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【その時歴史が動いた】南北首脳会談 朝鮮戦争終戦を年内宣言へ 南北平和統一に向けたロードマップがはっきり描かれた 

-27日、互いの国境を接する板門店で歴史的な会談が行われた。南の文在寅大統領と北の金正恩北朝鮮労働党委員長が会談、その結果共同宣言の中には「朝鮮半島の完全な非核化を共通目標として取り組んでいく」「両国首脳が年内に(朝鮮戦争の)終戦宣言を出す」との方針も表明された。去年までの「北の脅威」がまるで嘘のような驚きの大展開である。共同発表の中で文大統領は「朝鮮半島のこれ以上の戦争はもうない」「両国はもう二度と後戻りすることはない」と高らかに世界に向けて宣言した。またこの日初めて全世界向けアピールの場に立った金委員長は「北と南に別れていた我々は長い間この日を心待ちにしていた」「北と南はやはり別れて暮らすことは出来ない血縁である」と述べた。本当に歴史的な一日だった。世界一の“ならず者国家”アメリカ主導の第2次世界大戦以降の近現代史にあって、これほど喜ばしい変化はめったあることではない。強いてあげれば、米ソ両大国冷戦構造のために意図的に分断されていた東西ドイツのベルリンの壁崩壊(1989年11月9日)以来だろうか。東アジアの分断国家が、統一ドイツから30年近く経って、今統一コリアへの道を確実に歩み始めたのだ。特に朝鮮民族は3年間続いた朝鮮戦争(1950年6月25日 - 1953年7月27日)により200万人以上の同胞が死に、38度線で南北に分断、両国は以来準戦闘状態でいがみ合ってきたのだ。本転載文中で天木直人氏は「日本は北朝鮮問題については一億総安倍首相になって邪魔ばかりしてきた」と述べている。が、天木氏や私、それにこれをお読みの方々はそんなことはないわけでそれは少し言い過ぎかと思うが、「南北首脳と朝鮮半島の民族以外の誰もが入り込む余地のない歴史的な一日だった」この会談を、特に海を挟んだ隣国である我々日本国民は安倍晋三一派のように腹に一物も持つことなしに素直に喜ばなければならないと思う。ともあれ、天木氏のみならず世界中が感動した一日だった。優れた指導者がいるとどんな超難解な課題でも解決に向けて動き出すということである。もう今年のノーベル平和賞は金正恩と文在寅の二人で決まり。もしトランプも欲しければ、来るべき米朝会談をこの日以上の実りあるものにすることである。 (大場光太郎・記)-

あらゆる解説が邪魔になる「朝鮮半島で歴史が動いた日」  天木直人
http://www.asyura2.com/18/senkyo243/msg/681.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 4 月 27 日 21:50:05
http://kenpo9.com/archives/3639
2018-04-27 天木直人のブログ

 予想通り、朝鮮半島の不可逆的な平和実現の一日となった。

 南北首脳と朝鮮半島の民族以外の誰もが入り込む余地のない歴史的な一日だった。

 その光景を見ながら、無意識のうちに泣けて来た。

 不思議だ。

 私には南北統一に対する特別の入れ込みはない。

 利害損得は何もない。

 関係者に知り合いもいなければ、北朝鮮や韓国に対する好きとか嫌いとかの特別の感情もない。

 しかし、なぜか涙が出たのだ。

 おそらくとてつもない感動を無意識のうちにしていたのだ。

 何に対する感動なのか。

 歴史が動いた瞬間を目撃した感動なのだ。

 ついこの間まで、あれほど敵対していた南北朝鮮が、首脳の決断でここまで和解できる事に感動したのだ。

 戦争を起こすのも人間なら戦争を二度と起こさないと決意するのも人間なのだ。

 そして、この二人の見事な外交に、外交官だった私の血が無意識のうちに騒いだのだ。

 これこそが憲法9条の神髄であり、憲法9条を掲げる外交である。

 明日からのメディアは、非核化の道筋は見えてこないとか、宣言を現実のものにする努力こそ問われるなどと、したり顔をした専門家や外交評論家の解説であふれるだろう。

 しかし、関係のない我々が何を言っても、むなしく、みっともないだけだ。

 ましてや日本は北朝鮮問題については一億総安倍首相になって邪魔ばかりしてきた。

 余計な事を言わずに黙って、素直に、感動を共有するだけでいいのだ。

 そして、日本は気づくべきだ。

 先を越されてしまったが、まだ遅くはない。

 いまこそ日本は憲法9条を持っている事に感謝し、それを誇りにして、世界の平和実現の為に、両首脳の偉業の後に続くべきだ。

 その事を大きな声で主張する政治家や有識者が出て来なくてはいけない。

 出て来なければ私が言う。

 そして行動を起こす。

 新党憲法9条を、この国のどうしようもない政治の中に実現しなければいけないのである(了)



南北首脳宣言、朝鮮半島「非核化」目標で合意 年内に終戦へ取り組み
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/04/post-10068.php
2018年4月27日(金)19時30分 ロイター

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共同宣言文に署名した金正恩(左)朝鮮労働党委員長と文在寅(右)韓国大統領 REUTERS TV

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、「朝鮮半島の完全な非核化」を共通目標として取り組んでいくことを確認する共同宣言に署名した。

南北首脳会談が行われるのは10年以上ぶり。

両首脳は、朝鮮戦争の終結と朝鮮半島の「恒久的」かつ「確かな」平和の確立に向けた合意に向け、年内に米国や中国とともに取り組む意向を表明した。

共同宣言には、陸海空での敵対的行為を完全に終結することに加え、非武装地帯を「平和地帯」に転換することや、段階的な軍事力削減を目指すことも盛り込んだ。「両首脳は8000万人の民と全世界を前に、朝鮮半島にこれ以上の戦争はなく、平和の新時代の開始を宣言する」とうたった。

宣言によると、文大統領は年内に平壌を訪問することで合意した。

南北は連絡事務所の開設、南北国境付近での宣伝放送やビラ投下の停止、離散家族の再会を認めることなどでも合意した。



“南北会談”始まる 金正恩委員長「未来見据えて」(18/04/27)



【南北首脳会談】北朝鮮の金正恩氏と韓国の文在寅氏とが共同発表



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核のない朝鮮半島ということは、米軍も朝鮮半島から核を撤去するということ。

「完全な非核化通じ核のない朝鮮半島を」 南北首脳が共同宣言https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180427/k10011420641000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

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