晩秋に聴きたい3曲
あした、つまり今月7日はもう暦上での立冬である。がしかし、立春、立夏、立秋、立冬など旧暦の二十四節気には、現実的季節感とは大いにずれているところがある。
「今年は秋がなくて夏から冬になったような感じなんですって」と、ある人が言っていたが、ダブル台風に襲われ急に寒さが増し加わった昨今の様子からあるいはそうとも言えるのかもしれない。が、木々の鮮かな紅葉などにふと出会ったりすると、思わず胸衝かれ『あゝ、秋深し、だな』と思わないでもない。
落 葉
ヴェルレーヌ
秋の日の
ヴオロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し。
鐘のおとに
胸ふたぎ
色変へて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。
げにわれは
うらぶれて
ここかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。
(上田敏訳詩集『海潮音』より)
秋は「人をして詩人にする」といわれる。
ということで。今回は、晩秋の感深い昨今に相応しい曲を三曲ピックアップし、その動画を以下に掲げてみたい。
その前にこれらの曲の動画提供者は、
(以上、掲載終わり)
【追記】
今後また機会があれば、stef2012bgさん提供動画を紹介したいと思います。
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