/19/#003045(元記事)

 きょう12月19日の東京新聞を見て驚いた。

 佐藤優氏が「本音のコラム」で次のように書いている。

 みずからがモスクワ研修時代の1988年に目撃した事だという。

 ゴルバチョフがソ連共産党総書記の座について3年たっていた時の事だという。

 ペレストロイカ(改革)について「どうもこのままではソ連経済は向上しないのではないか」という不安が国民の間にし生まれ始めていたという。

 その時ゴルバチョフが「この道しかない」というスロ-ガンを掲げ、テレビ・ラジオは「この道しかない」とがなりたてたという。

 ゴルバチョフ政権を支持する有識者たちが「この道しかない」と書きたて、その本が町中にあふれたという。

 そして佐藤氏はいう。

 今になって振り返ると、このあたりからソ連のペレストロイカ路線はおかしくなって来たと。

 なぜなら、複数の考え方、複数の選択を認め、社会を活性化していこうとすることでソ連社会を活性化するという発想と、「この道しかない」という路線を押し付けることが、矛盾していたからだと。
 
 賢明な読者ならもうお分かりだろう。

 いや、賢明でなくても誰でもわかる。

 これは先の総選挙で「この道しかない」と叫んで大勝した安倍首相への強烈な批判である。

 そして佐藤氏はその投稿を次のように締めくくっている。

 「・・・『この道しかない』というスローガンが掲げられてから三年後の1991年12月にソ連国家は崩壊した」と。

 安倍首相はこの佐藤氏の批判をどういう思いで読む事だろう。

 佐藤氏がこんな安倍批判をした真意はどこにあるのだろう。

 もっとも、そんなことはどうでもいい。

 これを読んだ私の感想はこうだ。

 あと三年も安倍政権が続くなど、ゴマすりもいいところだ。勘弁してくれ。

 愚かな指導者のために日本国家を破綻させられることなど許してたまるか。

 佐藤氏の書くものは、いつも悪い冗談ばかりである(了) (転載終り)  

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フォレスタの「庭の千草」

小学唱歌集 第三編
作詞 里見義
アイルランド民謡

庭の千草も むしのねも
  かれてさびしく  なりにけり
あゝしらぎく 嗚呼白菊
  ひとりおくれて さきにけり

露にたわむや 菊の花
  しもにおごるや きくの花
あゝあはれあはれ あゝ白菊
人のみさをも かくてこそ


 9月26日、nonnta1944さんが『フォレスタ 庭の千草』をYoutubeにアップしてくれたおかげで、今年の秋は「庭の千草三昧」、ずいぶん視聴させていただきました。

 そこで、菊が旬となる11月中にこの記事をまとめる予定でいました。しかし諸般の事情により延び延びとなり、早やクリスマスどころか「♪もういくつ寝るとお正月・・・」の12月半ば過ぎとなってしまいました。上の『庭の千草』の歌詞どおりいくら寒さに強い菊とは言え、さすがに残菊の風情、ともすればすがれた無残菊の姿となってしまいました。

 しかしこのフォレスタ記事を年内に書いてしまわねば、どうにも年が越せない落ち着かない心持ちなもので、今回こうして取り上げることにした次第です(笑)。

                       *
 『庭の千草』は、日本的な歌のひとつとして長く歌い継がれてきました。しかし既にご存知のとおり、日本で作られた歌ではなく、アイルランド民謡に里見義(さとみ・ただし-1824~1886)が日本語の訳詞をつけたものです。

 1884年(明治17年)6月、文部省音楽取調掛編纂『小学唱歌集 第三編』に掲載されました。

 しかしこれにはもう少し説明が必要です。「アイルランド民謡」と言うことについてです。

 確かに原曲は古くからのアイルランド民謡がベースにあることに違いはありません。が、この歌が世界的に広く歌われるようになったのは、18世紀アイルランドの詩人のトーマス・ムーア(1779~1852)が、エドワード・バンティング(1773~1843)のアイルランド民謡集に収められていた『ブラーニーの木立(The Groves of Blarney)』に自作の詩をつけて発表したことによってでした。

 トーマス・ムーアの詩は、それとは内容がまったく違う、『夏の名残のバラ(The Last Rose of Summer)』です。

 そして彼が作詩のもとにした『ブラーニーの木立』そのものが、『ハイド城(Castle Hyde)』というアイルランドの古い民謡を元にしており、それにリチャード・アルフレッド・ミリキン(1767~1815)が古い民謡を大きく書き換えた旋律をつけたのです。

 少し話がややこしいかもしれませんし、私も元々の『ハイド城』というアイルランド古謡がどんなメロディだったのか知る由もありませんが、いずれにせよ今日世界中で愛唱されている『The Last Rose of Summer(夏の名残のバラ)』は、トーマス・ムーア作詩、そしてリチャード・アルフレッド・ミリキンによる作編曲と言っていいものです。

 なおトーマス・ムーアは、日本でもこれまたよく歌われている名曲『春の日の花と輝く』の作詞者でもあります(原題「Belive Me,if All Those Endearing Young Chams」)。この曲については昨年春に『島田佑子「春の日の花と輝く」』を公開しましたが、その中でトーマス・ムーアについて少し述べましたので、参考に以下に転載・紹介します。

 アイルランドの首都ダブリンの裕福な商家に生まれたトーマス・ムーア(1779年~1852年)は、長じてロンドンで法律学を学び、後にバミューダ統治の責任者にもなりました。
 詩人としてのムーアは、この歌のほかにも日本でも愛唱されている『庭の千草』をはじめ後世に残るアイルランド民謡を次々に書いて文名を高め、バイロンやシェリーといった西洋文学史上の詩人らとも交友を深めました。

                       *
 欧米にならう明治新政府は初等音楽教育の必要に迫られ、かと言って自前の歌もおいそれとは作れず、苦しまぎれに欧米の歌を翻案した日本語訳詞として、この歌を『小学唱歌集 第三編』に載せたものなのでしょう。似たケースとして、この歌より先、日本最初の音楽教科書である『小学唱歌集 第一編』(明治14年)に収めた『蛍の光』(スコットランド民謡)があります。

 それにしても、トーマス・ムーア『夏の名残のバラ』を、日本的に『庭の千草』に翻案した里見義の技量の冴えは見事です。(ただし、『小学唱歌集 第三編』初出のタイトルは「第七十八菊」でした。)

 
 『夏の名残のバラ』では、仲間のバラがみな散ってしまったのにただ一輪残って咲いている赤いバラに得もいわれぬシンパシーを感じ、慈しみながら、つまりはそれから、古い友人・知人たちがみな世を去ってしまったのに我のみ生きて何の生きがいか、赤いバラよ、そなたが散れば我また後を追わん、と言うような人生の哀歓にいたる趣旨の詩です。

 里見義は原詩のモチーフを踏まえつつも、バラを日本的に菊に変え、したがって季節も夏から晩秋に移しているわけです。この移し変えがどんぴしゃりはまっていて見事です。百年以上経った私などはすっかり、このメロディは晩秋にこそふさわしいと思ってしまうほどです。

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 ただ明治期のこれからを背負って立ってもらわなければならない少年少女たちに原詩の後半のような諦観はふさわしくなく、前半の「 ひとりおくれて さきにけり」に絞って謳いあげたわけです。晩秋であるだけによけい、凛として健気に咲く白菊のさまが胸迫ってくるように感じられます。
 それになお言えば、「菊花十六花弁」が天皇家の紋章であるように、菊は明治天皇をいただく明治国家をも連想させますよね。

 なお里見義は、『小学唱歌集』第一編から第三編まで計24曲の作詞をしていますが、中でも『庭の千草』は『埴生の宿』と並ぶ代表作と言えます。

                      *
 さて、『フォレスタの「庭の千草」』についてです。

 これにつきましては、投稿主のnonnta1944さんご自身がコメントしておられますので、以下に転載します。

(引用開始)

フォレスタ元祖女声4名による構成、1番は矢野聡子さんのソロ、2番は矢野さんに、中­安千晶さん、白石佐和子さん、小笠原優子さんが加わり、四重唱になります、清らかに澄­んだ矢野さんのハイソプラノが美しく響きます。  (引用終り)

 
 実に簡潔で的確な短評です。毎度のことながら、この人のコメントにはすっかりお株を奪われてしまいます(汗)。

 nonnta1944さんには以前のフォレスタ記事の幾つかにコメントをいただきました。それによりますと、私などと同じく、2011年夏頃からのお二人(loveforestaさん、newminamiさん)によるYoutubeへの初めての動画アップによってフォレスタを知り、ファンになられた人のようです。

 その当時フォレスタ動画を視聴した人たちにとっては、その時の初代女声フォレスタ+吉田静さんの印象が鮮烈で、どうしてもあの頃の女声メンバーへの郷愁が(私も含めて)強いです。

 nonnta1944さんにとっては、分けても矢野聡子さん、小笠原優子さんのファンのようで、矢野さんがメーンのこの歌と『夕焼け小焼け』『白い色は恋人の色』、小笠原さんがメーンの『津軽の故郷』『ラ・ノビア』『君の名は』の計6本の動画をアップしてくれています。

 私はこの『庭の千草』、nonnta1944さんが今年春頃のあるコメントで絶賛されるまでほとんど聴いていませんでした。が、あらためて聴いてびっくり、この歌の矢野聡子さんの独唱は最高!とその時思わせられたのでした。『庭の千草』は、『浜千鳥』『真夜中のギター』などとともに矢野さんの代表曲のように思われます。

 ピアノ演奏はおそらく南雲彩さんなのでしょうが、矢野さんの独唱を際立たせるためなのか、初めはポ~ン、ポ~ンと単音のみ、1番の後半から徐々に本来の演奏になり、合わせて2番は中­安千晶さん、白石佐和子さん、小笠原優子さんが加わった全体コーラス形式で、この歌の叙情性を最高頂に盛り上げて終ります。

 『小学唱歌集 第三編』には、「第五十六 才女」(作詞者不詳、作曲;J・スコット)がありますが、皆さん白菊のような(華美ではない)白いドレスで、清らかな「歌う才女」の趣きです。

 とにかく、初代女声の童謡、唱歌、叙情歌は本当に素晴らしい!

【追記】
 最近のフォレスタ動画は少しずつ増えてきていますが、初代女声+吉田静さんの頃の動画はまだまだです。どなたか動画アップのお出来になる方、アップをお願いします。

 (大場光太郎・記)

参考
『近代デジタルライブラリー「小学唱歌集 第三編」より「第七十八 菊(庭の千草)」』
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992053
(当時の原本の歌詞及び楽譜がごらんいただけます。ただし78番目ですから、上部の「次」ボタンをけっこうめくってください。)
関連動画
『The Last Rose of Summer in Kerkrade』
https://www.youtube.com/watch?v=WceIDpstGFQ
(世界的指揮者兼バイオリニスト、アンドレ・リューによる『庭の千草』です。オランダの炭鉱町カルクレードでのコンサートですが、ステージと観客が一体となって感動的です。)

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安倍が幼児性露呈!イヤホン外し村尾キャスターの反論封殺

-「相応の理」とは言うけれど、いやはや、私たちは大変困った人物をトップリーダーにいただいてしまったものだ。-

 

イヤホン外し反論封殺…またTVでキレた安倍首相の幼児性
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155814
2014年12月16日 日刊ゲンダイ

「安倍も駄目だなこりゃ。印象最悪やん」
「一国の首相の対応じゃないだろ」

 衆院選投開票の夜、テレビで相手の言葉を“封殺”した安倍首相に、ネット上で非難の声が上がった。

 問題になったのは、日本テレビ系「NEWS ZERO」の選挙特番でのやりとり。安倍首相は党本部からの中継で、選挙戦同様、今春の2%賃上げをアピールした。これに対し、村尾信尚キャスターが「安倍さん、中小企業のみなさんは賃上げの余力があるんですか?」と質問すると、安倍首相はいきなりイヤホンを外した。そして質問には答えず、「再来年の春も上がっていきます」と一方的にまくしたてたのだ。

 ひと通りしゃべると再びイヤホンをつけたが、「村尾さんみたいに批判しているだけでは何も変わらない」といちゃもん。村尾氏が「私は批判していません」と言うと、またもイヤホンを外して語り続けた。反論は無視して、言いたいことだけ言うという態度だったのだ。

 先月、TBS系の「NEWS23」で街頭インタビューを見たときと同じ、ブチ切れだった。都合の悪い質問には耳をふさぐ――。子供っぽいったらありゃしないが、選挙期間中、もうひとつ安倍首相には子供じみた言動があった。

 民主党の枝野幸男幹事長をターゲットに、「ありったけの日の丸の小旗を用意しろ。過激派の支援を受ける枝野幸男の地元に日の丸をはためかせるんだ」と幹事長室に命令したというのだ。枝野氏が過去に「国旗・国歌法案」に反対し、革マル派と関係する団体から献金を受けたことに執着する安倍首相は、偏狭なナショナリズムでつぶしにかかったのだろう。

「お坊ちゃんの安倍さんは大学時代に議論した経験が少ないのでしょう。だからコミュニケーション能力が低い。一方、枝野さんは弁護士だから議論がうまく、相手の批判を巧みにかわすことができる。安倍さんはそんな枝野さんが憎い。だけど口ではかなわない。だから相手の弱点ともいえる日の丸で威圧しようとしたのです」(明大講師の関修氏=心理学)

 まるで子供の腹いせだ。今回の選挙の結果、こんな人物が長期政権に近づくのだから、どうしようもない。 (転載終わり)

                       *
【私のコメント】

「正(まさ)に」(とは、安倍晋三のバ○のひとつ覚え的な口癖ですが)ネットがこの話題で盛り上がっていて、私も上に埋め込んだ当該Youtube動画を見たのが2日前くらいです。その初見の感想は、少し言葉は荒っぽいですが、「なにやってんだこのヤロー、ひでえヤツだなぁ」でした。

 正に、この動画で見れば明らかなように、安倍は村尾キャスターの質問を撥ね退けようとしてイヤホンを故意に外しています。それも二度にわたってです。他人の質問は聞く耳持たず、愚にもつかないことを(こういうことをすれば内容がどうであれそう思ってしまいます)一方的にまくし立てるのですから、酷いものです。本当に一国の総理大臣がすることではありません。

 ただし、ここに至ったのには少し背景があったようです。
 14日夜の選挙特番ではテレビ局順繰りに安倍との中継をつないでいきました。一番最初のテレ朝の古館キャスターには、「古館さんは手ごわいからお手柔らかに・・・」と、まあまあ愛想良かったようです。しかし泣く子も黙るテレ東の池上キャスターに、安倍が尊敬している祖父岸信介との対比を持ち出されてムッとなり、日テレの村尾キャスターとの件(くだん)のやり取りで遂にブチ切れてしまった、と言うのがひとつ。
 

 もうひとつは、伏線として、公示日に安倍は村尾キャスターと対談していますが(その模様は録画で同日夜の『NEWS ZERO』で放送)、その時の(財務省出身で頭の切れる)村尾キャスターの突っ込みが鋭くて本来討論能力に欠ける安倍はたじたじとなり、以来ずっと根に持っていたこと。
 この二つが原因として挙げられそうです。

 正に安倍は、小学校時代の恩師(?)である平沢勝栄衆院議員から、「こんなこともわからんのか!」と頭を定規で思いっきりたたかれたことをいまだに根に持っていて、ために安倍政権である限り平沢議員は大臣にはなれないと言う話があるくらい、異常なほど執念深い性格です。ついでに言えば、平沢議員によると小学校時代の安倍晋三評は、「(当時東大生として)いろんなとこのカテキョ(家庭教師)をしたけど、あんな出来の悪いのはいなかった」とのことです。

 それにしても曲がりなりにも一国を代表する総理ですよ。しかもまあまあの勝ち戦をした後なのですから、どっしり鷹揚に構えて質問者の言うことに謙虚に耳傾けて答えてもらわないと。こんな狭量な、もっと言えばこんな幼児性丸出しのトップリーダーはわが国初でしょう。小泉や麻生などがよっぽどまともに思えてしまいます。

 
「この男で大丈夫かいな、危機管理」と心配になってきます。

 それに、テレビの向こう側には無数の国民視聴者がいるのです。村尾キャスターは国民の疑問を代弁して質問しようとしたわけです。安倍晋三の村尾キャスターへの仕打ちは、つまりは国民への仕打ちです。安倍自己満足流のプロパガンダを大人げなく一方的にまくし立てるだけで、国民の本当の声など聞く耳持たずということです。

 いやはや、私たちは大変困った人物をトップリーダーにいただいてしまったものです。

 (大場光太郎・記)

当該動画
https://www.youtube.com/watch?v=870gENf36U4
(参考にYoutubeURLを掲げます。14日にアップされたものですが、17日未明にはもう100万回余の再生回数に達しています。凄まじい反響です。)
 

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何と不毛な選挙だったことよ

-顔を見るのも嫌なこんな奴と最低4年も付き合わされるなんて。アー、嫌だ、嫌だ-

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【上の画像に一言】
 これは元共産党衆院議員の佐々木憲昭氏がたまたま見つけて撮ったものだそうです。実に意味深です。「日本が動き始めた」「この道しかない」と言う甘い言葉に騙されて付いていったら、あれれれれっ、行き止まりの袋小路?そ、そんなぁ・・・。

                       *
 今衆院選、終わってみれば自民党が291議席と微減、公明党が35議席と微増、またしても自公併せて326議席で3分の2超の絶対安定多数与党状況を維持することになりました。他に目立ったこととして、「共産躍進」というマスコミ事前予測どおり共産党が21議席で倍以上と躍進したこと、民主党が11議席伸ばして73議席としたものの海江田代表が落選即辞任と言う何とも締まらないおまけ付きだったことくらいです。

 こう言う結果になったから言うのではないけれど、なんとも不毛な今衆院選だったな、と言うのが率直な感想です。二大政党が政権を賭けて火花を散らして戦うわけでもなし。早くもネットでは、「各地の投票所が人で溢れ返っていたのに戦後最低投票率(52.6%)というのはおかしい。不正選挙だ」との声が挙がっていますが、全国的にシラケ鳥がいっぱい飛んでいたこともまた事実でしょう。

 結局、「安倍晋三による安倍晋三の安倍晋三のための選挙」だったと言うことです。暮れの忙しいこの時期に、総務省も各地の選挙管理委員会・地方自治体も国民有権者も全部が、選挙総費用700億円もかけて、安倍晋三と言う幼児性の強いわがままな坊ちゃん体質総理に付き合わされたということです。

 安倍晋三はいろいろ理由付けしていますが、今この時期解散総選挙に打って出たのは、来年になればアベノミクスの破綻が誰の目にも明らかなほど景気が悪くなる、そうなってからの追い込まれ解散では自民党がボロ負けする、そうなると安倍にとっての最大目標である憲法改悪→国防軍創設→戦争できる国への作り変えが不可能になる、ならば野党の選挙協力体制が出来ていない今のうちにやってしまおうと言うことだったのだろうと考えられます。

 だから安倍自身は多少自民党の議席数が減るくらいのことは覚悟していたかもしれません。それがほぼ現状維持ですから、してやったりの得意満面、当夜の選挙特番では「憲法改正が私の悲願」と、衣の下からいよいよ鎧をのぞかせる本音発言が飛び出したようです。

 理屈的に、これで本当に4年間は総選挙がないまま、安倍自民党+公明党の独断専横政治が続いていくことになります。

 安倍晋三にとって、「国」と言う概念はあっても「国民」は基本的に眼中にありません。(この場合の国とはもちろん、ジコチューにして独裁者体質の安倍が統治者として君臨する国と言う意味です)。その間消費税10%引き上げはもとより、社会保障費の削減、非正規社員の増大などなど、国民いじめ弱者いじめをいよいよ平気でやってきます。

 反面最大政権スポンサーである大企業や1%富裕層は手厚く優遇し、防衛費や無駄な公共事業費は増大し、米国ジャパンハンドラー+三井・三菱など旧財閥+神社本庁などの裏指令による戦争準備を着々と進めていくわけです。

 格差社会の拡大はおろか中世封建時代のような息苦しい階級社会となり、その上破滅の戦争が危惧されるわけですから、99%国民にとっては踏んだり蹴ったり、良いことなど何一つなさそうです。

 
 今となっては後の祭りですが、安倍晋三を幼児から知っていると言う縁者の一人が、だいぶ前「晋三だけは総理大臣にしてはいけない」と言ったといいます。安倍の危険な体質を誰よりも見抜いていたのでしょう。

 今回自公で絶対安定多数を維持したとは言え、それで国内外の集積する難問解決が容易になったわけではありません。景気大失速も含めて安倍政権は来年いよいよ正念場を迎えると予想されています。せめて、対応不可でパニクって、「安倍下痢三」と揶揄されているとおり最大の弱点である健康面が悪化し、前回と同じく「僕ちゃんお腹痛い」と途中で政権を放り出すことを切に願うばかりです。 

 (大場光太郎・記)

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取り合えず「小沢一郎16選」だけで良しとしよう

-小沢一郎が現役でいてくれる限りこの国の政治は何とか立て直せる!-

生活・小沢代表、最多16選確実
http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/kyodo-2014121401002101/1.htm
2014年12月14日(日)22時49分配信 共同通信

 生活の党代表の小沢一郎氏は、岩手4区で自民党前職の藤原崇氏らを破り、今回の立候補者の中で最多の16選を確実にした。

 かつて「小沢王国」と呼ばれる強固な支持基盤を誇ったが、民主党からの分裂や後援会の高齢化などで影響力が低下。

 前回衆院選で比例復活を許した藤原氏との激戦が伝えられる中、今回は選挙期間中に地元入りし、約30年ぶりという本格的な遊説で引き締めを図った。行動力や若さをアピールした藤原氏に対し、後援会組織がフル稼働して底力を見せつけた。

                       *
 事前の、悪徳旧勢力の一員である大マスコミ=ダマスゴミによる抜かりない「自民300議席超」「低投票率」詐欺報道のとおり、52,6%と言う戦後最低投票率、絶対安定多数2/3超の自民(自公)圧勝という何の面白味もないドッチラケの作為ミエミエの結果で、今衆院選は終わりました。

 この結果については、別の機会にあらためて述べることとして―。

 そんな中でホッとしたのが、生活の党代表・小沢一郎が選挙区で無事当選を果たしたことです。

 今回はどのマスコミ予測でも、岩手4区では自民党の藤原崇候補やや優勢、小沢苦戦と言われていたからです。それでなくても、水面下で野党共闘や野党新党を働きかける小沢一郎がとにかく目障りな安倍晋三&安倍自民首脳は、今度こそ小沢の政治生命を絶つべく、安倍自身が岩手入りしたり、自民一の人気者・小泉進次郎を岩手4区に送り込むなどして小沢追い落としを図りました。

 しかしどっこい、またも土壇場で踏ん張りました。

 
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雪の中、演説をする小沢一郎・生活の党代表=6日、岩手県花巻市、二階堂友紀撮影 :朝日新聞

 誰よりも選挙情勢の読める小沢自身今回は相当の危機感があったようです。各地の応援に駆けつけ、地元にほとんど戻らない従来の選挙と異なり、今回は地元に計3日間張り付いて、上の画像どおり、雪が降りしきる中背広姿で30分刻み位で選挙区各所を回ったと言います。常平生弟子たちに教えてきた「どぶ板選挙」を身をもって実践したかたちです。

 オランダ人ジャーナリスト・ウォフォ一レン氏がいみじくも「先進諸国で類を見ない人格破壊」と言った、一連の小沢事件、小沢裁判が顕著ですが、小沢一郎くらい悪徳旧勢力に痛めつけられた政治家は戦後誰もいません。それでも、選挙中の『報道ステーション』(テレビ朝日)党首討論の中で、「霞ヶ関官僚機構改革」というタブー視されている肝心要一丁目一番地改革を懲りずに訴えたのは小沢一郎一人だけでした。

 悪徳旧勢力から目の敵にされるのは、小沢一郎が本物の政治家であることの証明なのです。

 並みのヤワな政治家なら、小沢事件の前にとうの昔に失脚していておかしくありません。しかしどっこい、小沢は最大の窮地だった小沢事件も何とか潜り抜け、今回また劣勢を撥ね返して見事現役最多となる16選を果たしました。

「小沢が落選したら
この国は終わりだ」
とは、阿修羅掲示板のあるコメンテーター氏の言葉でした。

 
 
 
 小沢一郎が現役でいてくれる限りこの国の政治は何とか立て直せる、希望が持てる、そう思われるのです。本当に、この国が終わりにならなかったことを、国民の一人として心より喜びたいと思います。

 (大場光太郎・記)

関連記事
《総選挙 街頭最後の訴え》 生活の党 小沢一郎代表 街頭演説「必ず野党再編を成し遂げ、国民の政権をつくります!」
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/333.html

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選挙へ行きますか、戦争へ行きますか

-いよいよ間近に迫った衆院選。安倍官邸のブラフに屈したマスコミ各社は公示以来低投票率を盛んに喧伝している。つい最近は電通息がかりの共同通信や安倍応援団最右翼の読売が「戦後最低の投票率で50%前半も」などと報じている。とにかく低投票率にしなければ「自民320」などという郵政選挙超のウルトラミラクルな圧勝劇など起こせないのだ。こんな謀略的世論誘導に惑わされてはいけない。さらなる安倍独裁を許せばこの国はどうなるか。それを警告している一文(阿修羅掲示板投稿記事)を以下に転載する。「俺が投票しても政治は何も変わらないよ」「選挙なんて関係ねぇや」などと考えている若い人たち。安倍独裁がもくろむ「懲役制」によって、あなたたちが一番酷いダメージをこうむることになると言うのである。パソコンで、スマホで、ケータイで、たまたまここにこられた20代~50代の人たち。少し長文だが、どうか最後までじっくりお読みいただきたい。そして明日14日は必ず投票に行って「反安倍」「反自民党」の意思表示をしていただきたい。出来れば一人でも多くの家族や仲間たちと共に。 (大場光太郎・記)-


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(この画像は以下の文とは直接関係ありません。)


安倍首相の危険な最終目標 徴兵制復活、上世代に雇用奪われた若年層を戦地へ派兵の懸念
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/311.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 13 日
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141213-00010002-bjournal-soci(元記事)
Business Journal 12月13日(土)6時0分配信

 衆院選投票日が今週末14日に迫っているが、国民の関心は薄く、報道機関の世論調査でも「関心がある」と答えているのは全体の6割でしかない。年代別でみると、70代以上が最も関心が高く8割に迫る水準だが、20代は4割強でしかなく、実際に投票に行くかどうかとなると世代間の差はさらに広がる可能性が高い。このことは、70代以上の意思が国民の意思になり、若年層の利益と高齢者の利益が相反しても、国政には高齢者の利益しか反映されないことを意味する。

 そんな若年層が投票日までに目を通しておくべきだと考えられるのが、『自民党憲法改正草案にダメ出し食らわす!』(合同出版)である。著者は司法試験予備校伊藤塾の塾長であり、憲法研究をライフワークと位置づけている護憲派の伊藤真弁護士と、改憲論者で「コバセツ」の愛称で知られる小林節慶応義塾大学法学部教授。2人の対談形式になっており、実際に読む部分は137ページしかない薄い本で文字も大きい。内容も平易な上に衝撃的で、決して眠くなるような内容ではない。2~3時間で読めるので、特に20~50代の方にはぜひとも読んでほしい。なぜ20~50代なのか。それは安倍晋三首相という政治家の悲願実現の暁には、最も被害を被る層だからなのだが、詳細は後述する。

 同書は昨年7月に刊行されたもので、自民党がまだ野党だった2012年4月に発表した、同党の、というよりは安倍首相が考えた憲法改正草案を批判した本である。ポイントは、改憲論者の小林氏ですら徹底的に批判しているという点だ。『NEWS 23』(TBS系)キャスターで毎日新聞政治部特別編集委員の岸井成格氏も、テレビ番組でこの改憲案を「あまりにも幼稚な内容で、いくら野党になったからといって、こんな無分別なものをつくるとは、とあきれ、政治部の記者は相手にしなかった。だがそれがいけなかった。即座に徹底的に批判すべきだった」と語っている。

 筆者は経済専門の記者で、社会部系でも政治部系でもなく、人権に関する報道を熱心にやってきたわけでもない。従ってこの憲法改正案の内容をほとんど知らなかったのだが、同書を読んで仰天した。安倍首相は、改憲こそが最終目標であり、集団的自衛権容認は何がなんでも実現したいという悲願を持ち、それが国家にとって最善の道だと信じて疑わない政治家なのだということがわかる。

 強い信念を持って正しいと信じて突き進む政治家ほど怖いものはない。2年間の政権運営で、自分の信念は国民受けが悪いこともすでに承知している。受けがいい経済政策を隠れ蓑にしながら票をかき集めないと、自分の信念は実現できない。自民党総裁選が来年9月では、それまで安倍人気は持たない。だから今なのだ。

●権力者を縛る憲法があってこその立憲主義

 同書で小林氏と伊藤氏の2人ともが一致して批判しているポイントは、憲法96条と99条に関する改正案。両条文に共通するのは、「安倍首相は憲法を憲法とは別のシロモノに変え、立憲主義を捨てたがっている」という点だ。「国民を縛るのは法律。その法律のつくり手である権力者を縛るためのものが憲法」であり、「法の上に憲法があるのが立憲主義」だと記憶している人は少なく、両氏はそれこそが問題であり、日本国民は「立憲主義とは何か」を理解していないと指摘する。

 憲法は英語で「constitution」であり、権力をカサに着て国民の人権を不当に侵害するような法律を、権力者につくらせないためのものだ。そもそも権力者を縛ることを目的にしているのだから、主語は基本的に権力者でなければならない。よって、国民については権利を盛り込むことはあっても義務を盛り込む余地はない。ちなみに義務教育のくだりは「教育を受ける権利」を意味する。

 現行憲法では、99条で「天皇、摂政、国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は憲法を尊重し擁護する義務を負う」としているのに、改憲案ではわざわざ102条を新説し、国民に対し憲法を守れとしている。国民の義務を謳った新設条文はほかにもあり、「家族は互いに助け合わなければならない」として、本来憲法が踏み込むべきではない道徳に踏み込んでいたりする。

 96条で憲法改正に必要な衆議院、参議院での賛成数を3分の2と定めているが、これも過半数に緩和するとしている。だが、これでは憲法が一般の法律程度の賛成多数で変えられるようになってしまい、それでは憲法は憲法でなくなる。一般の法律は定足数が総議員数の3分の1で、その過半数の賛成で成立する。これと同じレベルにするということは、権力者である安倍首相が自らを縛る規律を大幅に緩めようとしているわけで、これは間違いなく立憲主義の否定になる。

 天皇の権限を大幅に増やす条文が新設されていることについても、小林氏は「政治利用が行われ得ない様にすべき」と批判的だ。公務員による拷問や残虐な刑罰を禁じた36条では、「絶対にこれを禁ずる」から「絶対に」だけが削除されている。明確に「国防軍」という条文も新設されている。

 とにかく全体的に、戦前の家父長制度を基本とし、国家の利益が個人の利益に優先する明治憲法への回帰を志向しているとしか思えない細かい「改正」箇所が随所に登場するのである。

●現実味帯びる徴兵制

 当然、集団的自衛権を容認する前提で必要な改正も盛り込まれている。今回の選挙の争点である経済政策、原発再稼働容認の有無、集団的自衛権容認の有無は、3点がセットである。経済政策には賛成でも残り2つには反対という人が自民党に投票すれば、もれなく反対である残り2つにも賛成したことになってしまう。自民党内に反対派が事実上おらず、政権与党内に誰も安倍首相を牽制できる政治家がいないからだ。
 
 集団的自衛権について、安倍首相は海外の紛争地域での邦人保護など、耳当たりの良い事例だけを引き合いに出して説明しているが、要するに国民が国家から「海外へ行って人殺しをしてこい」と命じられることなのだ。人間の約95%は人殺しをすると心を病むということが、科学的に立証されている。ボタン一つで人殺しができる現代でも、心を病む兵士は後を絶たない。それでは海外へ行って人殺しをしろと国から命令されるのは一体誰か。多くの人は自衛隊員と答えるはずだ。それでは「自衛隊員にあなたは志願しますか」「あなたの子供を自衛隊員にしますか」という質問をされたらどう答えるのだろうか。

 自衛隊員には、任期がない隊員と、任期がある隊員がいる。防衛白書によれば、任期がない隊員は14年3月末時点で20万5333人、任期がある隊員は2万379人いる。「曹」「准尉」「将」といった幹部クラスの人数は18万4983人と、5年前に比べると1230人増えている。定員に対する充足率も96.8%と高水準だ。だが、最下層の「士」は4万729人と、5年前に比べて4783人、率にして1割減っている。この「士」は任期付きの隊員が半数を占め、その任期付きの隊員に限っていえば、2割も減っている。「士」全体としての定員に対する充足率も72.6%と低水準だ。

 集団的自衛権の容認が実現すれば、おそらく自衛官への志願者は激減するだろう。ただでさえ18歳以下の人口は減少の一途を辿っている。必要な頭数が揃わなくなれば、にわかに徴兵制度が現実味を帯びてくる。実際に海外から派遣要請が来たときに、「頭数が揃わないので派遣できません」などと言えるわけがない。

●まったく戦争を経験していない世代

 なぜ20~50代に本書を読んでほしいのかといえば、徴兵の対象になるのは、まさにこの年齢層だからだ。今、小学校4年生の子供も10年たてば成人である。だがこの層には選挙権はない。30~40代は自分のことに加え、自分の子供の将来も考える必要がある。

 太平洋戦争当時、応召の対象になった年齢は当初は20~40歳だったが、1943年に下は19歳に引き下げられ、上は45歳に引き上げられた。翌44年に下は17歳に再度引き下げられている。ストレプトマイシンが発見されるのは戦後なので、このときはまだ結核が死の病。平均寿命は男性42歳、女性43歳。それでも45歳まで応召されている。今なら上は50歳、場合によっては55歳くらいまで引き上げられてもおかしくない。男女平等だから女子もという話もあり得るかもしれない。

 絶対安全なところにいて、なおかつまったく戦争を経験していないのが60代から上の世代だ。戦前生まれでも、昭和一桁年後半あたり以降に生まれている世代は応召されていない。それどころか、子供だったので疎開していて空襲すら経験がない人も少なくない。35年(昭和10年)生まれは今79歳。応召年齢が引き上げられた43年生まれは73歳。第一次就職氷河期が到来した95年当時、雇用を守ってもらえた世代そのものだ。若者の就職難は、中高年社員の雇用維持の反作用であった。

●憲法解釈の変更を閣議決定でできる、と語った安倍首相

 筆者の肌感覚では、この60~70代以上の層には、安倍首相と同じ考えを持つ人が他の世代に比べて多い気がする。この層には「若者を叩き直すためには戦地へ行かせるのがよい」などと発言する人が多いが、自分は戦争を経験しておらず、それがどれだけ人の心に壊滅的なダメージを与えるのか想像がついていないからではないのか。

 そしてこの世代こそが、最も選挙に熱心で投票率が高い。この世代から仕事を奪われた20~50代は、今度は国から「国のために戦争に行ってこい」と言われかねない事態に現在陥っているということを、まったく自覚していない。実際に戦地で人を殺した経験を持つ人の多くは、終戦70年近くたった今も、心理的ダメージゆえにその悲惨な経験を口にすることができないといわれる。応召された最年少世代がすでに87歳。経験を口にすることなく鬼籍に入る人はどんどん増えている。

 とにかく安倍首相は、憲法解釈の変更という重大な決定を閣議決定でできると言ってのけた人物である。高齢者はあなたたちを守ってはくれない。

伊藤歩/金融ジャーナリスト  (転載終わり)

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今夜期日前投票を済ませてきました。

 本12日(金)夜7時前、今衆院選の期日前投票を済ませてきました。
 私の場合、期日前に投票するのが近年恒例となっています。投票日当日バタバタするのが嫌なのでいつの頃からかそうなったのです。今回もそれを踏襲した格好です。

 今夜たまたま、本厚木駅に近接した厚木市立中央図書館へ借りている本を返しに行ったところ、玄関の所に「期日前投票会場 厚木シティビル5階」と言うような立て看板が目に入りました。同ビル地階~2階が同図書館ですが、この後厚木市役所(4階)に行くつもりで投票用紙も持ってきていたので、本を返却してついでに投票なら一石二鳥、大変好都合です。

 と言うことで、図書館2階で用を済ませてエレベーターで5階に行きました。ここには今から20余年前に一度、当時の感動アニメ『火垂るの墓』の試写会を観るために訪れたことがあります。ここで同アニメの何度目かをボロボロ涙を流しながら観たことなどをふと思い出しながら、今回期日前投票所となっている同じ場所に入りました。

 
 投票会場並びに投票の模様などは全国どの会場も似たり寄ったりでしょうから、詳細に語る必要もないと思います。
 と言うわけで無事投票を済ませましたが、私は過去の国政選挙への私自身の投票内容をそのつど公表してきました。よって今回もそうしたいと思います。

 まず「選挙区」ですが、神奈川県県央地区の当地は「神奈川16区」です。今回は自民党の義家弘介、民主党の後藤祐一、共産党の池田博英の3人が立候補しています。自民党の義家候補は「ヤンキー先生」で有名ですが、前回落下傘候補としてこの選挙区に降り立ち、自民追い風と知名度を生かして選挙区当選を果たしました。また民主党の後藤候補は地元出身で、県内有数の名門校厚木高校から東大法学部、経産省を経て前々回の民主フィーバーの時に当選、前回は比例復活しました。

 前回私はよく覚えていませんが選挙区は白紙投票したかもしれません。政権交代のかかった前々回は後藤候補に入れましたが、菅そして野田民主党それ自体の裏切り、それに加えて前々回の選挙では小沢一郎が派遣した選挙スタッフにさんざん助けられながら例の党内の小沢攻撃の一員となった後藤祐一の裏切りが許せなかったからです。

 前回投票日前日の夜遅く、駅のバス停でバス待ちしていると、最後の追い込みなのか列の順々に後藤候補が握手を求めて歩いてきましたが、私がプイとそっぽを向くと「そうですか」とポツンと彼が呟いたのが妙に記憶に残っています。前々回は2、3度がっちり握手を交わしましたから、案外私を覚えていたのかもしれません。

 
 今回も白紙にしたいのは山々です。しかし多くのネット市民と共に私も学習しました。「政官財+マスコミ」悪徳旧勢力にがっちり護られた安倍自民党の力は強大です。これに立ち向かうには、少異を捨てて大同につく、とにかく野党候補に一票でも多くを投じていくのが次善の策です。

 と言うことで、少々回りくどくなりましたが、選挙区、私は「後藤祐一」に入れました。

 次に「比例区」です。これはもう躊躇なく「生活の党」に入れました。

 私の神奈川16区に、「国民の生活が第一」を掲げる生活の党からの立候補者がいなかったのが残念です。

 前回衆院選では、小沢一郎が嘉田元滋賀県知事と共に立ち上げた新党・未来の党の500万~1000万票が、自民党と維新の党に流用されたと言われていますが・・・。未来の党は「卒原発」を掲げていましたが、当時の国民世論は脱原発が6、7割に上っていました。選挙結果が世論を正確に反映したものなら、それと同じ比率の脱原発候補が当選してしかるべきでしたが、実際は1割にも満たなかったのです。ムサシです。不正選挙です。

 ついでに最高裁判所裁判官審判についても簡単に触れておきます。これは「全員×」にしました。

 昨年スイスだったかで開かれたある人権関係の国際会議で、アフリカのある国の代表が「日本の司法は中世並みだ」と名指しで酷評し、元外務官僚の某全権が「シャーラップ!」とやって会場中の失笑を買った一件がありました。が、まこと日本の最高裁事務総局、裁判官、検察、検察審査会などはそれ自体が不正まみれの暗黒司法(代表例が「世紀の大謀略」の小沢事件、小沢裁判)、とてもアフリカ某国代表の指摘を否定できるものではありません。

 
 と長々と述べてきましたが、
 特にこれをお読みの若い人たちには「不正があろうがなかろうが、投票には必ず行ってください」と訴えたいと思います。この年代が無党派層の多くを形成し、今回棄権する可能性がもっとも高いと推察されるからです。が、しかし、
「選挙に行きますか、戦争に行きますか」(某掲示板投稿記事へのあるコメンテーター氏の言葉)

 本夕、厚木市立中央図書館に向かう途中の本厚木駅北口広場で日本共産党の人が熱弁をふるっていました。その中で例の集団的自衛権に関して、閣議決定がなされると同時に、すぐさま全国の高校生に対して自衛隊への応募要項が送付された話をし、ある高校生はそれを見て「うわぁ、召集令状がきた」と言ったという話を紹介していました。

 既にお分かりのとおり、安倍政権が本当にやりたいのは景気対策ではありません(アベノミクスが来年完全に行き詰ることを見越した上での、今回の総選挙前倒しなのです)。集団的自衛権に顕著なように、憲法改正した上での国防軍の創設つまり「戦争できる国」にこの国の形を創り変えることが本当の狙いです。今衆院選で安倍自民党が圧勝したら間違いなくこの方向に突っ走って行きます。

 
 いざどこかの国と戦争になって、真っ先に戦場に駆り出されるのは「若者たち」と古今東西決まっています。「戦前の日本をトリモロフ症候群」の安倍晋三や「ナチスにみならえ」「戦争に行かない人は死刑または300年の懲役」と言った自民党幹部連中は高みの見物です。

 先日お亡くなりになった菅原文太さんは、自身の少年時の戦争体験から「戦争は決してしてはいけない」と強く訴えていました。何と言っても平和国家・日本が一番尊いのです。

 (大場光太郎・記)

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自民300超ならムサシ不正確定と言うことだ

-これは国民主権者対「政官財+マスコミ」悪徳旧勢力との戦いだ。私たち国民有権者に与られているのは投票する権利だけである。不正だから、(大寒波という)気象兵器だからとこの唯一の権利を放棄してはいけない!-

 何度でも掲げますが、以下は、大新聞による横並びの捏造、操作、八百長報道の動かぬ証拠です。

                       *
 安倍首相を支えている大新聞は、低投票率にするために、わざと選挙前に「自民300議席へ」という記事を1面に掲げる予定だという。無党派層に「もう勝負はついた」「投票に行ってもムダだ」と諦めさせる狙いだそうだ。

 しかし、12月14日の総選挙を棄権したら、安倍首相の思うツボだ。

                       *
 
 
 上の記事は、夕刊紙『日刊ゲンダイ』11月26日号に掲載されたものです。日刊ゲンダイはこの情報を独自ルートで入手したのだそうです。
(『有権者はいいのか?無党派層が棄権なら「自民大勝」の悪夢』)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155224

 そして日刊ゲンダイの予告どおり、12月4日の大新聞各紙朝刊1面には―。


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 このように一つ明らかな大悪事(捏造の世論誘導報道)をやっているのなら、創価おばさんたちの大量偽票書き(注 昨年の参院選では各地の選管で同一筆跡の偽票が大量に見つかり大問題になった。またネットで、ある創価学会婦人部の一人が「自分もそうとは知らずに偽票書きをさせられた」という告白文を寄せた)、投票箱差換え、ムサシマンサックス不正などヤツらは何だってやってくるに決まっているのです。

 米国、メキシコ、韓国などと共に、わが日本もすでに不正選挙の国として世界的に有名です。各国首脳はそんな事は百も承知ですから、今後安倍晋三はあらゆる国際会議でますます相手にされなくなっていくことでしょう。

 いずれにせよ、もっとも重要かつ神聖な国政選挙が不正まみれで、それに乗っかったトップが何食わぬ顔で今後何年間も国政を牛耳っていく。それを官僚や財閥系企業や大手マスコミなどどす黒い勢力が陰でしっかり支えていく・・・。

 つくづくこの国は「いと穢(きたな)き黄泉(よみ)の国」に堕ちてしまったものです。「黄泉比良坂大峠(よもつひらさかおおとうげ)」。私たちは今からかなり過酷な大修祓(だいしゅうばつ)を覚悟しておくべきなのかもしれません。

 以下は、阿修羅掲示板投稿記事の転載です。 (大場光太郎・記)

                       *
「また安倍の支持率が下がっている。しかし自民党圧勝だと。変な選挙ですよね。:兵頭正俊氏」
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/246.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 12 日( 2014/12/12 晴耕雨読)

https://twitter.com/hyodo_masatoshi

GDP、予想外の下方修正。

これを犬HKの「ニュース7」と「ニュース9」は報道しなかった。

権力に都合の悪いニュースは報道しない。

いい情報だけ犬HKが選択して報道する。

愚民化策は徹底している。

高給取りの生活を守るために魂を権力に売る。

今後、間違っても権力の監視などいわないことだ。

金沢弁護士会が、特定秘密保護法の反対街頭活動計画。

石川県選管に問い合わせたところ、難色を示され、中止。

たかが選管の意見に従って、法律のプロが闘う前に白旗を挙げる。

こういうところにエリートのいやらしさがある。

思想で闘わない。

法律を盾にして逃げる。

全国でデモをやっているじゃないか。

「表現の自由への弾圧」という名の自粛強まる。

日本民族に根深く巣くう奴隷根性のため、ほとんど自粛で弾圧は達成される。

大学。

東京の大手メディア。

つまり影響力の大きいところから、つまり頭から日本は腐っていくのだ。

太平洋戦争とまったく同じ。

今や国民は家畜に成り下がり、判断力はゼロに近い。

日本国民の奴隷根性とは、主人に従う家畜のことである。

それが今出てきた。

「お手!」といわれて手を出す。

主人が背中に棒を隠しているのを分かっても従う。

今に殴られる。

前回の衆参選挙とも、国民を幸せにする受け皿はあった。

しかし、逆に不幸の選択をした。

不幸になったのに、まだわからない。

もし東京の大手メディアがなかったら、日本はどれだけよくなるだろうね。

国民は賢くなり、自分の頭で考えるようになる。

太平洋戦争もなかっただろうね。

現在の自公政権も、もちろんなかったし、維新の党もなかった。

日本では、民族の厄災の中心に御用メディアの洗脳・誘導がある。

また安倍の支持率が下がっている。

しかし自民党圧勝だと。

変な選挙ですよね。

国民に支持されていない政権が圧勝するとは。

ムサシの根回しだったらわかるが。

「8%で苦しいか。

それだったら10%にしてやろ。

嬉しいだろ」自公がいっていることはこういうことだ。

これで支持するのは桁外れのバカです。

日本人は、外部の力を評価するのが非常に苦手な民族です。

太平洋戦争でも米国を侮っていました。

簡単に、それも短期で勝てると思っていました。

今、それが中国に対して出てきています。

今度は原発を集中的にやられますから、復旧も復興もありませんよ。

世界中で迫害される漂泊の民になります。

日本はどんどん悪くなっていく。

日本の選挙が、「国民の厳粛な審判」なんて嘘ですよ。

「審判」を下したのは、家でゲラゲラ笑いながらテレビを見て棄権した連中です。

あるいは、遊びに出かけて棄権した連中です。

さらにテレビのいうように勝ち馬に乗って自民党に投票した連中です。 (転載終わり)

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集団的自衛権、ダメよ~ダメダメ

-と言うことは、「集団的自衛権、ダメよ~ダメダメ」が民意と言うか、「天に声無し。人の世の事象をして語らしむ」と言うことからすれば、これは「天の声」なのではないか !?-

 少し旧聞ですが、今月1日、「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。既にご存知のことと思いますが、今年は「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」の二つが年間大賞に選ばれました。
 なおトップテンには、「ありのままで」「カープ女子」「壁ドン」「危険ドラック」「ごきげんよう」「マタハラ」「妖怪ウォッチ」「レジェンド」が選ばれました。

 
 ユーキャン新語・流行語大賞は、同賞HPによれば、「この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。」とのことです。

 実は当ブログでも開設年の2008年から3年ほど、発表と同時に「待ってました」とばかりに、毎年記事にしていました。当時は訪問者がちょぼちょぼで、とにかく訪問者確保のため記事を毎日くらいに更新していて、記事ネタになりそうなものには貪欲に食らいついていてのです。だからこの賞のみならず、「今年の漢字」や「サラリーマン川柳」もそうでした。

 
 『当時は毎日更新、いろんな意味で余裕があったんだなぁ』と言うようなことはさておき―。それでは、年間大賞の「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」について、ざっと見ていきたいと思います。

第31回〔2014(平成26)年〕

2014 年間大賞
◆ダメよ~ダメダメ
不思議な世界観のコントを披露する女性お笑いコンビ日本エレキテル連合橋本小雪さん(左)と中野聡子さん(右)

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 まあ、それまでまったく無名の二人がこの「ダメよ~ダメダメ」の珍妙なコントと奇妙奇天烈な格好で大ブレーク、今年最も売れっ子となったお笑いコンビと言っていいのでしょう。

 などと、さも知った風なことを述べていますが、何度も記事で述べているとおり3年ほど前から無テレビ生活の私は、このことばくらいは知ってはいたものの、つい最近まで実際どんなシチュエーションで飛び出すことばなのかさっぱりわかりませんでした。

 ある程度知ったのは、流行語大賞発表の翌2日の『日刊ゲンダイ』に「旬芸人解剖図鑑」と題する新連載が始まり、その第一発目が日本エレキテル連合だったことによるものです。その中に当然二人の例の画像もあり、『なんじゃこりゃ?』となったわけです。それから何日か後、ユーチューブでフォレスタの歌を視聴中、たまたまエレキテルの動画を見つけ、『どれどれ』とばかりに、2、3見てみました。

「ダメよ~ダメダメ」を繰り返すこのコントは、いつどこでやってもまったく同じパターンのようで、『ははぁ、こんな具合か』とすぐに了解しました。顔中白く塗りたくった「おしゃべりワイフ朱美ちゃん3号」に扮した橋本小雪(30)と、しょぼくれた細貝老人に扮した中野聡子(31)の掛け合い漫才です。「僕のふるさとのゆ、ゆふいんの山奥にとってもいい温泉があるんだけれど、フェーリィーで一緒に行こうよ。ねえ朱美ちゃん、いいじゃないの~」「う~ん。ダメよ~ダメダメ」と言うような・・・。

 それにしても、「おしゃべりワイフ朱美ちゃん3号」って、つまりあけすけに言えば「ダッチワイフ」のことでしょう?今まで星の数ほどいたお笑い芸人で、どちらかといえば大人たちが隠しておきたい暗い素材をお笑いの表の世界にバ~ンと持ち込み、しかも隠微な笑いではなく、あっけらかんと「ダメよ~ダメダメ」で観客や視聴者の大笑いを取ってしまうとは。

 世の大人たち(特に男たち)のスケベさ加減など、とうの昔にお見通しの今どきの小学生にバカ受けだそうです。

 この二人、それまでは売れないピン芸人だったようですが、二人合わせて生み出した他の追随を許さないお笑い芸の世界、う~ん只者じゃありません。それに無類の研究熱心らしく、既に100種類以上のキャラクターがあり朱美ちゃんはそのひとつに過ぎないといいますから、この一発芸で消えるような二人ではないのかもしれません。いやぜひ、息長く私たちを今後とも奇抜な芸で楽しませてもらいたいものです。

【放送事故】大島優子 日本エレキテル連合にマジギレ!AKB48 ダメよ~ダメダメ ローカル路線バス 
https://www.youtube.com/watch?v=tMfC2luySlE

 (余談)日本武道館におけるAKB48卒業コンサートを翌日に控えた大島優子が、「甘えん坊ヘビロテ優子2号」に挑戦。主役は大島優子ですが、日本エレキテル連合との例のコントコラボもあり、何倍も楽しめ、私は面白くて何回も見てしまいました。お奨め動画です(17分弱)。それにしても大島優子、今まで顔も知らなかったが、頭の回転は速いし根性あるし、女優を目指しているそうだが、うん、気に入った!(私が気に入っても大勢に影響はないが-笑)


2014 年間大賞
◆集団的自衛権
受賞者辞退

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 いくら総選挙期間中とは言え、せっかくの愉快な話題の後に嫌なんですが、「ダメよ~ダメダメ」とセット受賞とあっては取り上げないわけにいきません。
 
 安倍自民党が政権奪取した2012年の「12・16不正選挙」では、おくびにも公約しなかったくせに、衆参安定多数の数の力をいいことに、今年にわかに「集団的自衛権」を持ち出し、国民有権者の「戦争への不安感」を増大させました。その意味で、受賞は当然と言えるのかもしれません。

 9条改憲につながるこの集団的自衛権行使を、安部内閣は主権者たる国民の意見もまともに聞くことなく、閣議決定と言う姑息な手段で強行したのでした。集団的自衛権については、閣議決定当時、当ブログでもずいぶん問題にしましたが、ここで改めて論ずることはしません。

 これについては、同賞サイトの『受賞語一覧と解説』の当該部を以下に引用したいと思います。

(引用開始)
不法な侵害を受けた国家と密接な関係にある国家が、共同して防衛に当たる権利。この言葉は「しっかりと、丁寧に説明」という表現とセットになって使われた。しかしいくらアベさんに説明されてももう一つはっきりしないままの状況が続いた。集団的自衛権という用語は30数年前の『現代用語の基礎知識』からすでに収録されており、ずっとそれは現憲法下では「違憲」だと紹介されてきた。それが今年、安倍政権の下でいきなり解釈を変更されて、限定容認だが、その行使が可能となったのだから、これは大事件だ。

文化庁の「国語に関する世論調査」で「***的には」は“ぼかし言葉として若者層に広がっている”と指摘されたことがあるが、「集団」と「自衛権」をつなぐ「的」がどこか煙にまくような機能を果たしているのと無関係ではなかろう。 (引用終わり)

 それにしても「受賞者辞退」とはどういうことでしょう?

 この言葉の受賞者とは、言い出しっぺの安倍晋三首相以外にいないでしょう。普段は目立ちたがりの出たがりの売名屋で、何かと言うとすぐにしゃしゃり出るくせに、この授賞式に出ないとは。集団的自衛権行使容認閣議決定に関して、安倍晋三自身よっぽど後ろめたく疚しい感情を持っている、と言うことの証明なのではないでしょうか?

 選挙期間中ということがあるにせよ、だったらなおのこと、堂々と出てきて晴れがましい席で、集団的自衛権の必要性を再度広くアピールする絶好の機会だったはずです。つい先日の外国特派員協会の会見要請を断ったことなどからも(先の山谷えり子大臣へのヘイト在特会との厳しい関わり追求に恐れをなしたか?)、結局都合の悪いことはすぐ逃げる卑怯者晋三だということです。

(大場光太郎・記)

参考サイト
『新語・流行語大賞』ホームページより「受賞語一覧と解説」ページ
http://singo.jiyu.co.jp/

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アベノミクス、「トリクルダウン」(富の滴り落ち)のまやかし

-「アベノミクスの是非を問う」って、海外エコノミー紙はとうに軒並み否定的だろ-

 原発再稼動、集団的自衛権、沖縄辺野古米軍基地建設、TPPなどなど。争点とすべき重要課題があまたある中で、今回の総選挙の解散にあたり安倍首相は、「アベノミクスの是非を問う選挙」と大見得切って言いました。

 ならばと、安倍応援団の各マスコミが世論調査しても、どの調査でも「アベノミクスの(恩恵の)実感がない」が80%以上に上っています。と言うより、どうせ政治も経済も何も分かっちゃいないパッパラパーの安部晋三の造語ではもちろんなく財務省の入れ知恵なのは見え見えですが、私も含めて「アベノミクスって何なのさ?」が正直なところです。

 
 そこで私などは最近、「アベノマヤカシノミクス」と少し長ったらしいネーミングを思い立ち一人悦に入っているわけなのでありますが(苦笑)、経済評論家の中には、アベノミクスはすでに破綻しているとして、「アベノリスク」「アホノミクス」ともじって言う人もいるくらいです。

 そのアベノミクスの中核をなす考えは「トリクルダウン理論」なのだそうです。これをざっくり言ってしまえば「富の滴り落ち」、つまり大企業、投資家など1%富裕層を富ませればその恩恵で下の庶民(99%層)もその「おこぼれ」に預かれるという、国民をナメ切った考え方です。

 ともかくそれを図化すれば、以下の「アベノミクスの理想」図となります。


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 (独り言)なるほど、それで黒田日銀総裁はこの2年間「金が市中に回るように」と、日本銀行券(つまり「お札」)をジャブジャブ印刷し続け、株高、円安誘導してきたわけかぁ。しかし、それにしては俺んとこには、お金はさっぱり回ってこないけどなぁ。

 それもそのはずで、三井・三菱・住友など旧財閥系のメガバンクなどが市中に出ないように紙幣をがっちり抑えていると言うし、円安誘導策によってたっぷり潤った上記旧財閥系を中心とした大企業は、アベノミクスの2年間で内部留保を50兆円も増やし過去最高の323兆円にも膨れ揚がっていると言うし・・・。

 それを図化すると、下の「アベノミクスの実際」図となるわけです。


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 大変分かりやすい図です。

 これでは、「♪待てど暮らせど来ぬ人を~」(『宵待草』より)」ではないけれど、この先いくら待ってても大企業や投資家などをますます富ませるだけで、われわれ一般庶民には「富の滴り落ち(トリクルダウン)」など期待できないわけです。

「アベノミクス選挙」-あなたはそれでも安倍自民党に入れますか?

【おまけ】
本日の安倍晋三

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 ひぇ~ぇ、きもち悪る~。完璧、カルト顔、つうかレプティリアン並みのオカルト顔じゃん。またよりによって、後姿の人物は黒田バズーカ総裁じゃねえか。

 
 (大場光太郎・記)

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これが自民圧勝詐欺の動かぬ証拠だ !

 まず、これをお読みください。

                       *
 安倍首相を支えている大新聞は、低投票率にするために、わざと選挙前に「自民300議席へ」という記事を1面に掲げる予定だという。無党派層に「もう勝負はついた」「投票に行ってもムダだ」と諦めさせる狙いだそうだ。

 しかし、12月14日の総選挙を棄権したら、安倍首相の思うツボだ。

                       *
 
 
 上の記事は、夕刊紙『日刊ゲンダイ』11月26日号に掲載されたものです。日刊ゲンダイはこの情報を独自ルートで入手したのだそうです。
(『有権者はいいのか?無党派層が棄権なら「自民大勝」の悪夢』)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155224

 そして日刊ゲンダイの予告どおり、12月4日の大新聞各紙朝刊1面には―。


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 まあ、読売、朝日、毎日、日経、産経の大手新聞5紙が見事に横並び、「自民(自公)300議席超」予測記事です。
 これはいったい何なのでしょう?朝日新聞などはそれまで、「与党に民主党など野党が必死の追い上げ」などと書いていたのに、ごらんのような手のひら返しです。

 体よく直近の世論調査を装った「捏造」報道です。おそらく解散の日の11月21日頃から、記者クラブ所属の大手新聞が裏で示し合わせていた八百長です。

 これぞ、「ダマスゴミ」の本領発揮。安倍晋三に、安倍応援団筆頭格の読売のナベツネをはじめ各紙幹部が官房機密費で接待漬けされるなど、大新聞が安倍応援紙になっているから起こる現象です。

 それでなくても、告示直後、TBS『ニュース23』に出演した安倍晋三は、「アベノミクスのおかげなんかさっぱり実感ないわねぇ」というような街頭インタビューに「おかしいじゃないですか」とブチ切れたり、安倍官邸として各テレビ局に「公平・中立な報道をせよ」とのさらなるブラフ的な異例の申し入れをしたり・・・。

「異例」もなにも、報道の自由が真っ先に保障されるべき民主主義国家の与党にあるまじき、「言論への介入」「言論封殺」ぶりが目立ちます。

 
 以前何かの記事で取り上げたとおり、国際的な「報道の自由度ランキング」で日本は、第2次安倍政権発足後急降下し、去年はその前の年の30番台から50番台に突入、今年は59番とさらにランクを落としています。これは先進諸国中最低であるとともに、発展途上国並みのランクです。

 このまま安倍独裁政権が続くと、新聞・テレビはますます大本営発表報道機関に成り下がり、限りなく北朝鮮と肩を並べるくらいまでランクを落とし、世界中からますます危険な国という目で見られ、いよいよ孤立していくのではないでしょうか?
 と言うようなことはさておき―。

 大新聞各紙のこの自民圧勝詐欺報道からは、もうひとつの由々しき詐欺疑惑が浮かび上がってきます。それは「不正選挙」疑惑です。

 近年の国政選挙においては、なぜか大メディアの事前予測どおりの選挙結果になりがちです。バンド・ワゴン何たらとかで「勝ち馬に乗りたいのが最近の有権者の心理なのだ」などともっともらしい理由付けがされていますが、そんなのはもちろんコジツケです。

 本当の理由は、「大メディアによる事前誘導どおりになる選挙システムが完成した」からなのです。

 すなわち、投票集計マシン「ムサシ」の登場です。あらかじめプログラミングした数値どおりの集計結果をはじき出してくれる“すぐれもの”です。

 ご存じの方がおいでかもしれませんが、「ムサシ」は、米国ユダヤ国際金融資本のゴールドマンサックス系列企業が開発した製品を高く買わされ日本でも使用しているものです。株式会社ムサシという民間企業がシステム運営し、ここにはもちろん各官庁OBが大勢天下っていますし、特記すべきは安倍家は父の故・晋太郎以来同社の個人筆頭株主であることです。

 これだけで疑惑の悪臭プンプンですが、(株)ムサシはそれのみならず、投票用紙の印刷や開票箱から各開票場への社員の立ち入りまで、こと国政選挙の全般にわたって深く関与しています。一民間企業にそこまで委託しているのです。明らかにおかしいのではないでしょうか?これではまるで、国政選挙監督官庁の総務省などが、「ムサシさん、いつもの不正集計お願いしますよ」と丸投げしているようなものではありませんか。

「ムサシ」による大規模不正が問題視されたのが、安倍晋三の再登板を許した一昨年暮れの「12・16総選挙」です。これについては、多くのネットサイトで取り上げられ大問題となりました(当ブログでも何度も取り上げました)。ここで詳細は述べませんが、とにかく「大規模不正があった」としか判断しようのない異様な数値が各地の選挙区で続出したのです。

 昨年の「7・21」参院選と合わせて、200以上もの不正選挙無効訴訟が各地の裁判所で争われています。総務省には多くの不正抗議の電話がジャンジャンかかってきたことでしょう。

 ネット市民をはじめ多くの国民有権者から疑惑の目を向けられているのに加え、今回の総選挙で安倍晋三を退任させるのが米国の意思だなどとまことしやかに伝えられ、さすがに今回は不正はないだろうと見られていました。

 なのに、各社予測と近似した選挙結果になったとしたら、誰かのセリフではないけれど「またもバレバレのムサシマンサックス詐欺をやるとは、バカ丸出しである。」ということなのです。 (大場光太郎・記)

関連記事
『生放送で「国民の声」にブチ切れ、安倍首相“精神状態”に異変』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-f523.html
『史上空前の大規模不正選挙』 
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-56a3.html
『不正選挙総まとめ』 
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-d8e4.html

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【お笑い版】わたしは安倍です。

-自公現有勢力以上の予想。嗚呼!が、下の画像とコメント読んでつかの間笑い飛ばそう。そして投票には必ず行こう。もちろん「安倍ノー!」の意思表示をするために。-

 
                       
衆院選告示日の安倍首相のワンショット(=福島県相馬市)
       (画像及びツイート→「泥亀」さんツイッターより)

 
埋め込み画像への固定リンク

ノラみたいな……。“: 干物の入ってる容器ぐらい誰か持ってやればいいのに…これじゃ、かっぱらって来てカブりついたみたいじゃん…。

                       *
 2日の告示日前後から、各マスコミ報道で自公圧倒的優位が盛んに流されています。満を持して待っていたかのように、読売、朝日、毎日という三大紙が「自民300議席に迫る勢い」「自民300議席超も」などと報道しているのです。このことは、解散日前から日刊ゲンダイが何度も予告していたことです。「自公圧勝」が「政官財+マスコミ」悪徳勢力によるシナリオなのです。

 
 自民党圧倒的優位報道によって、国民有権者なかんずく有権者の6、7割を占める無党派層の投票意欲を削ぐ狙いがあるとされています。だからといって棄権してしまえば、「彼ら」の思う壺です。低投票率になればなるほど、しっかりした組織票を持つ自民党や公明党を利することになるからです。

 そうして自公圧勝を受けて安倍首相は、「今度こそ国民の信を得た」と、向こう4年間、個別に見れば国民の大半が「ノー」と言っている(1年半後の)消費税10%、アベノ“マヤカシノ”ミクスの継続、原発再稼動、集団的自衛権行使などなど、好き放題をやってきます。これまで以上の独裁政治手法により、日本は本当にジ・エンドになりかねません。

 
 (「仁義なき戦い」はつい先日亡くなられた菅原文太さん主演のシリーズでしたが)今回の「大義なき選挙」、空前の低投票率がこれもマスコミによって語られています。しかし流れを変えるには私たち有権者の投票行為の集積しかありません。

 当ブログ、意外にも、訪問者の85%くらいが20~40代で占められています。将来ある若い人たちには、今回の総選挙の持つ意味を真剣にお考えいただき、どうか賢明な投票行為をしていただきたいと思います。

 
 阿修羅掲示板のある投稿記事に、面白くてなかなか秀逸なコメントがありましたので、以下に転載します。 (大場光太郎・記)


                       *
安倍晋三のウソに気づかなければならない(日本記者クラブ党首討論対小沢生活の党代表被災地復興議論)
http://www.asyura2.com/14/senkyo175/msg/539.html (コメントNo.11)

11. 2014年12月03日 14:37:18 : 8q3qeXT2cg

わたしは安倍です。この国の「最高「無」責任者」なんです。何でもできます。
わたしは安倍です。任期中は何でもできます。最高権力者です。偉いんです。
わたしは安倍です。若い男を貧乏にし、自衛隊へリクルートします。米国方式です。 
わたしは安倍です。若者を戦死させるために、枕営業のキムチAKB48を使います。
わたしは安倍です。若い女性は売春婦になって下さい。諸外国でもそうしてますよ。

わたしは安倍です。アメリカ・ネオコン様は大切です。国民よりも大切です。
わたしは安倍です。原発は再稼働させます。原発ムラがスポンサーですから。
わたしは安倍です。フクシマの人は帰還して下さい。放射能で死にましょう!
わたしは安倍です。放射能で癌にはなりません。なったとしたら風評被害が原因です。
わたしは安倍です。被害があってはならないのです。天下りに支障が出ますから。

わたしは安倍です。国民の生命と財産を守ります。貧乏人は国民とは思ってません。
わたしは安倍です。貧乏人は死んでもいいんです。そのための安倍総理大臣です。
わたしは安倍です。年寄りは死んでください。特別会計は官僚のためにあるのです。
わたしは安倍です。日本人が嫌いです。もともとインチキ・キムチの家系ですから。
わたしは安倍です。祖父と同じくアメリカ様のポチになりました。当然でしょう?

わたしは安倍です。インチキで当選しました。ムサシです。国民はバカです。
わたしは安倍です。絶望の裁判所は味方です。正義などありません。腐敗権力ですから。
わたしは安倍です。不正選挙の裁判は無駄ですよ。司法も報道もズブズブですから。
わたしは安倍です。報道機関は仲間です。バカな国民の税金で宴会と賄賂ですから。
わたしは安倍です。NHKも意のままです。そのための会長人事、籾井君です。

わたしは安倍です。最近の報道は目にあまります。ボクを批判しようとするのです。
わたしは安倍です。外遊は大好きです。金をばらまけば諸外国でちやほやされます。
わたしは安倍です。全ては米国と官僚が準備してくれます。だからバカでもできます。
わたしは安倍です。「TPP反対、ブレナイ、ウソつかない」の大ウソ自民党です。
わたしは安倍です。消費増税は全て福祉に使います。ウソです。利権と防衛費に使います。

わたしは安倍です。ボクを倒すことなどできないでしょう。ボクは利権に守られています。
わたしは安倍です。小沢さんは嫌いです。ボクより頭が良くて諸外国でも人望があります。
わたしは安倍です。習さんは嫌いです。ボクのことをポチだと言って、シッポを掴まれました。
わたしは安倍です。プーチンさんも嫌いです。ボクがポチでバカだと世界に発信しています。
わたしは安倍です。外国特派員協会は嫌いです。ウソやペテンを許してくれないからです。

わたしは安倍です。選挙後は、いよいよ戦争準備です。アミさんとナイさんのシナリオです。
わたしは安倍です。この国の最高責任者なんです。何でもできます。ザマアミロ!
わたしは安倍です。選挙の時は寝てて下さい。大雨・大雪・台風も予定してます。
わたしは安倍です。自公で軽く絶対多数です。選挙後は、全権委任法を用意してます。
わたしは安倍です。ボクよりアホな国民の皆さん! 悔しかったらボクを倒してみなさい!    (転載終わり)

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(小笠原優子さんの復帰を祝し)フォレスタの「美しき天然」

 
 
 旧聞に属することで大変申し訳ございません。

 ほとんどのフォレスタファンの方々はとうにご存知かと思いますが、結婚・出産・子育てのため長くフォレスタ活動休止中だった小笠原優子さんが、今年遂に復帰されました!『フォレスタ通信』サイトの告知では、「当面は(東京)近郊のコンサートから」とありましたが、コンサートのみならず、上の画像どおり『BS日本・こころの歌』収録にも一部参加されています。

 小笠原優子さんのご復帰。フォレスタファンの一人として、心よりお慶び申し上げます。本当におめでとうございます。

 
 私が、小笠原さんの『BS日本・こころの歌』一部収録参加を知ったのは、「on ojisann」さんの最近の動画投稿によってでした。余談ながら、このようにon ojisannさんを初めとした複数の方により、徐々にフォレスタ動画が増え始めていることを大変嬉しく思います。

 ただどちらかと言うと新メンバーによるコーラス動画が多いようです。欲を言えば、大変厚かましいお願いながら、代表例として『別れのブルース』『みかんの花咲く丘』『月の沙漠』『浜千鳥』『花かげ』など、初代女声+吉田静さんの頃の懐かしい動画も・・・と思います。どなたかアップをお願いできれば幸甚に存じます。

                       *
 『美しき天然(うるわしきてんねん)』は、武島羽衣作詞、田中穂積作曲の唱歌として、1902年(明治35年)に発表されました。

 
 この歌はそもそも、当時私立佐世保女学校の音楽教師だった田中穂積(たなか・ほずみ)がかねてから、同地の北松浦半島西岸に広がる九十九島(くじゅうくしま)の美しい風景を教材にしたいと考えていたことに始まります。そこで折りよく入手した武島羽衣(たけしま・はごろも)の詩に作曲し、この歌は誕生しました。武島の詩は、田中の思い描いていた九十九島にぴったりだったといいます。



 この歌は、女学校の愛唱歌として地元では長らく親しまれてきましたが、広く一般に知れ渡ったのはかなり後のことです。活動写真の伴奏や、サーカスやチンドン屋のジンタ(市中音楽隊の意)として演奏されたことも、この曲が有名になった大きな要因の一つでした。

 
 詞を作った武島羽衣は、東京帝国大学国文科、同大学院を経た後、東京音楽大学(現・東京藝術大学)、日本女子大学、聖心女子大学などで教鞭を執った詩人、国文学者であり、当時超一流の教養人でした。この『美しき天然』の歌詞は、(同じく武島作詞の)滝廉太郎作曲の『花』とともに、武島作品の精華であるように思われます。(ここまで『ウィキペディア』を参照)

 歌詞は1番から4番までありますが、全体を通してひたすらな天然自然賛歌です。それとともに、美しき天然を「かく在らしめている」神への賛歌でもあるようです。

 余計な事ながら―。各番の最後のフレーズで謳われている「神」とは、自然万物を生み為しかつ日々生成化育し給うわが国固有のアニムズム的、汎神論的な自然神としての「産み育む」神であるとともに、明治以来本式にもたらされることになった「神初めに天地を創り給えり」というキリスト教的一神教の「創った」神の両義がありそうです。と言うより、この歌にあっては、その両神が見事に和洋融合しているようでもあります。

 難解な古語や雅語を駆使して歌われているのは、2番や3番に顕著なように、「雪月花」あるいは「青松白砂」といった王朝文化以来伝統的な自然への美意識です。これは武島が国文学者であったことに由来するものなのでしょう。

 この歌の発表(明治35年)の少し前に発刊された(西洋文学の影響による)国木田独歩の名作『武蔵野』(明治31年)の中の、「昔の武蔵野は萱原のはてなき光景をもつて絶類の美を鳴らしてゐたやうにいひ伝えてあるが、今の武蔵野は林である」と言うような「雑木林の美」などを賛える歌はまた別の歌に拠らなければなりません。

                       *
BS日本・こころの歌
(BS日テレサイト『BS日本・こころの歌』からお借りしました)

 
 『美しき天然』の楽譜には「ワルツのテンポで」と表示されているそうです。なるほど言われてみれば。「♪そーらにー(3)さえーずる(3)とーリのこえー(3)・・・」、見事な三拍子の歌であるようです。
 武島羽衣の詞がそうであるなら、田中穂積の曲もまた格調高く典雅なメロディです。

 
 確かこの歌は初代女声4人によってすでに歌われていたはずです。その元の女声コーラスもなかなか良かったと記憶していますが、ごらんのとおりこのたび、男声、女声フルメンバーによる新バージョンとして歌い直されました。

 しかもその中に冒頭申し上げたとおり、長期休養中だった小笠原優子さん(ソプラノ)が加わり、また新男声として塩入功司さん(ハイバリトン)が加わりました。男声7人(テノール3人、ハイバリトン1人、バリトン3人)、女声6人(ソプラノ5人、メゾソプラノ1人)、計13人による圧巻、壮観の混声合唱です。

 男声&女声渾然一体となったフルコーラスです。かつての『まほろば』を髣髴してしまいます。フォレスタは、歌によって一人の人がメーンとなって独唱したり、デュエットがあったりと、多彩なコンビネーションがありますが、合唱の基本と思しきこのような全体合唱もいいものですね。

 「かわいいピアニスト」(と、つい余計なフレーズを冠したくなる)吉野翠さんのピアノ演奏も、軽快で流暢で、なかなかいいです。今回も、以前ある歌のある人のコメントにあった「おすまし顔」でピアノに向かっていて、ほほえましい!なお余談ですが、当ブログ検索フレーズで見るかぎり、吉野翠さんは総勢16人のフォレスタメンバーの中でも、(脇役なのに)ベスト5に入るほどの人気ぶりです。

                       *
 人気トップはもちろんこの人、復帰なった小笠原優子さんです。

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5月の「きゅりあんコンサート」終了後に
やっぱり優子さん、美人!(小笠原さんブログ画像より)


 この歌のコーラス全体の印象から、『これでフォレスタ全体が安定してきたな』という感じがします。なんとなくしっくりした調和が感じられるのです。これぞ「小笠原優子復帰効果」です。

 一例として、白石佐和子さんを取り上げます。
 白石さんは、昨年の各歌の動画を拝見するに、なんとなくキツく険しい表情になっていて、大変失礼ながら『この人少し老けたな』と思わせられました。おそらく責任感の強い彼女のこと、小笠原さん、矢野聡子さんという二枚看板が抜けた穴を何とかカバーしようと必死だったのに違いなく、相当の心労があったのではないでしょうか。

 ところが(小笠原さん復帰が決まった)今年の白石さんはどうでしょうか。すっかり表情が和み、のびやかな本来の白石さんに戻っておられます。それに去年より若やいで感じられます。重い肩の荷が下りた感じなのではないでしょうか。

 やはり女声フォレスタにあって、最年長でもあり、肝心の歌唱力も折り紙つき、しかも唯一結婚・子育てを経験しておられる小笠原優子さんの存在は不可欠です。女声にリーダーというポストがあるのかどうか私にはわかりませんが、小笠原さんは女声各メンバーにとって「精神的支柱」であることは間違いないようです。

 男声は(小笠原さんのご主人の?)大野隆さんを中心に、女声は小笠原優子さんを中心に、世の「良い歌を愛する」人たちのために、この『美しき天然』のような素晴らしいコーラスを今後ともどしどし発表していっていただきたいものです。

 (大場光太郎・記)

参考サイト
『EVENT & FROM YUKO』(小笠原優子ブログ)
http://musication.cocolog-nifty.com/blog/
BS日テレ『BS日本・こころの歌』
http://www.bs4.jp/music/guide/kokoro/index.html
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『フォレスタの「まほろば」』
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-3d3b.html

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