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安保法制4人組に告ぐ 理屈も立場も無理筋だ

-「無理筋」とは、「将棋や碁で、理屈に合わない無理な手順・指し手。また、一般にそのような無理な手法。「今回の立件は無理筋との意見が多い」(以上「コトバンク」より)というように警察、検察用語としてもよく使われる言葉である。この伝で行けば、今回自公が提出している安保関連法案は無理筋で、とても法律として成立させていいような代物ではない、となるのだろう。橋梁に例えると、下部構造である橋脚+その基礎部が滅茶苦茶なのだ。こんな狂った土台の上に橋桁を乗っけて、上辺だけさも立派に見せかけているのが戦争法案の正体である。こんなものを通したら、程なく基礎及び橋脚諸共崩れて橋の上を通っている多くの国民が三途の川に真っ逆さまに落下するのは明らかだ。かかるゴマカシ法案を作った以下の連中+安倍晋三首謀者は、即刻捕らえて「アレ」した方がいいのではないか? (大場光太郎・記)-

(なお、転載文中適宜画像を挿入させていただいた。)

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(そもそもコヤツが最凶の極悪人)


安保法制4人組に告ぐ 理屈も立場も無理筋だ(サンデー毎日)
http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/905.html
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2015/06/28/post-142.html
サンデー毎日 2015年6月28日号

倉重篤郎のサンデー時評 59

 政治の流れというのは不思議なものだ。思ってもいなかったところで躓(つまず)き、それが致命傷になることもある。新安保法制をめぐる、3憲法学者「違憲表明」事件もそんな兆しが出てきた。もともと無理筋の法制である。無理筋の理屈を無理筋の人脈で通そうとしている。

 私はこの無理筋人脈を、「新安保法制4人組」と命名する。高村正彦自民党副総裁、北側一雄公明党副代表、中谷元防衛相、岸田文雄外相のことである。高村、北側コンビは法制を作った人、中谷、岸田コンビは法制について国会で答弁する人。立場は違うが、いずれも安倍晋三首相を助け、新法制実現に要の役割を果たしている。

 特に、高村・北側組なくしては今回の法制はありえなかった。よく米国で複数議員の名を冠した法案が出てくるが、今回の法案も「平和」「安全」といった空々しい名称を付与するよりも、ストレートに高村・北側法案と呼ぶべきだろう。それだけ2人の"貢献"は大きかった。違憲と言い続けてきたことをある日突然、合憲に切り替える。並の議員ではできない。弁護士出身であること、相当な自信家であることが必須である。

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(爬虫類人丸出しの悪相コンビ。安倍晋三とともに政界永久追放ものの「自公砦の売国極悪人」共である。)

 2人はその条件を満たしていた。しかも、ある意味、見事な連係プレーを行った。違憲を合憲にするための理屈を二つ見つけ出した。高村氏は、憲法について最終的な解釈権を持つ最高裁が自衛権について判断した判決が過去に一つしかなかったこと、そして、その1959年砂川判決が自衛権を「国家固有の権能」と認定していることに着目した。すなわち、「憲法に対して最大の解釈権を持つ最高裁が自衛権を認めた」+「自衛権の中には個別的自衛権と集団的自衛権がある」=「最高裁判決は集団的自衛権を排除していない」。

 苦しい理屈である。排除していない、といえば、その通りだが、そもそも砂川裁判は、日米安保体制の憲法との整合性を問うたものであって、集団的自衛権の可否を積極的に審査したものではない。

 北側氏は、もっとすごいことをやってのけた。結果的には集団的自衛権を否定した72年政府見解を解体して、集団的自衛権を認めるうえで必要なパーツだけを取り出した。それがいわゆる新3要件である。個別的自衛権を縛ってきた旧3要件をそのまま集団的自衛権の縛りに使うことで、法的整合性、安定性を担保しようとした。

 ◇防衛相のボス、山崎拓氏 外相のボス、古賀誠氏 「強行採決はならぬ!」

 では、無理筋の人脈とは何か。

 最初は高村氏である。氏がここまで新法制に肩入れするのは、安倍政権に貸しを作るメリットがあるからだ。その副総裁兼法律顧問として君臨することは、政権が長期化すればするほどにおいしい立場である。外相経験者として、法制の事実上のプロデューサーである外務省との二人三脚でもある。砂川判決引用も外務官僚の入れ知恵ではないかと私は疑っている。

 ただし、論争で誰にも負けたことはない、との過剰な自信がこれからは仇(あだ)になってくる。実は、高村氏のこの強気によって、自民党内での新法制をめぐる議論が十分に行われてこなかった、という落とし穴がある。従来の自民党的な侃々諤々(かんかんがくがく)の論争を結果的に封じてきた。本当に法案を理解しているのは自民党議員の1割だ、と言われるほどだ。この脆(もろ)さが今表面化している。地元に丁寧に説明しろ、と言われても、自信と説得力をもって新法の合憲性と意義を訴えられないのが実態ではないか。

 北側氏にとっても複雑な展開だろう。そもそも、公明党がこの集団的自衛権一部容認路線に乗ったのは、自公連立政権から離脱する選択肢がなかったこと、そして、この解釈改憲によって一部容認の道を開くことは、同党が安倍政権下で最も避けたい9条改憲日程をほぼ未来永劫(えいごう)先送りできる、という思惑があったからである。

 ことほどさように、憲法についてはとても敏感な組織である。だからこそ、その整合性について丁寧に議論を積み重ねてきた。それがまた一からの蒸し返しである。九仞(きゆうじん)の功を一簣(いつき)に虧(か)く、とはこのことか。いくら執行部が抑えても、支持母体の創価学会で議論が先祖返りしていく可能性は十分ある。

 さて、答弁組の2人の無理筋にも触れよう。

 中谷氏は、防衛大出身の元陸上自衛官。加藤紘一、今井勇、宮澤喜一氏の秘書から政界入り、軍事力は極力抑制的であるべきだ、とする宏池会を出自にした政治家だ。国防族のボスであった山崎拓氏に加藤氏が預け、山崎氏が国内外あらゆるところに連れ回し、リベラル系の族議員として育て上げてきた。99年、周辺事態法を審議した国会では山崎氏が衆院特別委員長、中谷氏が理事で、山崎、加藤両氏が集団的自衛権の解釈改憲だけは絶対にしてはならない、などと指導してきた、という。

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(全閣僚&安倍政権幹部らの中では一番の正直者だろう。が、苦し紛れにせよ、このトンデモ答弁を見逃すことはできない。) 

 山崎氏とは今でも師弟関係が続く。先日も食事をした際に山崎氏は「今回の法案は絶対に強行採決だけはしてはならない。後顧に憂いを残す」と説得したという。

 岸田氏は宏池会の現会長であるが、同派の実質オーナーである古賀誠氏によると、政治家としてはバランス感覚、謙虚さ、誠実さが魅力だという。それゆえに2年前、古賀氏は派閥後継者として、あえて岸田氏を選んだわけだ。

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(面白味のない能吏タイプか?そんなことはないと思うが、万一外相を辞任したらその時は誉めて上げよう。)

 ただ、新安保法制に反対の今の古賀氏の気持ちは複雑だ。岸田氏が外相という立場で推進役に回っているからだ。古賀氏も山崎氏と同様、この安保国会の最大のヤマ場は衆院での強行採決時、と見ている。さすがにそれは許せぬ、と、岸田氏が外相辞任カードを切ることがあるのかどうか。それで秋の総裁選の景色も一変する。

 かくして、この人脈の無理筋は重要だ。法案の運命のみならず、政局を直撃する可能性もある。

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 ■人物略歴
 ◇倉重篤郎(くらしげ・あつろう)
 1953年7月東京生まれ。78年東京大教育学部卒、毎日新聞入社、水戸、青森支局。政治部、経済部。2004年政治部長、11年論説委員長、13年専門編集委員
(転載終わり)

【番外編】
集団的自衛権行使容認閣議決定に道を開いた「霞ヶ関砦の売国二極悪人」

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(小松一郎前内閣法制局長官-故人)

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(横畠裕介現内閣法制局長官-「72年見解」トンデモロジック。文中では北側副代表となっているが、そもそもの発案者はコヤツらしい。見るからに小役人風ではないか。)

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コメント

北島サブちゃんの昭和38年ヒット曲で失礼します。

党首討論で野党党首の質問に、世襲三代目唯我独尊マザコン裸の王様は、論点のスリ替え、ゴマカシ、答弁拒否のオンパレードで、低脳愚鈍そのままにわめき散らすアリサマだから全く始末に負えんです。
また、横畠祐介とかいう東大法卒とっちゃん坊や(昭和26年生)は、集団的自衛権をフグの肝に例えるという、コイツが本当に法制局長官かという前代未聞の答弁をかますアリサマではアジャパーです。高村、谷垣、山口、北側、オマエらはホントに司法試験に受かってきたのか?とコキ下ろしたくなるくらいの法曹ゴクツブシ外道もいいところです。
野党が質問すると、世襲三代目唯我独尊マザコン裸の王様は質問に答えず(答えられず)、突然野党批判をオッ始め(批判内容:この間の民主党議員の力ずく阻止行動)、逆ギレする始末では駄々っ子・幼稚園児そのものです(こういう例えは幼稚園児が気悪くするか?)。
民主党は役者迫力不足、維新は維新で引退表明した元TV芸人風情に頭越しされる雇われマダム松野では、最後はやはりこの真打政治家の出番でないかという声が上がっている今日この頃です→「どう出る小沢一郎 最後の一手 捨て石覚悟」(日刊ゲンダイ6/19付)

投稿: ギター仁義 | 2015年6月20日 (土) 16時26分

絶望的なくらいヒドイわが国の政治状況で、本当に「劣化極まれり」です。自公馴れ合い政権、対米従属自民党清和会政治、世襲政治などの弊害が安倍政権下ですべて顕在化してきています。こんな腐った政治を元に戻すには、間違った原点まで戻らねばなりません。つまり時の麻生政権下での、09年「西松建設事件」における大久保秘書「無理筋」不当逮捕により、小沢は代表辞任を余儀なくされ首相になれなかったのです。よって、あらためて「小沢内閣」を復旧させる。日本政治はそこからリスタートです。

投稿: 時遊人 | 2015年6月21日 (日) 00時28分

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