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湯川氏殺害は序曲、安倍政権が続く限り血なまぐさい事態がエスカレートする

-安倍晋三における「国家」とは、あくまで国主たる自分&半島CIA系清和会自民党が“統治“する中世的な封建国家と言うことである。だからこそ「お国第一」なのであり、「主権在民」などシャラクサイのであり、国民の生命の安全や基本的人権などは二の次、三の次なのである。-

 とうとう恐れていた事態が起こってしまいました。
 イスラム国に人質として取られていた二人のうち、湯川遥菜さん(享年42歳)が殺害された(とみられる)のです。それも予想通り、イスラム国専売特許の首チョンパ(とはネットでの俗語)と言う残酷な処刑によってです。

 菅官房長官がよせばいいのに「イスラム国が指定した72時間とは23日午後2時50分頃と承知している」と、わざわざこちら側からリミットを設けてやっているお粗末さです。ではその間安倍官邸は、2人の救出に死力を尽くしたのでしょうか。外務省は持てる外交ルートをフル回転させたのでしょうか。

 こういう結果になったということは、官邸も外務省も何も出来なかった、日本として独自の中東カードを何も持っていなかった、鳴り物入りで設置したはずの日本版NSCはまったく機能しなかった、「身代金は渡すな」と釘を刺したらしい米英イも何もしてくれなかった、日本の無能外交を改めて世界中に示す結果となったのです。

 2人の拘束などとっくに把握していながら(後藤健二さん拘束を昨年10月末に知りながら何食わぬ顔して総選挙して勝利しながら)、こういう事態への危機管理も何もなく、安倍「武器商人&イスラエルATM」御一行は、米英のパシリとして中東くんだりまで遥々出かけたということです。

 イスラム国犯行声明後、安倍総理は随行していた中山外務副大臣をヨルダンに向かわせ対策本部を立ち上げさせ、救出に全力を挙げるよう指示しました。その中山副大臣は当初「2人は必ず取り戻し、日本に生きて帰国させる」と息巻いていましたが、これも結局空回りに終わったわけです。

 昨年北朝鮮との拉致問題協議再開の件では、やはり某副大臣が「今回は数百人規模で帰国させる」と豪語していましたが、なあに、結局北朝鮮はゼロ回答、ただの一人も帰って来なかったではないですか。安倍をはじめ政権首脳は、拉致問題について、その後はダンマリを決め込んでいます。政治は厳しい結果責任の世界のはずなのに、応援団ダマスゴミが何事も徹底追及しないのをいい事に、無責任の極みの“やらずぼったくり政治”のし放題です。

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 イスラム国殺人予告は、17日、エジプトでの安倍総理のこの発言が直接的引き金となったのでした。安倍は、その後安倍を名指ししての人質殺害予告を受け、青くなって「2億ドルはあくまで“人道援助”だ」と、いつもの二枚舌、三枚舌の弁解に終始しました。が、お人好しの日本国民は騙せても、国際社会なかんずくイスラム国を騙せるものではありません。

 自分が蒔いた種なのは誰が見ても明らかなのです。だから、副大臣クラスなんかに任せず、人一倍目立ちたがり野郎なのですから、「国際社会にアピールする絶好の機会到来」と、普段「日本を取り戻す」と威勢のいい事を言っている手前、「私が行って向こうの幹部と差しで交渉して、湯川さん、後藤さん2人を何としてもトリモロフ」と滑舌悪く、イスラム国拠点に行けばよかったのです。

 そうすれば、秦の始皇帝に刺客として唯一立ち向かった荊軻(けいか)、あるいは愛読書のお友達・百田尚樹作『永遠の0』の特攻隊員のように、たとえ自分が死んでも国民も国際社会も名宰相と末永く賞賛したはずです。“アベノクビチョンパ”で悲しむのは一部の狂信的ネトウヨさんらだけ、明恵夫人も仮面夫婦の役回りから解放されて内心ホッとし、多くの国民も表面は弔意を表わしつつも、内心では「これで政治の風通しがよくなる」と大いに安堵出来たはずなのです。

 しかし自分の舌禍によって日本が、ということは自分自身が「テロの標的」となったと事を知り、現地は他人任せで自分はスタコラ予定を早めて帰国し、テロ対策と称して官邸警備の強化を真っ先にやり、救出対策は菅官房長官以下にこれも丸投げ、殺害リミット24時間と迫った22日午後、安倍は新経済連盟(三木谷浩史代表理事)が開いた新年会に出席し、何事もなかったようにニコヤカに挨拶をしたとのことです。

 確かに昨年8月から拘束されていたとは言え、男装の麗人「川島芳子の生まれ変わり」を自称していた湯川遥菜さんですが、こんな史上最低の無責任男のために殺害されては浮かばれないことでしょう。


Images


 日本時間23日23時過ぎ、イスラム国が新たにアップした画像には英語の音声がついていて、「私は後藤健二です。遥菜さんを殺害したのは、安倍、あなただ。2人の娘と妻に会いたい」と語るとともに、「『イスラム国』の脅しを真剣に受け取っていないのでこんな結果となった」「ヨルダン政府に拘束された女性と交換して私の命を助けて欲しい」と訴えています。このサイトには、また、アラビア語で、「『イスラム国』が1人の人質を殺害した。もう1人は生存しているが、その人質の家族と日本政府がイスラム国と連絡を取って殺害しないように交渉している」というメッセージが書き込まれています。

(上の項、25日0;42配信「TBSネットニュース」より-ただし、文中「日本政府」とあるのを「安倍」と原メッセージどおりに直した。)
http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/tbs-20150125-21420/1.htm

 なお以下URLは、湯川さんの(ボカシなしの)遺体写真を持つ後藤さんの画像です。「自己責任」でご訪問ください。
http://blog-imgs-74.fc2.com/g/e/i/geitsuboo/xxLzEEX.jpg

 この新動画に対して安倍総理は、「このようなテロ行為は断じて許しがたい」と型どおりコメントし、その上で「テロには屈しない」「(イスラム国が要求している)ヨルダン政府が拘束している女性との交換は出来ない」と、ご主人筋で中露に押され今や“世界大戦詐欺”を働かざるを得ないほど落ち目の米英イが泣いて喜びそうな、小泉元総理も真っ青なくらい尻尾振りまくりの強気の姿勢を崩していません。

 後藤さんはメッセージの最後で、「私もまた安倍のために(遥菜さんと同じく)死ななければならないのだろうか」と悲痛に訴えていますが、「国民の生命と財産を守る気など毛頭ない」安部の冷血対応では、残念ながらその可能性が高そうです。

 
(大場光太郎・記)

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後藤健二さんメッセージの英語と日本語訳全文
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/toyo-20150125-58910/1.htm

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