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集団的自衛権、ダメよ~ダメダメ

-と言うことは、「集団的自衛権、ダメよ~ダメダメ」が民意と言うか、「天に声無し。人の世の事象をして語らしむ」と言うことからすれば、これは「天の声」なのではないか !?-

 少し旧聞ですが、今月1日、「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。既にご存知のことと思いますが、今年は「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」の二つが年間大賞に選ばれました。
 なおトップテンには、「ありのままで」「カープ女子」「壁ドン」「危険ドラック」「ごきげんよう」「マタハラ」「妖怪ウォッチ」「レジェンド」が選ばれました。

 
 ユーキャン新語・流行語大賞は、同賞HPによれば、「この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。」とのことです。

 実は当ブログでも開設年の2008年から3年ほど、発表と同時に「待ってました」とばかりに、毎年記事にしていました。当時は訪問者がちょぼちょぼで、とにかく訪問者確保のため記事を毎日くらいに更新していて、記事ネタになりそうなものには貪欲に食らいついていてのです。だからこの賞のみならず、「今年の漢字」や「サラリーマン川柳」もそうでした。

 
 『当時は毎日更新、いろんな意味で余裕があったんだなぁ』と言うようなことはさておき―。それでは、年間大賞の「ダメよ~ダメダメ」と「集団的自衛権」について、ざっと見ていきたいと思います。

第31回〔2014(平成26)年〕

2014 年間大賞
◆ダメよ~ダメダメ
不思議な世界観のコントを披露する女性お笑いコンビ日本エレキテル連合橋本小雪さん(左)と中野聡子さん(右)

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 まあ、それまでまったく無名の二人がこの「ダメよ~ダメダメ」の珍妙なコントと奇妙奇天烈な格好で大ブレーク、今年最も売れっ子となったお笑いコンビと言っていいのでしょう。

 などと、さも知った風なことを述べていますが、何度も記事で述べているとおり3年ほど前から無テレビ生活の私は、このことばくらいは知ってはいたものの、つい最近まで実際どんなシチュエーションで飛び出すことばなのかさっぱりわかりませんでした。

 ある程度知ったのは、流行語大賞発表の翌2日の『日刊ゲンダイ』に「旬芸人解剖図鑑」と題する新連載が始まり、その第一発目が日本エレキテル連合だったことによるものです。その中に当然二人の例の画像もあり、『なんじゃこりゃ?』となったわけです。それから何日か後、ユーチューブでフォレスタの歌を視聴中、たまたまエレキテルの動画を見つけ、『どれどれ』とばかりに、2、3見てみました。

「ダメよ~ダメダメ」を繰り返すこのコントは、いつどこでやってもまったく同じパターンのようで、『ははぁ、こんな具合か』とすぐに了解しました。顔中白く塗りたくった「おしゃべりワイフ朱美ちゃん3号」に扮した橋本小雪(30)と、しょぼくれた細貝老人に扮した中野聡子(31)の掛け合い漫才です。「僕のふるさとのゆ、ゆふいんの山奥にとってもいい温泉があるんだけれど、フェーリィーで一緒に行こうよ。ねえ朱美ちゃん、いいじゃないの~」「う~ん。ダメよ~ダメダメ」と言うような・・・。

 それにしても、「おしゃべりワイフ朱美ちゃん3号」って、つまりあけすけに言えば「ダッチワイフ」のことでしょう?今まで星の数ほどいたお笑い芸人で、どちらかといえば大人たちが隠しておきたい暗い素材をお笑いの表の世界にバ~ンと持ち込み、しかも隠微な笑いではなく、あっけらかんと「ダメよ~ダメダメ」で観客や視聴者の大笑いを取ってしまうとは。

 世の大人たち(特に男たち)のスケベさ加減など、とうの昔にお見通しの今どきの小学生にバカ受けだそうです。

 この二人、それまでは売れないピン芸人だったようですが、二人合わせて生み出した他の追随を許さないお笑い芸の世界、う~ん只者じゃありません。それに無類の研究熱心らしく、既に100種類以上のキャラクターがあり朱美ちゃんはそのひとつに過ぎないといいますから、この一発芸で消えるような二人ではないのかもしれません。いやぜひ、息長く私たちを今後とも奇抜な芸で楽しませてもらいたいものです。

【放送事故】大島優子 日本エレキテル連合にマジギレ!AKB48 ダメよ~ダメダメ ローカル路線バス 
https://www.youtube.com/watch?v=tMfC2luySlE

 (余談)日本武道館におけるAKB48卒業コンサートを翌日に控えた大島優子が、「甘えん坊ヘビロテ優子2号」に挑戦。主役は大島優子ですが、日本エレキテル連合との例のコントコラボもあり、何倍も楽しめ、私は面白くて何回も見てしまいました。お奨め動画です(17分弱)。それにしても大島優子、今まで顔も知らなかったが、頭の回転は速いし根性あるし、女優を目指しているそうだが、うん、気に入った!(私が気に入っても大勢に影響はないが-笑)


2014 年間大賞
◆集団的自衛権
受賞者辞退

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 いくら総選挙期間中とは言え、せっかくの愉快な話題の後に嫌なんですが、「ダメよ~ダメダメ」とセット受賞とあっては取り上げないわけにいきません。
 
 安倍自民党が政権奪取した2012年の「12・16不正選挙」では、おくびにも公約しなかったくせに、衆参安定多数の数の力をいいことに、今年にわかに「集団的自衛権」を持ち出し、国民有権者の「戦争への不安感」を増大させました。その意味で、受賞は当然と言えるのかもしれません。

 9条改憲につながるこの集団的自衛権行使を、安部内閣は主権者たる国民の意見もまともに聞くことなく、閣議決定と言う姑息な手段で強行したのでした。集団的自衛権については、閣議決定当時、当ブログでもずいぶん問題にしましたが、ここで改めて論ずることはしません。

 これについては、同賞サイトの『受賞語一覧と解説』の当該部を以下に引用したいと思います。

(引用開始)
不法な侵害を受けた国家と密接な関係にある国家が、共同して防衛に当たる権利。この言葉は「しっかりと、丁寧に説明」という表現とセットになって使われた。しかしいくらアベさんに説明されてももう一つはっきりしないままの状況が続いた。集団的自衛権という用語は30数年前の『現代用語の基礎知識』からすでに収録されており、ずっとそれは現憲法下では「違憲」だと紹介されてきた。それが今年、安倍政権の下でいきなり解釈を変更されて、限定容認だが、その行使が可能となったのだから、これは大事件だ。

文化庁の「国語に関する世論調査」で「***的には」は“ぼかし言葉として若者層に広がっている”と指摘されたことがあるが、「集団」と「自衛権」をつなぐ「的」がどこか煙にまくような機能を果たしているのと無関係ではなかろう。 (引用終わり)

 それにしても「受賞者辞退」とはどういうことでしょう?

 この言葉の受賞者とは、言い出しっぺの安倍晋三首相以外にいないでしょう。普段は目立ちたがりの出たがりの売名屋で、何かと言うとすぐにしゃしゃり出るくせに、この授賞式に出ないとは。集団的自衛権行使容認閣議決定に関して、安倍晋三自身よっぽど後ろめたく疚しい感情を持っている、と言うことの証明なのではないでしょうか?

 選挙期間中ということがあるにせよ、だったらなおのこと、堂々と出てきて晴れがましい席で、集団的自衛権の必要性を再度広くアピールする絶好の機会だったはずです。つい先日の外国特派員協会の会見要請を断ったことなどからも(先の山谷えり子大臣へのヘイト在特会との厳しい関わり追求に恐れをなしたか?)、結局都合の悪いことはすぐ逃げる卑怯者晋三だということです。

(大場光太郎・記)

参考サイト
『新語・流行語大賞』ホームページより「受賞語一覧と解説」ページ
http://singo.jiyu.co.jp/

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