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【平和国家日本が死んだ日】参院本会議可決により戦争法案成立

-「なんであのとき戦争法案を止めなかったんだろう(止めていればこんなことにはならなかったのに)」と、2015年9月19日未明を振り返って、全国民が後悔する時が来ないことを願うばかりである。-

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(ある人は戦争法案成立時点から日本はテロの標的にされると言っていた。この絵のような悲劇的な事態が近未来起こり得ると今から想定しておいた方がいいのだろうか。「死神」安倍晋三の登場を許した2012年の「12・16」巨大不正総選挙は日米合同委員会指令によるものであり、その時自民・公明に投票した人たちを責めても詮無いところがある。むしろ「なんであのとき戦争法案を止めなかったんだろう」と、2015年9月19日未明を振り返って、全国民が後悔する日が来ないことを願うばかりである。)

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 参院本会議で安保関連法案の採決に臨む各党の議員=19日午前2時2分、越田省吾撮影 (朝日新聞)

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参院本会議で安保関連法が可決成立し、拍手する与党議員(手前)と抗議する野党議員(奥)ら=19日午前2時18分、西畑志朗撮影 (朝日新聞)


安全保障関連法が成立 参院本会議、自公など賛成多数http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150919000394.html
2015年9月19日02時28分 朝日新聞デジタル

 安全保障関連法が19日未明、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決され、成立した。民主党など野党5党は18日、安倍内閣不信任決議案の提出などで採決に抵抗したが、自民、公明両党は否決して押し切った。自衛隊の海外での武力行使に道を開く法案の内容が憲法違反と指摘される中、この日も全国で法案反対のデモが行われた。

 同法採決のための参院本会議は19日午前0時すぎに開かれ、同2時に採決が始まった。

 同法を審議してきた17日の参院特別委員会で採決が混乱し、野党側は無効だと指摘したが、鴻池祥肇(よしただ)委員長は本会議の冒頭、「採決の結果、原案通り可決すべきものと決定した」と報告した。その後、各党が同法に賛成、反対の立場から討論。民主の福山哲郎氏は「昨日の暴力的な強行採決は無効だ。法案が違憲かどうかは明白で、集団的自衛権の行使は戦争に参加することだ」と主張。一方、自民の石井準一氏は「限定的な集団的自衛権の行使を可能にすることで日米同盟がより強固になり、戦争を未然に防ぎ、我が国の安全を確実なものにする」と反論した。各党の討論後、採決が行われ自民、公明両党などが賛成し、可決、成立した。

 安保関連法の採決を阻もうと、野党は抵抗を続けた。民主は17日夜から18日午後にかけ、参院に中谷元・防衛相の問責決議案などを相次いで提出した。決議案はいずれも与党などの反対多数で否決された。また、民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの5党は18日、内閣不信任決議案を衆院に共同提案したが、否決された。

 安保関連法は、改正武力攻撃事態法、改正周辺事態法(重要影響事態法に名称変更)など10本を一括した「平和安全法制整備法」と、自衛隊をいつでも海外に派遣できる恒久法「国際平和支援法」の2本立て。「日本の平和と安全」に関するものと「世界の平和と安全」に関係するものにわかれる。

 「日本の平和と安全」については、改正武力攻撃事態法に集団的自衛権の行使要件として「存立危機事態」を新設した。日本が直接、武力攻撃を受けていなくても、日本と密接な関係にある他国が武力攻撃されて日本の存立が脅かされる明白な危険がある事態で、他に適当な手段がない場合に限り、自衛隊が武力行使できるようにする。

 また、朝鮮半島有事を念頭に自衛隊が米軍を後方支援するための「周辺事態法」は「重要影響事態法」に変わる。「日本周辺」という事実上の地理的制限をなくし、世界中に自衛隊を派遣できるようにした。後方支援の対象は、米軍以外の外国軍にも広げる。

 「世界の平和と安全」では国際平和支援法で、国際社会の平和と安全などの目的を掲げて戦争している他国軍を、いつでも自衛隊が後方支援できるようにする。この際、国会の事前承認が例外なく義務づけられる。これまでは自衛隊派遣のたびに国会で特別措置法を作ってきた。

 国連平和維持活動(PKO)協力法も改正。PKOで実施できる業務を「駆けつけ警護」などへ拡大。自らの防衛のためだけに認められている武器使用の基準も緩める。

 安保関連法は、安倍内閣が5月15日に国会に提出。衆院特別委で約116時間の審議を経て、7月16日に衆院を通過。参院特別委では約100時間審議された。 (引用終わり)

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【私のコメント】

 やはり戦争法案成立の最大の山場は、17日の参院特別委でのドサクサ“凶行”採決にあったようです。あれがすべてです。この日も国会外に詰め掛けた数万人の市民たちの反対の後押しもあり、それまではどっちに転ぶか予断を許さない状況だったのが、それ以降一気に成立の方向に流れが行ってしまいました。

 鴻池委員長の不信任動議が否決され、安倍総理がお得意の「敵前逃亡」退場し、一時議長代行を務めた佐藤理事と入れ替わりに着席した鴻池委員長を、自民党、公明党議員が取り囲み、野党議員たちが近づいても大丈夫なようにがっちりガードしました。

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 そして鴻池委員長が何を言っているのかまるで聞き取れないほどの怒号の中、「特別委賛成多数、よって安保法案は採決された」という形にしてしまったわけです。

 自公で事前に周到に練っていた策なのでしょうが、野党の一瞬の隙を衝いた奇策です。政権慣れしていない初心(うぶ)な野党議員たちに対し、長年政権与党であり続け議会対策において「悪ノウハウ」を圧倒的に蓄積している自民党が何枚も上手だったということです。

 しかし戦後最大の悪法にふさわしい、これまで類を見ないような穢いやり口の特別委“凶行”採決でした。これは後々まで議会史の汚点として残る事でしょう。

 議長席に戻った鴻池委員長を取り巻いて、議場大騒然の状態で「採決」とされる状況時の速記は以下のとおりです。

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 どうでしょうか。

 速記には、「委員長着席」「委員長・・・・・・」「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」「委員長退席」 午後四時三十六分

とあるだけです。

 「賛成多数」「よって採決」などどこにも記してありません。特別委がもっとも騒然とし、きちんとした速記も記せないでいる状態なのに、なぜ「法案採決」なのでしょうか。こんなのあり得ないでしょう。

 この特別委凶行採決が突破口となり、冒頭引用朝日記事どおり、本19日午前2時過ぎの参院本会議法案成立に至ったわけですが、今後「本当に採決が行われたのか」と、野党もマスコミも大いに問題にすべきです。

 とはいっても、事前からの官邸指示によるものか、NHKは待ち構えたように「特別委採決」のテロップを流し産経は号外を出し、他のマスコミもそれに追随ですから、マスコミの追及はまったく期待薄、野党側も直後一部議員が問題視したくらいで早々と採決の事実を認めてしまい、あっという間に既成事実化されてしまいましたから、既に後の祭りですが。

 その延長線上の戦争法案成立です。安倍総理以下答弁が二転三転した矛盾だらけのメチャクチャ法案なのに、憲法の精神を踏みにじり、9条を骨抜きにし、立憲主義を無視し、しかも議会のルールさえ無視しての成立です。

 議会制民主主義を蔑ろにするクーデター的、犯罪的行為をしながら、無傷の安倍“爬虫類人”一派は今頃高笑いでしょう。恐ろしいほどの人非人どもです。図に乗って今後さらに何をやってくるか知れたものではありません。

 成立した戦争法案の無効化、対米従属を根本から見直し真の自主独立を勝ち取る事・・・、私たち日本国民が目指すべき大目標です。

 しかしその前に、安倍晋三&安倍一派をこれ以上のさばらせておいてはいけません。彼らを政治の表舞台から退場させる事を最優先にすべきです。「国民の手に政治を取り戻す」のです。気落ちなどしちゃいられません。新たな戦いが今ここから始まります。

【付録】

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(悪名高いブッシュ元大統領、いつぞやテキサス州ダラス近辺の路上で逮捕されていたらしい。罪名は車中コカイン所持。大枚の金を払って6時間後に保釈。安倍にもこういう日が早く来ることを切に望むものである。ただし保釈無しの終身刑-罪名;国家反逆罪-ということで!)

 (大場光太郎・記)

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