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毎日新聞社説;籾井NHK会長 国の広報機関ではない

-直前記事でも強調した、テレビ朝日『報道ステーション』への安倍官邸横槍は、民主主義国家に決してあってはならない由々しき言論統制事例である。安倍が再登場して、言論機関を自分の意のままに操ろうと真っ先に企てたのが、籾井会長以下経営委員に百田、長谷川と、自分の息のかかったNHK人事を強行したことだった。昔から「先ず報道機関を押さえよ」というのがクーデター成功の鉄則とされている。その伝でいけば、不正選挙で政権を掌握した安倍のこの手法は「クーデターに他ならない」のであり、安倍と報道各社幹部との定時会食といい、我々国民は安直に受け流すべきではないのである。 (大場光太郎・記)-


社説:籾井NHK会長 国の広報機関ではない
http://www.asyura2.com/15/senkyo180/msg/452.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 23 日 15:00:05
http://mainichi.jp/opinion/news/20150223k0000m070102000c.html (元記事)
毎日新聞 2015年02月23日 02時32分

 NHKの籾井(もみい)勝人会長に、公共放送のトップとしての資質があるのか、改めて問いたい。昨年1月の就任以来、ジャーナリズムの基本をわきまえない姿勢が変わっていない。

 今回の発端は2月5日の定例記者会見での発言だった。戦後70年にあたって、慰安婦問題について番組で取り上げるかどうかを問われた。籾井会長は「政府の正式なスタンスがまだ見えないので、放送するのが妥当かどうかは慎重に考えないといけない」と述べた。政府の今後の対応を見て判断する意向を示したのだ。

 これはおかしい。政府の姿勢にかかわらず、自律的な放送をするのが報道機関の仕事だ。慰安婦問題に関して、どう歴史を振り返り、問題を見いだすのかはNHKの課題だ。その後、釈明したが説得力がない。

 NHKは国民からの受信料で成り立つ公共放送であって、政府の意向を広報する国営放送ではない。これでは、NHK内部に慰安婦問題について番組を作りたい人がいても、企画も出しにくくなる。

 18日の民主党の総務・内閣部門会議でも、籾井会長は植民地支配と侵略を反省し謝罪した戦後50年の村山富市首相談話について「今のところ(日本の公式見解と考えて)いい。将来はわからない」と述べた。政府の意向を気にしたのだろうか。

 籾井会長の資質を疑わせる不見識さは昨年1月の就任会見からあった。慰安婦について「戦争地域にはどこにもあった」と発言。特定秘密保護法は「(法案が)通ったので、もう言ってもしょうがない」、安倍晋三首相の靖国参拝問題については「総理の信念で行ったので、いい、悪いと言う立場にない」と話した。

 慰安婦問題は女性の人権に対する深刻な侵害であり、他国を引き合いに出しても正当化できない。特定秘密保護法は取り組むべき課題が山積する法律だし、首相の靖国参拝は国際的な議論を招いている。いずれについても、その背景を報道し、異なる意見を紹介し、議論を深めるのがジャーナリズムの役割だ。

 籾井会長は13カ月間、報道機関の役割をどう考えてきたのか。会長の任命権と罷免権を持つNHK経営委員会は議論を尽くしているのだろうか。

 NHKと政治の距離が疑問視されるたびに、現行制度が問われる。経営委員は国会の同意を得て首相が任命する。その経営委員会が会長を選ぶ。予算には国会の承認が必要だ。この3点が問題になる。

 経営委員を選ぶ第三者機関の設置や、会長候補を有識者が推薦する仕組みの導入など、抜本的な制度改革が必要だ。籾井会長の13カ月間は、それが差し迫った課題であることを示している。 (転載終り)


【余興】
 NHKと同じ言論機関としてよくぞ述べてくれたと高く評価したい、上の真摯な正論の毎日新聞社説の後でなんですがー。

3

 ハ~イ、私がNHK会長のお笑い籾井勝人です。見てください。就任時の慰安婦問題などの失言(とは私は今でも思ってません)で、国会に呼ばれた時の画像です。あれれれっ、て言わないでください、変なとこから手が出てメモ渡そうとしてますが。これは実は安倍総理の手なんです。安倍さんは私をこんな名誉ある地位に就けてくださったんですもの、大の恩人です。言われたことに逆らうなんてとんでもないことですよ。今後とも安倍さんと二人三脚の二人羽織で「犬HK」に徹しますので、視聴者の皆さんどうぞよろしく!(ダメだ、こりゃ) 

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