【マジやばいぞ】中国・三峡ダム 上流の四川省豪雨でダム決壊寸前? 決壊だと武漢市、上海市等下流域で6億人死亡 日本も漁業や難民問題で影響必至
-三峡ダムが今大変なことになっているという。同ダムは、中国は長江中流域の湖北省に設けられた世界最大級のダムである。それが今、上流域の四川省を襲った大豪雨により決壊の恐れが出てきているというのだ。三峡ダムについては、当ブログでも『洞庭湖と鄱陽湖』記事(2011年6月)で取り上げたことがある。その頃から、がけ崩れやダム本体の歪曲化や下流にある両名湖の水位の減少などさまざまな問題点が指摘されていた。同ダムは琵琶湖ほどの大きさの貯水量を誇るが、万一これが決壊でもすると大変だ。長江下流域には武漢市や南京市や上海市など中国でも有数の大都市がいくつもある。大鉄砲水がそれらの都市を襲えば目も当てられない大惨事となる。6億人の死者が出るという算定まであるのだ。欧米メディアも三峡ダム決壊の危険性について報じ始めているという。日本海を挟んだわが国だって深刻な影響が出かねないのにわが国メディアはこれについて一切報道していない。四川省豪雨が収まり、また同ダムの緩やかな放流により水位が安定化してくれることを祈るばかりである。以下は余談。私は、『水滸伝』原典翻訳版、北方謙三版『水滸伝』三部作、田中芳樹版『新・水滸後伝』をすべて読み終わり、今は岩波文庫版『完訳三国志』(小川環樹、金田純一郎訳)を読んでいる。同書完訳版、高校時代から読みたいと思いながら今まで読む機会がなかったのである。まだ二巻の途中で、魏の曹操がいよいよ実権を掌握し出し、徐州を拠点としていた劉備玄徳を攻め、劉備軍を蹴散らし関羽、張飛とばらばらになる下りまで来た。その後劉備ら三人の義兄弟は再会を果たし荊州の劉表を頼ることになる。その地で新野城の守備を任され、その折り隆中に隠棲していた若き諸葛孔明を三顧の礼で迎え、劉備はやっと「天下取り」の端緒につくことになる。一方の曹操は、北方の実力者・袁紹を官渡の戦いで撃破、余勢をかって荊州と呉を一挙に攻め落とすべく数十万の大軍で南征してくる。軍師孔明指揮のもと少数の劉備軍は善戦するも敗退、数万の領民とともに敗走、ほうほうの体で長江に面した「夏口(かこう)」にたどり着き、諸葛孔明献言により呉と同盟し魏の大軍と雌雄を決しようとする。夏口、江夏と言われた地域は、何を隠そう今の「武漢市」なのである。武漢市はコロナ大被害都市、中国一の5G設置都市、スーパーシティ都市であるが、そういう由来をたどってみると感慨深いものがある。 (大場光太郎・記)-
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洞庭湖と鄱陽湖
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-deab.html
【本日のツイート】
海外のメディアは報道し始めたという事ですが。
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