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折り折りの短歌(2)

(7月下旬~11月まで警備員のアルバイトす。その時々に出会った寸景)
家から地元のバス停まで


東(ひんがし)の朝焼け空を望みつつ家を出るのはつらくも清(すが)し


あらららら初冬であるに宵待ちの小さき花がまだ咲いてるよ


この前はちらほらなりし道沿いの山茶花(さざんか)並木今盛りなり


小田急線鶴川駅でバス待ちしていて

朝の陽(ひ)を受けし小さき鳥の群れビル空またぎ悠然と飛ぶ


国道16号線沿いのラブホテルの前を歩いていて

昼前の国道沿いのラブホより二組男女続いて出にけり


いい情事(こと)をし終えた輝きなどはなくどこか翳(かげ)ある顔ばかりなり


横浜市栄区「いたち川」沿いで

「オスプレイ飛んでいたよ」と今しがた撮りしデジカメ見せし人あり


「空飛ぶ未亡人」揶揄されているオスプレイいつしか知らず各地飛びしか


相模川沿いの圏央道にて

薄墨(うすずみ)の富士の南に傾(かたぶ)ける西日背に我が長(なが)影法師


11月29日深夜

雨上がる夜(よ)の公園に散り敷きし濡れし落ち葉を踏みつつ歩く


阿夫利峯(あふりね)の右の大きな上弦の月に見惚れてしばし佇む


阿夫利峯は確かに古し然(しか)れどもかの半月は悠かに古し


ありふれた日常の一こまなど

市街地の中を流るる用水路犬のぬいぐるみが棄てられている


無造作に棄てられていしぬいぐるみうつ臥せとなりどこか寂し気


雨上がる冬の夜更けの市街地の水路の上を白鷺(しらさぎ)飛べり


しばらくは真っ赤でありし楓葉(かえでば)が夜来風雨で辺りに散り敷く


寄る辺なき独居老などと言うなかれ俺の天地だ好きに生きるさ


悔(くい)と云う一字を深く残しつつこの年もまた逝かんとすなり

                   -2014年冬至の深夜に-

(大場光太郎)

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