安倍操縦に失敗・国際孤立で日本財閥失墜
-旧財閥系財界や神社本庁など安倍を支えてきた戦争大歓迎極右勢力は、安倍晋三もろとも、極東に一ッ時咲いた「毒花」として終わりそうな気配である。-
1番目の画像どおり今年初の英国「エコノミスト誌」表紙では、主要国のトップリーダーがずらりと並ぶ中、なぜか世界第3位の経済大国日本の安倍首相だけが完無視されてしまいました。さすがにこれはまずいと思ったか、エコノ誌。最近の風刺画で口直しとばかりに安倍晋三を取り上げてくれたのはいいのですが、2番目画像のように何ともトホホな姿です。
いやはや。本人がどう取り繕おうと、世界にも高意識の国民にもその幼児性、低脳性はバレバレだということです。
「日本の総理はバカにしかやらせない」(by マイケル・グリーン)と豪語し、事実彼ら米国ジャパンハンドラー主導の日米合同委員会を通して「12・16不正選挙」をさせ、安倍を再登板させました。
が、彼らのベースの米戦争屋ですら中国重視に方向転換せざるを得ない実情なのに、KYにも戦前アナクロニズムを振りかざしひたすら中国敵視で突っ走るなどなど。安倍のあまりのバカさ加減にハンドラー連中も、「あそこまでバカとは・・・」と絶句気味のようです。
板垣英憲氏によると、一度は子飼いの東京地検特捜部に謀略捜査指示で大失脚させた小沢一郎を次期総理にしないと日米、日中、日露など全ての国際関係でヤバく、おらが米国にモロに跳ね返ってくるぞ、とマジで思い始めているといいます。
日中戦争による戦争暴利を当て込んだ旧財閥系中心の財界や、時代錯誤の皇政復古を目指す神社本庁などの極右勢力が安倍を担ぎ、支えてきたわけですが、安倍晋三もろとも、どうやら極東に一ッ時咲いた「毒花」で終わりそうな気配が濃厚です。 (大場光太郎・記)
日本財閥失墜<本澤二郎の「日本の風景」(1961) <アンベイ操縦に失敗・国際孤立>http://www.asyura2.com/15/senkyo183/msg/373.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 4 月 17 日 12:31:17
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52101558.html (元記事)
2015年04月17日 「ジャーナリスト同盟」通信
<アンベイ操縦に失敗・国際孤立>
三井住友や三菱などの日本財閥は、極右内閣の操縦に失敗して、目下苦悩している、と筆者の目に映る。彼らはアンベイを自民党のトップに担ぎ上げると、真っ先に原発のセールスを押し付けた。嘘で固めた3・11東電福島原発大惨事演説で2020年五輪を獲得した。円札を刷りまくる急激な円安政策で、暴利を手にした。他方で、信濃町を押さえ込んでアンベイ支援の先兵にさせて、2度の国政選挙で3分の2を確保することにも成功した。武器弾薬の輸出も思いのままである。だが、肝心の足元・アジア戦略で失墜してしまった。気付いてみると、アジアのみならず世界から孤立してしまっていた。
<アジアインフラ投資銀行に乗り遅れ>
アメリカに代わる中国経済の台頭に対しての、しっかりとした分析がなかったといえる。いずれ失墜する中国という誤った認識をしてしまっていた。
アンベイ内閣が発足すると、直ちに中国封じ込め外交を展開させた。中国敵視政策を、それまでより強力に推進させたが、極右・国粋主義の歴史認識について、財閥認識は甘かった。
なんと、日本が欧米を含めて国際社会から封じ込められてしまった。財閥司令塔の誤算だった。神社本庁・日本会議という神がかりの極右に手こずってしまった、と読める。
70年談話について、アンベイは学者らにボールを投げて検討させているが、この学者メンバーは日本会議の息のかかった輩ばかりである。村山・河野談話が踏襲される見込みは薄い、との観測が強い。
こうした場面で、北京から打ち上げられたアジアインフラ投資銀行創設構想である。中国の失墜を想定していた日本財閥である。ワシントン財閥と連携して、これのボイコットを決めてしまった。
<股裂き状態>
だが、予想と目論みは見事にはずれてしまった。中国と領土問題でこじれているベトナムやフィリピン、それどころか真っ先にロンドンが手を上げたことに仰天したであろう。
バスに乗り遅れたどころの話ではない。大失態である。インドも加わった。もう57カ国が参加する、文字通りアジア開銀に相当する規模である。
アジアのインフラ事業から排除されかねない日本である。ワシントンでも政府の対応に批判や反発が噴出している。むろん、日本国内も同様である。
地球は動いている。その勢いはアジアである。21世紀はアジアの世紀といえるだろう。このアジア経済のダイナミズムに波長を合わせる、アジアインフラ投資銀行の設立である。
この恩恵から日本と米国がはじきだされる?
軍事面(自衛隊提供)でワシントンの戦争屋、経済面(TPP)でホワイトハウスと提携を推進させてきた三井住友と三菱は、足元のアジアから浮き草のように浮いた状態に追い込まれてしまった。
言い換えると、ワシントンと北京との股裂きにされてしまったのである。双方の力の入れ具合では、日本財閥の死を意味する。
<武器弾薬では生きられない>
日本財閥はアンベイ内閣を誕生させると、彼ら極右の悲願である平和憲法の解体に、公明党を巻き込んで突進させた。そうすることで、戦後70年にわたる「戦争放棄」の日本から、戦争する日本、すなわち軍国主義の日本にさせる。
軍事国家として21世紀を生き延びようと考えたのだ。その先に核武装の日本の誕生である。3・11にもかかわらず、原発ゼロをアンベイにさせない理由である。小泉純一郎や細川護熙らの叫びさえも無視するアンベイには、財閥の指令が優先する。
考えてもみるがいい。武器弾薬で国民を食べさせることは出来ない。もはや国際条理からも認知されない。たとえ創価学会を活用して選挙で3分の2を確保、戦争する日本にしたとしても、それは無理である。
ソ連をみるがいい。ワシントンとの核競争で敗北して崩壊した。勝利したアメリカも、それゆえに現在、沈没している。戦前の日本は、財閥と軍閥による軍国・侵略主義で滅亡した。
その過程で731部隊の生体解剖、南京大虐殺、従軍慰安婦事件が起きて、それをいまだ引きずっている日本である。それらをないがしろにした再軍備・軍国主義化の先がどうなるかは、歴史の教訓から見える。
<9条ノーベル平和賞で財閥・極右の野望阻止>
「日本人の平和主義はいい加減なものではない」とは平和・軍縮派の宇都宮徳馬の至言である。既に、ノーベル委員会も9条に注目している。アジアに開花した毒花に世界も警戒している。
過去を反省しない財閥と極右の野望を成功させてはならない、との思いは世界共通だ。9条ノーベル賞推薦運動に人類は、貢献すべきだ。利己主義・自己主義に徹する人間には、その被害が自身に跳ね返ってくるだろう。
2015年5月17日記(武漢大学客員教授・日本記者クラブ会員) (転載終わり)
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コメント
ホントこのままでは国際的に孤立しそうですね。
裸の王様、安倍晋三という人間は気が付いていないのでしょうかね。
こんなとんでもない人間に道連れにされるのはまっぴらです。
投稿: 凡哲 | 2015年4月21日 (火) 21時21分
凡哲様
コメントありがとうございます。
また、最近管理ページのコメント欄、コメントがあってもなぜか「コメント0」表示のままが多く、発見が遅れ返信遅くなりましたことお詫び申し上げます。
さて安陪晋三は「日本憲政史上最低の総理大臣」との評価が心ある有識者の間で固定化されつつあるようです。
安陪の最終目的は憲法改悪とその上での国防軍創設らしいですが、それが最大最悪の亡国目的であることは疑いようもありません。自公で衆参ともに過半数を制した今はその本音を隠すこともなく、それに向かって大暴走中です。
慎重な国会審議や国民への丁寧な説明などまったく無視で、閣議決定や安陪の安倍の息のかかった有識者会議などで都合の良い答申をさせ、議会制民主主義無視の行き当たりばったりの悪政策のオンパレードです。
時の権力者に強い擁護義務を課している平和憲法の精神を平気で踏みにじり、まるで17世紀フランス・ルイ王朝の「朕は国家なり」状態です。それも稀代の低能首相による独裁ですから始末におえないわけです。
こんな低能総理を財界、官僚、マスコミなどの権力機構が支えているわけですから、困ったことに国内では敵なし状態です。だからいっそのこと、さらにさらに日本の国際的孤立化がはっきりし、「外圧」によって安倍晋三に代表される今の悪しき日本システムを覆してもらいたいものです。
何度も述べていますが、この島国に内なる変革は起こらず、大変革をもたらすのは決まって「外圧」しかないのですから。
これはいずれ記事にしようと考えてますが、国際的正義グループが2013年頃から「イルミナティ大量逮捕者リスト」を公表しており、米国のブッシュ親子やヒラリー婆などとともに安倍晋三の名前もリストアップされているのです。
ベンジャミン・フルフォードも、「安倍よ。早く降参せよ。でないと刑務所行きで売国奴として終身刑だよ」と警告していますから、安倍逮捕の時を楽しみに待ちたいものです。
投稿: 時遊人 | 2015年4月22日 (水) 23時49分