官邸に60年安保の悪夢 <安倍退陣で終わらない><戦争法廃止が目標>(本澤二郎氏)
-そうなのだ。3月29日は、昨年秋凶行採決・成立された戦争法が施行された日なのである。罪状が十も何十も列記できそうな犯罪的安倍政権にあって、平和憲法を蔑ろにした罪において、戦争法成立・施行は第一番に挙げなければならない国家反逆罪級の大重罪である。あらゆる面で悪逆非道な安倍自公“亡国”政権はなるべく早く終わりにしなければならない。つまりは一日も早い政権交代が望まれるのだ。今ようやく出直し民進党など野党共闘の急展開により、その可能性が見え始めた。いつの日か野党共闘側が政権交代を果たした暁には、現安倍自公政権の徹底的総括から始めねばならない。この政権がそもそも巨大不正選挙によってスタートしたことを忘れてはならない。その間法案として成立した特定秘密保護法や戦争法やゴマカシ政策に厳しいメスを入れ、なかんずく戦争法は即時白紙撤回すべきだ。国民の民意は同法成立の今でも「ノー」が過半数を超える。だから戦争法廃棄は国民の意思でもあり、宗主国アメリカの言いなりから脱却する貴重な第一歩ともなるであろう。ところで同日は「3・29国会包囲デモ」と銘打って、若者グループ・シールズを中心として国会周辺に4万人弱が集結したという。頼もしい限りである。第3次世界大戦を起こしたい悪魔勢力の蠢動により世界各地で紛争やベルギー“やらせ”テロのような事が頻発している。戦争法施行により自衛隊は米国のお呼びがかかるのを待っている状態である。私たち心ある市民も戦争法を決して風化させてはならない。(大場光太郎・記)-
官邸に60年安保の悪夢<本澤二郎の「日本の風景」(2310) <安倍退陣で終わらない> <戦争法廃止が目標>
http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/661.html
投稿者 笑坊 日時 2016 年 3 月 30 日 19:15:37
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52134338.html
2016年03月30日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍退陣で終わらない>
戦争法施行日となった3・29国会包囲デモは、実に4万人近い民衆デモとなった。戦争法強行時点と変わりない、民衆の怒りのデモだ。戦争か平和か、の戦いは、夏の衆参同日選挙へと突き進んでいる。官邸に60年安保の悪夢がよぎる!安倍退陣は時間の問題だろう。そこで終わらない。その先に政権交代による戦争法廃止が待ち構えている。日本国憲法の再生・復権を意味する。ワシントンも震えている?
<戦争法廃止が目標>
岸信介内閣が強行した60年安保は、ワシントンの戦争屋と自民党右翼・戦前回帰派が連携したものだったが、学生・労働者・市民の強硬な抵抗にもかかわらず、強行されてしまったが、引き換えに内閣は退陣した。
3・29民衆デモは、その勢いを上回っている。今夏7月の選挙結果によって、健全野党が足並みを崩さない限り、間違いなく野党が勝利、内閣を退陣に追い込むだろう。
したがって官邸・自公与党の選挙策略は、野党分断に特化している。それに読売・産経メディアを駆使するが、民衆の平和への戦いは官邸広報紙を上回るだろう。3・29デモが改めて証明してみせた。
官邸の勝利戦略は消費税10%の凍結である。このことを、頭の固い岡田はわかっていない。誰か彼の頭脳を冷やしたらいい。政権交代を実現して、10%凍結どころか、5%引き下げが野党公約でなければおかしい。減税による消費市場の活性化である。同時に、行財政改革を断行するのが最善の策だろう。
政権交代による戦争法廃止が、なすべき最初の仕事である。
岡田よ!大局を見たかじ取りが必要だ。大局とは民衆・99%の側に寄り添うことである。古巣の官界や誤った民主党内閣ではない。対自公戦略は、内部事情に明るい小沢の知恵を借りなければならない。自公の不正腐敗は志位の出番だろう。市民グループとの接点は吉田がいい。全員野球でなければ、勝てる勝負も負けてしまう。
戦略会議は常時、臨機応変に健全野党トップで開いて、それぞれの知恵を出し合って、まっすぐに走ればいい。平和への戦いであることを忘れてはならない。憲法違反の戦争法廃止が唯一の目標である。民衆の悲願はこの1点にある。
<99%民衆の決起>
60年安保の時との違いは、これが組織されたものではないということだ。市民・学生・労働者が自由に参加したものである。
一過性のものではない。子供を持つ親たちは深刻そのものであろう。自衛隊関係者もただ事ではない。最悪のケースは朝鮮・韓半島での戦争である。いつ起きても不思議ではない。
北朝鮮軍と韓米軍双方が挑発する事態が、目の前で起きているのだから。それは尖閣や南シナ海でも想定される。日本の防衛担当責任者が日々、注目を集める異常事態は、戦後初めてのことだろう。
それゆえに民衆が怒りの反撃を、既に1年前から行っている。60年安保を上回る勢いである。
<非暴力抵抗運動>
70年戦争法阻止の国会デモは、まことに整然としたものである。非暴力抵抗運動である。ガンジー主義だ。このことが日本の民主化を裏付けている。政府の独裁に対して、民衆は堂々と非暴力抵抗運動で応戦している。これはすばらしいことである。
日本政府は、憲法の枠内での政治を強要(立憲主義)されている。その枠を乗り越えての戦争法の強行だった。これに対して、国民は抵抗権を行使できる権利を手にした。
これを阻止する権限は政府にない。警察は、よくよくこのことを肝に命じなければならない。国民の抵抗権を抑える行為は、新政権の下で天罰を受けることになるだろう。
<健全野党統一の原動力>
戦後初めての健全野党の大同団結は、戦争法反対の市民の怒りのデモが実現したものである。日本共産党が清水の舞台を飛び降りてくれた。社民・生活が必死で民主党を説得した。
民衆の怒りに民主党も決断、それが現在の民進党によって野党統一の政権の「受け皿」が完成したものだ。その原動力は民衆の力なのだ。そうして戦後初めての野党による大同団結が実現した。快挙だ。
<岡田・志位・吉田・小沢の結束>
岡田・志位・吉田・小沢の協力が、新政権を必ず約束するだろう。神社本庁も創価学会も怖くはない。強くもない。民衆に対抗できる組織・団体などこの世に存在しない。4人は民衆の付託を受けている。
特に岡田の責任は重い。謙虚と寛容さが求められる。4人が仲良く笑って協力すれば、道は開けるだろう。
2016年3月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
(注 この画像は昨年8月30日の「830国会前12万人デモ」のワンシーン。)
(以下は同記事阿修羅投稿のコメントから)
7. 2016年3月31日 20:51:19 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[2131]
2016年3月31日(木)
戦争法廃止法案 自公が審議拒否
言語道断 穀田氏が批判
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-31/2016033102_02_1.jpg
(写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=30日、国会内
日本共産党の穀田恵二国対委員長は30日、国会内で記者会見し、自民・公明の両幹事長が、2月19日に5野党が共同提出した戦争法廃止法案を審議しない方針を示したことについて、「国民の声を無視するもので、けしからんことだ。戦争法を強行した与党の問答無用の姿勢が表れている」と述べました。
穀田氏は、昨年9月に戦争法を強行した際、安倍晋三首相が「これからも丁寧に説明する」と述べていたにもかかわらず、その後もまともな説明責任を果たしておらず、廃止法案審議からも逃げていることを厳しく批判しました。
また、直近の世論調査(3月26日、27日『共同通信』実施)でも、戦争法を「評価する」39%に対して「評価しない」は49・9%にのぼっていること、戦争法施行日の29日には3万7000人が同法廃止を求めて国会を包囲したことをあげ、「『施行反対』『廃止法案を審議しろ』というのが国民の声だ」と強調しました。
穀田氏は、戦争法の施行によって、海外に派兵された自衛隊員が「殺し殺される」現実的な危険が生まれることも国会審議のなかで明らかになっていると指摘。廃止法案の与党の審議拒否について、「これほどひどい話はない。言語道断だ」と重ねて批判しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-31/2016033102_02_1.html
(以上転載終わり)
関連記事
『0329国会前 「安保法制絶対反対!」「みんなの暮らしに税金使え」「誰も殺すな」「安倍はやめろ」 3万6000人が参加!』
http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/621.html
『安保法制、安倍は議論をつくせ こそこそ逃げ出す正論、浅ましいのでは?(世相を斬る あいば達也)』
http://www.asyura2.com/16/senkyo203/msg/673.html
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