習近平と安倍の外交力の違いを見せつけられた旅
-期せずしてわが国の安倍総理と中国の習近平国家主席が同時期外交の旅に出た。安倍再登場以降年々険悪化する両国だから、同時期の外交も何かと比較されるわけだが結果どうだったかは、以下に転載する外交専門家・天木直人氏の文をお読みいただくとして。ここでは観点を変えて最近開きつつある両国の差を如実に示す一例を示してみたい。比較的最近のニュースだが、インドネシア政府はジャワ島高速鉄道計画で日本案を蹴って中国案の採用を決定した。また米西部カリフォルニア州高速鉄道計画でも日本は中国に敗れた。宗主国での競争であり、しかも日本は4年間もの根回しをしてきたにも関わらずである。わが国新幹線は既に半世紀余の運行実績がありその上その間無事故の実績も持つ。おそらく技術レベルはダントツの世界一だろう。兵頭正俊氏は「これから中国と競合するあらゆる輸出において日本が勝つのは困難になると思われる」と予測している。没落日本を象徴するような話で悲しくなってしまうが、それにしてもなぜ日本は中国に勝てなくなってしまったのだろうか?政官財すべてにおける劣化がまず挙げられるが、なかんずく国家を代表する「首脳力の差」が大きいと見るべきなのではないだろうか?一番目の記事で天木氏は「日本は首相を変えて外交の立て直しを図らなければならない。」と結論付けているが、まさにそのとおりだ。戦争法だけではない。TPP売国秘密交渉、原発再稼動、辺野古基地建設問題そして税金ばら撒き外交・・・。安倍売国政策はすべてにおいて国益を損なっているのだ。一日も早く辞めてもらうのがこの国にとって「最大多数の最大幸福」というものである。 (大場光太郎・記)-
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(キャサリン妃が真っ赤なチャイナドレスで迎えてくれたと、中国ネットで大盛り上がりらしい。この画像には映っていないがすぐ右側にはエリザベス女王がいる。)
習近平と安倍の外交力の違いを見せつけられた旅 天木直人(新党憲法9条)
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/413.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 24 日 16:30:05
http://new-party-9.net/archives/2820
2015年10月24日 天木直人のブログ 新党憲法9条
政敵を倒し、権力を集中した習近平主席と安倍首相は、いまや、やろうとすることは何でも出来るという点では似ている。
しかしやろうとしている事の違いはあまりにも大きい。
その違いは何か。
国威発揚という公の仕事に専念する姿と、東京五輪まで首相を続けたいという私的欲望にとらわれた姿の違いだ。
その違いが、いま行われている二人の外交に見事にあらわれている。
国会の審議よりも優先させて外遊した安倍首相がしている事は何か。
報道されることはといえば、弱小国を走り回って援助をばら撒くトップセールスばかりだ。
そんなことは、せいぜい経済閣僚がやればいいことだ。
その一方で、習近平主席は訪英し、米英の分断作戦に成功しつつある。
欧州主要国との首脳外交も抜かりがない。訪英の記事と並んでドイツのメルケル首相が月末に訪中し、フランスのオランド大統領も11月に訪中すると報じられている。
ロシアのプーチン大統領や韓国の朴クネ大統領との関係は言うまでもない。
おまけに北朝鮮の金正恩もすり寄って来た。
その中国は、米国の軍事的恫喝にも微動だにせず、南シナ海の人口島づくりに邁進している。
安倍首相は、そんな習近平主席と首脳会談をしたがっている。
いまや習近平主席との首脳会談を行う事が安倍首相の最大の外交成果となっている。
そんな安倍首相に習近平主席はどう応じているか。
日中関係は重要だからいくらでも会うが、その前に間違った歴史認識をあらためろ、と繰り返している。
どう考えても安倍首相は習近平主席には勝てない。
これは好き嫌いの話ではない。
良い悪意の話ではない。
客観的事実だ。
日本は首相を変えて外交の立て直しを図らなければならない。
まだ何とかなる。
そのことを見せつけられた二人の旅ということだ(了)
(99%国民から容赦なく搾取し、外国に行っていい顔するためにそのカネをばら撒いて来るATM外遊売国奴。言っておくけど、テメエがばら撒いているカネは国民の税金だからな。逮捕の暁にはきっちり落とし前つけてもらうから覚悟しておけよ!)
報道したくても出来ないほど空疎な今回の安倍外遊ー(天木直人氏)
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/448.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 25 日 11:30:05
http://www.twitlonger.com/show/n_1snnhla
25th Oct 2015 市村 悦延 · @hellotomhanks
安倍外遊はいつも空疎であるが、今回の外遊ほど空疎なものはない。
問題山積の中で、臨時国会をさしおいて、よくも一週間もこんな外遊をしていられるものだ。
その事を安倍外遊を報じるメディアが教えてくれている。
今度の外遊ほどメディアの露出度が少ない外遊はない。
提灯記事すら見当たらない。
書こうと思っても書くことが無いのだ。
たまりかねてきょう10月25日の読売が書いた。
タジキスタンの大統領が日本の安保理常任理事国入りを支持してくれたと。
タジキスタンの大統領が支持してくれたからといって、
日本の安保理常任理事国入りに役立つとでもいうのか。
それよりも何よりも、そもそも読売新聞は
日本が安保理常任理事国になれると本当に思っているのだろうか。
きょう10月25日の産経新聞が書いた。
タジキスタン大統領と国際テロ対策で連携する事で合意したと。
タジキスタンに国際テロ対策の何が出来ると言うのか。
そう思ったら、中央アジアのテロ対策のためにタジキスタンを日本が支援するという。
ますますイスラム国に狙われることになる。
こんな事しか記事に出来ないほど、安倍首相の今回の外遊は空疎であるということである。
(以上、転載終わり)
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