【風雲・検察庁法改正案】検察OBも法案反対へ決起 黒川検事長は辞任せざるを得ないだろう ここまで問題を大きくし国民の怒りに火をつけた安倍晋三の責任が厳しく問われる
-今週一週間はこの問題一色という感じだった。安倍政権がコロナ緊急事態宣言中“火事場泥棒”みたいに出してきた検察庁法改正案が、自粛を余儀なくされている国民の怒りに火をつけたのだ。その端的な表れがツイッターの「#検察庁法改正に抗議します 」ハッシュタグだった。同タグに芸能人や文化人も多数参加し、燎原の火のように広がり、あっという間に500万そして13日には1000万ツイートを突破した。1000万といえばテレビの視聴率でいえば約10%の御の字ライン、通常ならとても到達できるはずのないネットツイッターでそれをいとも簡単に達成してしまったのだ。500万くらいで、テレビもその事実をしぶしぶ報道したようだが、今は「ネット世論時代」であることを強く印象付けた“事件”だった。その余勢をかって今度は「#安倍晋三に抗議します 」「#検察に安倍首相に対する捜査を求めます 」ハッシュタグが立てられ、 それらも数十万ツイに達している。まさに「ツイッターデモ」「ネット一揆」の趣きである。それに触発されたか、ついに検察大物OBたちも動いた。松尾邦弘元検事総長ら検察OB十数人が15日、同法案に反対する意見書を法務省に提出したのだ。またロッキード事件捜査検事として有名な堀田力氏は、朝日新聞インタビューの中で「黒川君は辞任せよ」と迫っているという。こういう動きの一つひとつが安倍政権にかなりのプレッシャーになっているようだ。当初から15日に同法案の強行採決を目論んでいたが、今週中の衆院通過を断念した。強行採決を阻止したのは菅官房長官、二階幹事長、森山国体委員長らの“自民党良識派”(?)だという。裏には安倍→岸田禅譲潰しの意図があるという。安倍政権内部対立まざまざで実に面白い展開である。安倍晋三が熱望する黒川弘務検事総長の芽はこれで完全になくなったのではないか。いくら黒川が鉄面皮でも検察OBに睨まれては検事総長退任後のお先真っ暗なわけだし。さらに同法案提出は、河井克行、案里“選挙買収”夫婦捜査に急ブレーキをかけたい安倍の意向もあったようだが、広島地検は意に介さず、東京地検特捜部からの応援を得ながら同夫婦逮捕に向けて粛々と詰めの捜査を進めている。そんなこんなで安倍晋三、「僕ちゃん、もう辞めたい」と、十何年か前と同じ弱音を漏らしているという。あゝ愉快、愉快。 (大場光太郎・記)-
検察OBも法案反対へ決起 黒川検事長は辞任迫られどうする(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/526.html
投稿者 赤かぶ 日時 2020 年 5 月 15 日 21:40:05
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/273204
2020/05/15 日刊ゲンダイ
さすがに看過できないのだろう。検察官の定年延長を可能にする「検察庁法改正案」に対して、検察OBが反対ののろしをあげはじめた。松尾邦弘元検事総長ら検察OB十数人が、15日、法案に反対する意見書を法務省に提出する。検事総長経験者が表立って動くのは異例のことだ。
さらに、東京地検特捜部検事としてロッキード事件を捜査した堀田力弁護士は、朝日新聞のインタビューに「黒川君は辞職せよ」と、こう語っている。
<検察幹部を政府の裁量で定年延長させる真の狙いは、与党の政治家の不正を追及させないため以外に考えられません><私の経験から言えば、政治家がその権力を背景に捜査に圧力をかけてくることはよくあります><だからこそ、今回の幹部の定年延長の規定は削除すべきです>――と法案に強く反対し、<定年延長を受け入れた黒川君の責任は大きいし、それを認めた稲田伸夫・現総長も責任がある。2人とは親しいですが、それでも言わざるを得ない。自ら辞職すべきです>と、辞任を迫っているのだ。
「検察庁法改正案」の最大の問題は、時の権力者が、気に入った検事の定年を恣意的に延長できるようになることだ。必然的に、検察官は権力者の顔色をうかがうようになる。しかも、コトの発端は「官邸の守護神」と呼ばれる黒川弘務東京高検検事長(63)を検事総長に就けるために、安倍政権がルールを破ってまで黒川検事長の定年延長を閣議決定したこと。
検察OBが法案に反対し、黒川検事長に辞任勧告をしているのもそのためだ。
しかし、どんな批判を受けようが安倍首相は「守護神」を検察トップに就けるつもりだ。OBから辞任を迫られた黒川検事長はどうするのか。
黒川検事長と同期だった若狭勝元東京地検特捜部副部長はこう言う。
「黒川氏は検事総長にはならず、辞任すると思う。もし、この状況で検事総長になったら、汚点になり、逆に辞任したら検事としてスジを通したことになる。もともと出世欲もなく、性格的にも愛すべき男。権力に近いとみられているのは、官房長など政治家と接点の多いポジションに長く就いていたからです。黒川氏にとって一番いいのは、定年延長の末日にそのまま辞めることでしょう」
安倍首相の周辺からは、“黒川辞任”で批判が沈静化し、それで「検察庁法改正案」が成立するなら、それでOKとの声もあがっているという。黒川氏辞任だけでなく、天下の悪法も葬らないとダメだ。
「検察庁法改正案」に対して、検察OB十数人が反対ののろしをあげ始めました。黒川検事長と同期だった若狭勝元東京地検特捜部副部長は、「この状況で検事総長になったら、汚点になり、逆に辞任したら検事としてスジを通したことになる」といいます。 https://t.co/0VBA8vAbWm #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) May 15, 2020
【「法案反対」ついに検察OBも決起】どうする〝守護神〟黒川検事長に辞任要求 安倍周辺からは、〝黒川辞任〟で批判が沈静化し、それで「検察庁法改正案」が成立するなら、それでOKとの声もあがっているという。黒川辞任だけでなく、天下の悪法も葬らないとダメだ(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/G6Aq3LQ8Bu
— KK (@Trapelus) May 15, 2020
(以上転載終わり)
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