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全国が注目する山形市長選

-直前記事でも見たとおり、直近の岩手県知事選では公示2週間前になって自公候補が降りる前代未聞の事態になったように、各地の地方選挙で自民党は連戦連敗である。翻って国政選挙では連戦連勝。国政選と地方選はパラレルでなければおかしいのに、この極端な違いは一体どうしてか。答えは簡単、投票用紙集計マシン「ムサシ」が使えるかどうかによるのである。使える衆院選、参院選、都知事選は自民系が圧勝、使えない地方選は敗北続き。民意がどちらかは明らかだが、不正手段でも国政選挙で勝ちを収めた方が断然優位に立てるわけだ。さておらが出身県の県庁所在地の市長選である。事前には自公推薦の佐藤候補の圧勝予想だったが、岩手県知事選同様ここでも野党協力体制が整い、対立候補の梅津氏が互角以上の勝負に持ち込んでいるという。13日が投票日とあって、いやが上にも戦争法案の是非が争点の選挙として注目され、転載の日刊ゲンダイ一番目の記事では「自公敗北なら安保法案がフッ飛ぶ大激震に」のタイトルだが、残念なことにあざとい自公はそれを見越したか来週中の参院強行採決を早々と決めてしまった。しかしそうであっても、佐藤候補敗北なら自公のダメージは決して少なくない。来夏参院選の自公大敗北の前哨戦となる大事な戦い、梅津候補は小林節慶大名誉教授の教え子だそうで小林氏は投票日まで山形市に張り付き応援を続けるとのこと。山形は従来は自民の磐石の地盤だったが、それを覆し、良識ある県民性を有していることを全国に示してもらいたいものである。-

【追記】
 直前記事の私の前説で、「昨年暮れ総選挙の自民比例票獲得数はわずか20%超、公明合わせても25%くらいなのだ。つまり現自公政権を支持したのは国民有権者の4人に1人だけなのである。」と書きました。しかし実際は、下の画像が正解のようなので、直前当該部分を「昨年暮れ総選挙の自民比例票獲得数はわずか17%、公明合わせても20%くらいなのだ。つまり現自公政権を支持したのは国民有権者の5人に1人だけなのである。」と、訂正させていただきました。
 なお、基礎票がたった17%なのに、各社内閣支持率はずっと50%以上、戦争法案がこれだけ騒がれてからでも30%台キープと言うのは、どう考えてもおかしくないか?ということについては、今回はこれ以上深入りしません。 (大場光太郎・記)

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地元の選挙に遠藤五輪相も必死(左)吉村知事が梅津氏を全面支援(右)/(C)日刊ゲンダイ

山形市長選告示 自公敗北なら安保法案がフッ飛ぶ大激震に(日刊ゲンダイ)http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/292.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 9 月 07 日 15:15:15
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163483
2015年9月7日 日刊ゲンダイ

 仙台市議選、岩手県知事選と安倍政権を追い詰める「みちのく選挙」。天王山ともいえる山形市長選が6日告示された。遠藤五輪相の地元での与野党激突、しかも投票日は13日。どちらが勝つか、自公が14日の週の成立を目指す安保法案の審議に影響を与えるのは間違いない。

 市長選は、民主・共産・生活・社民推薦の元防衛官僚、梅津庸成候補(48)と自公推薦の元経産官僚、佐藤孝弘候補(39)の事実上の一騎打ち。梅津氏の出陣式には、吉村美栄子山形県知事や現職の市川昭男山形市長が駆けつけ、3000人が集まった。現地で取材しているジャーナリストの横田一氏がこう言う。

「3000人という人数は、国政選挙を含め山形市内で行われた出陣式で過去最高だそうです。山形市は『平和都市』を宣言している。梅津さんは『山形から安倍首相の暴走を止める』と安保法案を争点に打ち出し、国連の軍縮会議を誘致する政策を掲げています」

 自公推薦の佐藤候補はとにかく安保法案を避ける戦略。第一声でも安保には一切触れなかった。その一方で、「中央とのパイプ」をアピールしているからメチャクチャだ。

「佐藤陣営には東京から選挙のプロが30人ほど送り込まれているそうです。市内の企業にギリギリと圧力をかけ、締め付けを強めるようです」(横田一氏)

 選挙情勢はほぼ横一線。佐藤氏は4年前の前回も出馬していることもあり、「当初は梅津氏を15ポイントも引き離していた」(地元記者)が、安保法案への反対世論が高まるにつれて梅津氏が猛追、追い上げムードだ。

「思い出すのは昨年の滋賀県知事選です。自公候補の圧勝が予想されていたのに、安倍政権が解釈改憲で集団的自衛権の行使容認を閣議決定した時期と重なり、大接戦となった。焦りまくった自公は、徹底的な組織選挙で企業を締め付けましたが、結局負けてしまった。今度の山形市長選はあの時の“惨敗”の方程式と重なります」(永田町関係者)

 7日は梅津氏の応援のため、恩師である小林節慶大名誉教授も山形入りする。安保法案反対の争点がさらに鮮明化するのは確実だ。

 13日、梅津氏が勝利すれば、安倍政権はマッ青。安保法案がフッ飛ぶ大激震になる。

関連記事
<重要>山形市長選は地方版「安保対決」!9月13日投開票!「安倍政権の命運がかかっている」と自民稲田政調会長
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/257.html


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梅津候補の応援に駆けつけた小林氏(C)日刊ゲンダイ

山形市長選で飛び出した 遠藤五輪担当相の“知事恫喝”疑惑(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/409.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 9 月 09 日 07:15:05
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163600
2015年9月9日 日刊ゲンダイ

 14日の週と見込まれる安保法制の強行採決の直前に投開票される山形市長選(13日)が壮絶な展開になってきた。民主、共産、社民推薦の元防衛官僚、梅津庸成氏(48)は慶大名誉教授、小林節氏の教え子で、小林氏が7日、強力助っ人として山形入りしたのだ。

「私の可愛い愛弟子の梅津庸成君を皆さまのお力で市長にしていただきたい。それだけのために参りました。(拍手)『安保法制は今回の論点ではない』と向こう(自公)は言っていますが、影響があるからこそ、たくさんの人とお金を投入していると東京で聞きました。例によって、『安保法制は国の問題である』『地方自治の選挙では関係ない』と言って、万が一勝ったら、『安保法制が承認された』と言って強行するでしょう。これはいつものやり方ですよね」

 こんなふうに熱烈な応援演説をしたのだが、なんと、選挙期間中、付きっきりで滞在し、支援するというから相手の自公推薦の元経産官僚、佐藤孝弘氏(39)は気が気じゃないだろう。

 そんな中、飛び出したのが山形が地元の遠藤利明五輪担当大臣の“知事恫喝疑惑”だ。地元で取材しているジャーナリストの横田一氏が言う。

「野党4党推薦の梅津候補が7月30日に開いたキックオフ大会直前のことです。遠藤大臣から細谷知行副知事に電話が入った。そこで、『今後、(梅津候補を支援する)吉村美栄子知事を各大臣に会わせないぞ』と言ったというのです。この話は吉村知事の耳に入り、知事は激怒した。もちろん、脅しには屈せず、梅津候補を支援している。かえって陣営は引き締まった感じがします」

 横田氏は今月6日、地元入りした遠藤大臣を直撃した。

――「(吉村)知事に梅津さんを応援したら大臣に会えなくなるぞ」と電話をかけられたと。

「ううん(と否定)」

――7月30日に副知事にかけられませんでした?

「勝手に言っているのだよ」

――電話をしていないのですか。

「(副知事とは)同級生だから。『(知事が梅津候補を応援すると)大変だな、俺もやりにくいな』と言っただけで、後は何も言っていないよ」

 ま、こんなふうにスットボケに終始したのだが、この話はかなり広まっている。窮鼠猫を噛んで、墓穴を掘っているのが安倍政権に見える。

(以上、転載終わり)

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コメント

どう考えても、日本の選挙制度はしらけてしまう構造的欠陥がある。
選挙を仕切っているムサシが怪しいと言われて久しい!?
その上の強権、暴走。彼で戦後堅持してきた憲法を,
解釈改憲とか言って勝手に憲法違反をしている。
戦争法案、国民の8割が反対しても聞く耳待たない自公政権。
次の選挙で落とすしきゃない! 
そうなってから泣いても間に合わない。
国民は心底怒っていることを思い知るだろう!

投稿: 石川 忠 | 2015年9月14日 (月) 10時40分

 コメントありがとうございます。

 山形市長選、大変残念な結果になりました。直近記事で引用しましたが、山形市民の方の阿修羅掲示板当該記事へのコメントによりますと、従来の記名投票方式から「○」のはんこを押すだけの新方式に変えられたようです。その人は「恐ろしい」と言っておいででしたが、いよいよ地方選においても「ムサシ不正方式」を採用か?と考えるとその実感はまさに正鵠を得たものです。来夏の参院選、敵方は「何でもあり」の凄まじい戦いになる事が予想されます。もっと多くの国民が「ムサシ不正方式」の実態を知ってほしい、と願うばかりです。

投稿: 時遊人 | 2015年9月14日 (月) 19時48分

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